シャンパンが、脳疾患から脳を守る!?

英国のリーディング大学とイタリアのカリアーリ大学がマウスを使用して共同研究したところ、シャンパンに含まれる多量のポリフェノールが脳内の毒性物質を抑制する働きがあるとの事。これにより、パーキンソン病やアルツハイマー病といった脳疾患を抑えてくれるのではと期待されている。ブラン・ド・ブラン、ブラン・ド・ノワールとの比較実験では、ブラン・ド・ノワールの方がより抑制効果が高かった。これは「赤ワインに含まれる成分によるもの」と研究者は語っている。

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世界スパークリングワインコンクール開催

世界のスパークリングワインの品評会である世界スパークリングワインコンクールがフォーラム・ウノロジー協会の主催で、11月15,16日にディジョンで開催された。2003年に開始され、今年で5回目。世界24ヶ国から送られたサンプル408点を、フランス内外からの60名の審査員が審査し、金賞34点、銀賞102点計136点がメダルを受賞した。
フランス国内からの出品は全体の50%程度で、このうちシャンパーニュとシャンパーニュ以外のスパークリングがちょうど半々程度となった。海外からはスペイン、イタリア、ブラジル、オーストラリアなど。またデンマーク、ベルギー、スロヴァキアの3カ国が初めて参加した。フランス国内では、アルザスとロワールからの参加が増えた。
まさにスパークリングワインの多様性が感じられるコンクールとなったが、特に今年はロゼが目立ち、多くのメダルを獲得した。また、アルコール度の低いスパークリングも注目を集めた。

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JAL、国際線ファーストクラスでサロンを提供予定

日本航空(JAL)は12月から国際線ファーストクラスで、仏の高級シャンパン「サロン」を提供する。生産本数が少なく「幻のシャンパン」と呼ばれるサロンを提供することで、ファーストクラスを利用する上級顧客へのサービスを強化し、他社との差別化を図る考えだ。
 JALが提供するのは、1997年に収穫したブドウのみを使った仏シャンパンメーカー、サロン社製のヴィンテージ・シャンパン。東京-ロンドン、パリ、ニューヨークの3路線で、12月から2008年7月、同年12月から09年7月までの合わせて16カ月間限定で提供する。
 この97年ものは08年4月に市販される予定で、市価は約3万~4万円の見通し。発売前の来年3月までは、JALファーストクラス限定の“レアもの”となる。
 サロンは、質の良いブドウが収穫できた年に限って、1種類のヴィンテージ・シャンパンを生産する。原料や生産工程へのこだわりから、製造本数は5万~6万本にとどまり、97年ものも6万5000本程度しか市場に供給されないという。
JALは、11月に欧米路線のファーストクラスで、映画「007」シリーズのジェームズ・ボンドが愛飲するシャンパン「ボランジェ」の提供を始めるなど、利用客向けのアルコール類を充実させている。03年には、ワインジャーナリストの有坂芙美子氏をアドバイザーに迎え、一般には知られていない上質のワインを選定。今年からは、山梨県勝沼産の甲州ワインもそろえ、ソムリエ資格をもつ1600人の客室乗務員が、機内で「こだわりの一品」を紹介している。
 これらの取り組みは、上級顧客の取り込みを通じ収益力のアップを狙うプレミアム戦略の一環。これに沿って、7月に成田空港のラウンジをリニューアルしたほか、老舗京料理店とのコラボレーションによる機内食を、成田発の欧米路線に加え中国路線や関西空港発、中部国際空港発の路線にも拡大し、機内サービスの充実を図っている。東後直子・商品・サービス企画部キャビンスーパーバイザーは「これからもJALに乗りたくなるようなサービスを提供していきたい」と話す。

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ルイ・ロデレールが英国でブドウ畑を視察中

高級シャンパーニュ“クリスタル”で知られるメゾン、ルイ ロデレール。カリフォルニアへ進出し、新たなスパークリングワインを手がけたのは他のメゾンと同様だが、今は英国南西部のケント、サセックス両州でブドウ畑の視察を行っている。ついに、英国でのスパークリングワイン造りを視野に入れたのだ。
地球温暖化の影響で、ワイン産地の世界地図が塗り替えられる、という説がある。気温が上昇すると、現在の有力生産地よりも、英国南部、ドイツ北部、北欧などが高級ワイン産地になる可能性もあるという。

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エノテカが「アンドレ・ロベール」の販売開始

ワイン専門輸入商社のエノテカは、シャンパン「アンドレ・ロベール(ANDRE ROBERT)」の商品を、2007年11月から国内正規代理店として販売開始した。発泡性白ブドウ酒タイプの5種類で、希望小売価格は5880円から1万500円。
 ロベール家は、フランス・シャンパーニュ地方のル・メニル・シュール・オジェ村を本拠地としており、自家畑のブドウのみで醸造からびん詰め、熟成までを手がける「レコルタン・マニュピュラン」(RM)として代々続いている。地方独特のシャープなミネラル感やフレッシュさが特徴で、優しく、きめ細やかな味わいが楽しめるという。
 発売するシャンパンと価格は、「ポーリーヌ・ブリュット」が5880円。さわやかな果実味が特徴の「キュヴェ・ド・レゼルヴ・ブリュット・グラン・クリュ・ブラン・ド・ブラン」が6825円。
 シャープな味わいと豊かなミネラル感が楽しめる「キュヴェ・ド・レゼルヴ・エクストラ・ブリュット・グラン・クリュ・ブラン・ド・ブラン」は7875円。「2000 ル・メニル・ミレジム・ブリュット・グラン・クリュ・ブラン・ド・ブラン」が8400円。
 最高級の「2003 キュヴェ・セデュクション・ブリュット・ミレジム・プルミエ・クリュ」が1万500円。容量はいずれも750ml。

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ローラン・ペリエがサントリーと業務提携

シャンパン生産大手の仏ローラン ペリエは4日、同社のシャンパン販売においてサントリーと業務提携することを発表した。
サントリーを通じて輸入されるのは、「ローラン・ペリエ・ブリュットL.P.(Brut L.P.)」「ローラン・ペリエ・グラン・シエクル(Laurent-Perrier Grand Siecle)」を含む7商品で、4月2日から国内での販売が開始された。

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ペルノ・リカールが世界最高額のシャンパン販売

飲料メーカー、ペルノ・リカール(Pernod Ricard)はこのほど、シャンパンの高級銘柄「Perrier-Jouet」から世界一高額なシャンパンを販売する。同社のPatrick Ricard社長が7日、株主らに明らかにした。
 このシャンパンの予定小売価格は1本1000ユーロ(約15万円)。Ricard社長によると、毎年数千本程度を米国、中国、ロシアなどの市場向けて販売する。なお、現在流通しているPerrier-Jouetは300ユーロから400ユーロ(4.5万円から6万円)で販売されている。
 ペルノ・リカールは2005年、英国の複合企業Allied Domecqを買収してシャンパン市場に参入したが、同社の市場シェアはわずか3.3%に過ぎない。一方、高級趣向品メーカーのモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(Moet Hennessy Louis Vuitton、LVMH)グループは17.4%のシェアを握っている。

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