シャンパーニュメゾン テルモンがブリス・ブザンをセラーマスターに任命

シャンパーニュメゾン テルモン セラーマスターにブリス・ブザンが就任「母なる自然の名のもとに」プロジェクトを推進

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Telmont / テルモン

Telmont

テルモン

[テルモン]は[ジ・ド・テルモン]が名称を変更してできたメゾン。[ジ・ド・テルモン]は[RM] [レコルタン・マニピュラン]の創始的時代の一躍を担う造り手として活動していた。...詳細は「Telmont / テルモン」をご覧ください。

ニュース内容

レミーコアントロージャパン株式会社(東京都港区/ゼネラルマネージャー ザビエ・タロ)が取り扱うシャンパーニュのメゾン テルモンは、ブリス・ブザンをセラーマスター兼ブドウ調達責任者に任命したことを発表します。彼はこれまでベルトラン・ロピタルの補佐を務めており、後任となります。この人事は、継続性への取り組み、徹底したノウハウの継承、独自の醸造スタイルへの忠誠、そして環境への取り組みに対する長期的な献身を反映しています。尚、ベルトラン・ロピタルは引き続きメゾンの株主として在籍いたします。 シャンパーニュ地方出身のブリス・ブザンは、国家醸造学ディプロマを取得後、2015年にカリフォルニアの銘醸地ナパヴァレーでキャリアをスタートさせました。ワイン醸造の核心を学び、地中海性の乾燥した気候の土地で気候変動の初期段階で現れた影響を目の当たりにしたブリスは、有機栽培、適切な水管理、持続可能なブドウ栽培といったワイン生産者たちの先駆的な取り組みを興味深く観察しました。カナダでの滞在中にはアイスワインの特性も学び、さらに専門知識を深めるためナパヴァレーに戻り、最終的にフランスへ帰国しました。ミネルヴォワで、そして2018年からはシャンパーニュ地方で、醸造技師、そして醸造責任者として次々に活躍の場を広げていきました。 2024年、メゾン・テルモンのワイン造りの素晴らしさとテロワール保護への取り組みに惹かれたブリスは、テルモンに副醸造責任者として入社。シャンパーニュ地方における有機農法の支持者であるベルトラン・ロピタルの指導のもと、メゾンで実践される緻密な醸造技術の秘訣を学び、柔軟で大胆、そしてブレンドの可能性を無限に追求するワイン造りの哲学を身に付けていきました。 現在、新たなセラーマスターはテルモンのワインのアイデンティティである「バランスが取れ、骨格があり、繊細で優雅なスタイル」を完全に理解し、受け入れています。前任者と同じ大胆さをもって、ブリスはメゾンの評判を築いてきた伝統に忠実に「自身の」ワインを造り上げることを目指します。特に力を注いでいるのは、テロワールとの直接的な結びつきと、輝き、活力、そして明るい個性といった醸造学的品質の両面から、除草剤、殺虫剤、防カビ剤、化学肥料を一切使用しない有機栽培の恩恵をさらに明らかにしていくことです。ブリス・ブザンは、自らを緻密で意志の強い醸造家と表現します。彼は新世代の醸造家の象徴であり、伝統に深く根ざしつつも、より持続可能で環境に配慮したワイン造りの実践を推進するという強い意志を持って取り組んでいます。

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ニュースソース

サステナブルなアプローチでシャンパーニュの新時代を切り拓くテルモン セラーマスターにブリス・ブザンが就任「母なる自然の名のもとに」プロジェクトを推進:時事ドットコム
[www.jiji.com : 2025-11-21]