シャンパーニュ関連の最新情報、注目トピックスを更新中。

エノテカが「アンドレ・ロベール」の販売開始

ワイン専門輸入商社のエノテカは、シャンパン「アンドレ・ロベール(ANDRE ROBERT)」の商品を、2007年11月から国内正規代理店として販売開始した。発泡性白ブドウ酒タイプの5種類で、希望小売価格は5880円から1万500円。
 ロベール家は、フランス・シャンパーニュ地方のル・メニル・シュール・オジェ村を本拠地としており、自家畑のブドウのみで醸造からびん詰め、熟成までを手がける「レコルタン・マニュピュラン」(RM)として代々続いている。地方独特のシャープなミネラル感やフレッシュさが特徴で、優しく、きめ細やかな味わいが楽しめるという。
 発売するシャンパンと価格は、「ポーリーヌ・ブリュット」が5880円。さわやかな果実味が特徴の「キュヴェ・ド・レゼルヴ・ブリュット・グラン・クリュ・ブラン・ド・ブラン」が6825円。
 シャープな味わいと豊かなミネラル感が楽しめる「キュヴェ・ド・レゼルヴ・エクストラ・ブリュット・グラン・クリュ・ブラン・ド・ブラン」は7875円。「2000 ル・メニル・ミレジム・ブリュット・グラン・クリュ・ブラン・ド・ブラン」が8400円。
 最高級の「2003 キュヴェ・セデュクション・ブリュット・ミレジム・プルミエ・クリュ」が1万500円。容量はいずれも750ml。

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ローラン・ペリエがサントリーと業務提携

シャンパン生産大手の仏ローラン ペリエは4日、同社のシャンパン販売においてサントリーと業務提携することを発表した。
サントリーを通じて輸入されるのは、「ローラン・ペリエ・ブリュットL.P.(Brut L.P.)」「ローラン・ペリエ・グラン・シエクル(Laurent-Perrier Grand Siecle)」を含む7商品で、4月2日から国内での販売が開始された。

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ペルノ・リカールが世界最高額のシャンパン販売

飲料メーカー、ペルノ・リカール(Pernod Ricard)はこのほど、シャンパンの高級銘柄「Perrier-Jouet」から世界一高額なシャンパンを販売する。同社のPatrick Ricard社長が7日、株主らに明らかにした。
 このシャンパンの予定小売価格は1本1000ユーロ(約15万円)。Ricard社長によると、毎年数千本程度を米国、中国、ロシアなどの市場向けて販売する。なお、現在流通しているPerrier-Jouetは300ユーロから400ユーロ(4.5万円から6万円)で販売されている。
 ペルノ・リカールは2005年、英国の複合企業Allied Domecqを買収してシャンパン市場に参入したが、同社の市場シェアはわずか3.3%に過ぎない。一方、高級趣向品メーカーのモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(Moet Hennessy Louis Vuitton、LVMH)グループは17.4%のシェアを握っている。

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クリュッグの20年ぶりの新作はブラン・ド・ノワール

シャンパーニュの熱狂的ファンを抱える「クリュッグ」がブラン・ド・ノワールの新たな単一畑キュヴェ「クロ・ダンボネ」の発売を計画している。
今まで、クリュッグの中で最も高価なシャンパーニュといえばシャルドネ100%のブラン・ド・ブラン「クロ・デュ・メニル」だった。やはり単一畑キュヴェ、ベネディクティン修道院が1750年まで所有していた由緒ある畑の名で、面積は1.85ヘクタール。クリュッグ社が1971年に買い取り、古樹を植え替え、ようやくリリースしたヴィンテージは1979年。
5代目当主のアンリとレミ兄弟が、これに続くピノ・ノワールの真髄を発揮できるのようなブドウ畑を十数年探し続けていた。1994年、モンターニュ・ド・ランス地区のグランクリュであるアンボネ村にあるぶどう畑「クロ・ダンボネ」を購入し、1995年から収穫を始めていた。村はずれの南側斜面に位置する壁で囲まれた0.685ヘクタール、それはクロ・デュ・メニルの畑面積と比べわずか1/3というごく小さい畑、そこから250ケース程度少量生産される。
10月初旬にオーナーの親しい友人のみ集められてお披露目会が行われた。1995年が最初のヴィンテージとなり、12年間の熟成を経て、来年春には市場に出ると見られる。
米国での価格は3000ドル以上と見込まれているが、日本での発売時期や価格は未定。

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ポメリーとメルシャン、ソムリエコンテスト開催

メルシャン社とポメリー社が、1993年より8 回にわたり開催してきた、日本の若手ソムリエの育成を目的とした「ポメリー ソムリエ スカラシップ」、2002年より、世界に通用するソムリエ、日本におけるシャンパンのスペシャリストの育成を目的とした、「キュヴェ・ルイーズ・ポメリーソムリエコンテスト」として生まれ変わり、従来以上に本格的で質の高いソムリエコンテストを目指して毎年開催されています。
第6回となる2007年度は、10月25日に東京・大阪の各会場で第一次選考会が行われ、筆記試験及びテイスティング試験の結果、応募者77名の中から上位15名が選出されました。15名による二次選考会は、11月21日、品川プリンスホテルにて午前中に開催され、テイスティング試験及び実技試験の結果、上位5名が最終選考会出場者として選出されました。最終選考会は、同11月21日の午後に公開形式で行われ、200名以上の観客が見守る中、厳しい審査が行われました。
応募資格は、ソムリエでキャリア5年以上(開催年の前年末時点)、かつ現在ソムリエまたは飲料施設においてサービスに従事している方で、将来にわたり、その職務を遂行する意思を有する方です。

シャンパーニュがUNESCOの世界遺産に立候補

シャンパーニュ地方ワイン生産同業委員会(C.I.V.C.)はこのほど、「シャンパーニュ地方の風景」を、UNESCOの世界遺産に登録するために立候補することを表明した。ワイン生産地では、サン・テミリオンがすでに世界遺産に登録されている。立候補の書類は今年中の提出を目処に、作成作業が進んでいるが、白亜質の石灰岩に掘られた地下カーヴなど、その多様性を強調する。
http://www.vitisphere.com/breve.php?id_breve=52990

中身はスパークリング、偽シャンパン摘発

フランスの警察は金曜日、安価なスパークリング・ワイン数万本を高級シャンパンと偽って販売した容疑で、現在21名を取り調べていることを明らかにし、一人が禁固刑となったことを発表した。
犯行手口は安いワインを買い付け、そのラベルを貼り替えて仕入れ価格の5~10倍で販売するというもの。これまで一年間に渡って捜査が行われていた。
詐欺の被害者は数百名とされており、犯行グループは戸別訪問販売などで売りさばいていたという。
via : Excite エキサイト