シャンパンの輸入量が10年で3倍に

忘年会にクリスマス、お正月と宴会やパーティーがめじろ押しの年末年始。この時期弾けるのがシャンパンに代表されるスパークリングワインの需要。11~1月で年間の5割以上を売り上げるが、今年は過去最高だった昨年をさらに上回ることが確実だ。価格は1本(750ミリリットル)1000円台から数万円と幅広いが、製法や生産地などの基礎知識を知れば、予算や好みに応じたスパークリングワインを選ぶ楽しみも増える。

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「ドン・ペリニヨン・ロゼ・ケース」1700万円!

ザ・リッツ・カールトン大阪(大阪市北区)に11日、高級シャンパン「ドン ペリニヨン」の極めて珍しいロゼのビンテージシャンパンを専用ケースに詰め合わせた1700万円(税抜き)の「ドン ペリニヨン ロゼ ケース」がお目見えし、予約販売を開始した。

ケースは仏高級ブランド、シャネルのデザイナーなどを務めたドイツ人クリエーター、カール・ラガーフェルドさんが、特別にデザイン。ケースの中に収められているシャンパンは、世界に数本しかない1966年が1本、入手困難な86年が2本、仏シャンパーニュ地方で歴史的当たり年といわれる96年が3本の計6本。
19日まで5階のエレベーターホールに展示され、注文は来年1月末まで受け付ける。

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ワイン専門誌「ヴィノテーク」でシャンパン特集

ヴィノテーク No.337 「シャンパーニュ・ロゼのいろいろ研究」
今月のヴィノテークは、12月恒例のシャンパン特集「シャンパーニュ・ロゼのいろいろ研究」。
ロゼ・シャンパンに着目、ルイ ロデレール、アンリオ、ドラモット、ボワゼル、ペリエ ジュエ、ブルーノ パイアールなど他24メゾン解説。また、すぐ飲むのがいいの? 熟成させるべきなのか?も、メゾンによって分かれているので面白い。
詳細は、ヴィノテーク No.337 「シャンパーニュ・ロゼのいろいろ研究」で。

ワイン専門誌「Winart」 でシャンパン特集

ワイナート No.42 「シャンパーニュがシャンパーニュになるまで」
今月のワイナート/Winartは、第2特集でシャンパーニュの現地取材「シャンパーニュがシャンパーニュになるまで」。
アルフレッド グラシアン、ボーモン デ クレイエール、ランソン、ポール ロジェ、ポメリーの5つのメゾンを取り上げている他、インタビュー記事で、アンドレ クルエ、ヴーヴ クリコ ポンサルダン、アンリオが、ワインガイドではRMのシャンパン104本と、クリスマス前12月発売でシャンパンに視点を合わせてきている。
詳細は、ワイナート No.42 「シャンパーニュがシャンパーニュになるまで」で。

JAL、国際線ファーストクラスでサロンを提供予定

日本航空(JAL)は12月から国際線ファーストクラスで、仏の高級シャンパン「サロン」を提供する。生産本数が少なく「幻のシャンパン」と呼ばれるサロンを提供することで、ファーストクラスを利用する上級顧客へのサービスを強化し、他社との差別化を図る考えだ。
 JALが提供するのは、1997年に収穫したブドウのみを使った仏シャンパンメーカー、サロン社製のヴィンテージ・シャンパン。東京-ロンドン、パリ、ニューヨークの3路線で、12月から2008年7月、同年12月から09年7月までの合わせて16カ月間限定で提供する。
 この97年ものは08年4月に市販される予定で、市価は約3万~4万円の見通し。発売前の来年3月までは、JALファーストクラス限定の“レアもの”となる。
 サロンは、質の良いブドウが収穫できた年に限って、1種類のヴィンテージ・シャンパンを生産する。原料や生産工程へのこだわりから、製造本数は5万~6万本にとどまり、97年ものも6万5000本程度しか市場に供給されないという。
JALは、11月に欧米路線のファーストクラスで、映画「007」シリーズのジェームズ・ボンドが愛飲するシャンパン「ボランジェ」の提供を始めるなど、利用客向けのアルコール類を充実させている。03年には、ワインジャーナリストの有坂芙美子氏をアドバイザーに迎え、一般には知られていない上質のワインを選定。今年からは、山梨県勝沼産の甲州ワインもそろえ、ソムリエ資格をもつ1600人の客室乗務員が、機内で「こだわりの一品」を紹介している。
 これらの取り組みは、上級顧客の取り込みを通じ収益力のアップを狙うプレミアム戦略の一環。これに沿って、7月に成田空港のラウンジをリニューアルしたほか、老舗京料理店とのコラボレーションによる機内食を、成田発の欧米路線に加え中国路線や関西空港発、中部国際空港発の路線にも拡大し、機内サービスの充実を図っている。東後直子・商品・サービス企画部キャビンスーパーバイザーは「これからもJALに乗りたくなるようなサービスを提供していきたい」と話す。

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エノテカが「アンドレ・ロベール」の販売開始

ワイン専門輸入商社のエノテカは、シャンパン「アンドレ・ロベール(ANDRE ROBERT)」の商品を、2007年11月から国内正規代理店として販売開始した。発泡性白ブドウ酒タイプの5種類で、希望小売価格は5880円から1万500円。
 ロベール家は、フランス・シャンパーニュ地方のル・メニル・シュール・オジェ村を本拠地としており、自家畑のブドウのみで醸造からびん詰め、熟成までを手がける「レコルタン・マニュピュラン」(RM)として代々続いている。地方独特のシャープなミネラル感やフレッシュさが特徴で、優しく、きめ細やかな味わいが楽しめるという。
 発売するシャンパンと価格は、「ポーリーヌ・ブリュット」が5880円。さわやかな果実味が特徴の「キュヴェ・ド・レゼルヴ・ブリュット・グラン・クリュ・ブラン・ド・ブラン」が6825円。
 シャープな味わいと豊かなミネラル感が楽しめる「キュヴェ・ド・レゼルヴ・エクストラ・ブリュット・グラン・クリュ・ブラン・ド・ブラン」は7875円。「2000 ル・メニル・ミレジム・ブリュット・グラン・クリュ・ブラン・ド・ブラン」が8400円。
 最高級の「2003 キュヴェ・セデュクション・ブリュット・ミレジム・プルミエ・クリュ」が1万500円。容量はいずれも750ml。

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