Fleury-la-Rivière / フルーリー=ラ=リヴィエール

フルーリー=ラ=リヴィエールは、かつて熱帯の海だった化石豊富な地層を畑の下に抱える村。ピノ・ムニエ主体の果実味に、塩を感じるようなミネラル感が重なる一杯は、晩酌に一本開けたくなる気軽さと奥行きを併せ持っています。

基本情報

地域圏(Région)Grand Est
県(Département)Marne
区(Arrondissement)Épernay
郵便番号 : 51480
面積 : 7.98 km2
隣接するクリュ(Coomune)
Nanteuil-la-Forêt, Belval-sous-Châtillon, Chaumuzy, Cormoyeux, Romery, Damery,

「Fleury-la-Rivière」のぶどう畑

テロワールVallée de la Marne
- Vallée de la Marne Rive Droite
格付け85% Autre Cru [?]
栽培面積225.4 ha
- Chardonnay34.4 ha (15.3%)
- Pinot Noir34 ha (15.1%)
- Pinot Meunier156.9 ha (69.6%)
- その他0.1 ha (0%)

特徴

畑の約7割を占めるピノ・ムニエの存在感がそのまま味わいに表れ、まず広がるのは丸みのある果実の甘やかさ。けれど飲み進めるうちに、化石質の土壌由来とされる塩気を帯びたミネラル感がすっと酸の輪郭を引き締めてくる。A & J Demièreの「Lysandre」のような単一品種主体のヴィンテージや、ソレラ方式で熟成を重ねた一本など、造り手ごとの個性も出やすいスタイルだ。果実味と塩味のコントラストが楽しめるぶん、貝や白身魚を使った家庭料理との相性を試したくなる、普段の食卓向きの一本といえる。

テロワール

フルーリー=ラ=リヴィエールは、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ・リヴ・ドロワの中でもマルヌ川本流から少し奥まり、小川が刻んだ側谷に畑が広がる村だ。地下には最大10種にも及ぶ地質層が積み重なり、貝殻や海洋生物の化石を多く含むルテシアン砂岩や、柔らかく多孔質で根への水分供給を穏やかに保つタフォーなど、複雑な構成が特徴。畑の多くは緩やかな南東向き斜面で、標高は182m前後と村としては比較的穏やかな地形に位置する。こうした化石質の土壌は自然排水性に優れる一方、根に適度な水分ストレスを与えてアロマを凝縮させ、果実の丸みの奥に鮮明な塩味とミネラル感を宿すワインを育んでいる。

詳細

フルーリー=ラ=リヴィエールはヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区のうち、マルヌ川右岸エリア(リヴ・ドロワ)に属する村で、エペルネランスのほぼ中間に位置する。マルヌ川本流からは少し奥まり、小川ル・ブリュネが形成した側谷の中に集落と畑が広がっている。北にショミュジー、北北東にナンテュイユ=ラ=フォレ、北東にコルモワイユ、東南東にロムリー、南にダムリー、北西にベルヴァル=ス=シャティオンと隣接し、モンターニュ・ド・ランス地域自然公園の圏内にも含まれる。コミューン全体の面積は798haで、2023年時点の人口は523人。

地下に広がる地層は、かつて熱帯の海が存在した痕跡を色濃く残しており、最大10種類もの異なる地質層が積み重なっている点がこの村を特徴づける。貝殻や海洋生物の化石を多く含む約4500万年前の海洋堆積物であるルテシアン砂岩、緑色を帯びたスパルナシアン・マールと粘土、柔らかく多孔質で熱の調節と根への水分保持に優れたタフォー、さらに海洋堆積物を含むキュイシアン砂岩などが層をなす。この複雑な地質構成が、優れた自然排水性、根への適度な水分ストレスによるアロマの凝縮、そして鮮明なミネラル感と塩味という、フルーリー=ラ=リヴィエールならではの個性を生み出している。畑は緩やかな傾斜地が多く、大部分が南東向き、標高は182m前後である。

主要生産者

村を代表する造り手のひとりがA & J Demière(RM)だ。ヴィニュロン・アンデパンダンの会員であり、年によってピノ・ノワール100%やシャルドネ100%となるヴィンテージ「Lysandre」、ピノ・ムニエ100%をソレラ方式で仕込む「Soléra 23」を擁するなど、単一区画・単一品種にこだわった個性的なラインナップで知られる。もう一軒、ルグラン・ラトゥール(RC)は「La Cave aux Coquillages(貝殻の洞窟)」と呼ばれる地下蔵を保有し、シャンパーニュ産の化石をチョーク質土壌の中に展示するユニークな取り組みを行っている。フルーリー=ラ=リヴィエールの地質的個性を訪問者に体感させる場として、テロワールの物語性を語るうえで欠かせない存在だ。

大手メゾンではモエ・エ・シャンドンが村内に畑を所有しているほか、1954年創設の協同組合「Coopérative Vinicole de Fleury-la-Rivière」も村の生産を支える存在だ。126メンバー、117.5haを擁し、ニコラ・フィアット系列のCVC-NF傘下82組合のひとつとして、19世紀の村の商人・慈善家François-Principe Arnoultにちなむ自社ブランド「F.P.アルヌー」を展開している。

歴史

1954年、地元のグロワーたちが協同組合を設立して以来、フルーリー=ラ=リヴィエールはエペルネとランスの間に位置する産地として継続的にシャンパーニュを生産してきた。1997年時点の畑面積は204haだったが、その後225ha超へと拡大している。組合員数は140を数え、村の規模に対して活発な生産者コミュニティが形成されている点も、この村の現在の姿を物語っている。

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「Fleury-la-Rivière」を拠点とするシャンパン銘柄

RMPatrice Marc
パトリス・マルク
RMDemiere
ドゥミエール
RMLegrand Latour
ルグラン・ラトゥール
RMChantal Lallement
シャンタル・ラルマン
RMPhilippe Rouyer
フィリップ・ルイヤー
NMNaya de Riviere
ナヤ・ド・リヴィエール
RME. Marc
E.マーク
RMFrancois Heucq
フランソワ・ユック
NMDuval Pretrot
デュバル・ペルトロ
NMHenri David Heucq
アンリ・ダヴィット・ユック
RMDidier Marc
ディディエ・マーク
RCGhislain Payer & Fille
ジスラン・ペイエ・エ・フィーユ
CMF. P. Arnoult
F.P.アルヌー
RMChristophe Pommelet
クリストフ・ポメレ
RCClaude Berat
クロード・ベラ
RMComte de Montperthuis
コム・ド・モンペルタス
RMDaniel Lallement
ダニエル・ラルマン
RMDemiere Tarnus
ドゥミエール・タルニュス
RMEmmanuel Charpentier
エマニュエル・シャルパンティエ
RCFernand Demiere
フェルナン・ドゥミエール
RMGaston Delaunois
ガストン・ドゥローノワ
RMGerard Demiere
ジェラール・ドゥミエール
RCGilbert Foinon
ジルベール・フォアノン
RMGout Demiere
グー・ドゥミエール
RCHenri Vauthier
アンリ・ヴォーティエ
RMJ. P. Bouche
J.P.ブゥシェ
RCJean Marie Rouyer
ジャン・マリー・ルイヤー
RCJean Max Vauthier
ジャン・マックス・ヴォーティエ
RCJean Pol Monnard
ジャン・ポール・モンナール
RCLeboucq Payer
ルブック・ペイエ
RMMaumy Chapier
モーミー・シャピア
RMMichel Bouche
ミシェル・ブゥシェ
RMMichel Payer
ミシェル・ペイエ
RCMichel Pommelet
ミシェル・ポメレ
RMMichel Sibeaux
ミシェル・シブー
RCRemy Payer
レミー・ペイエ
RCRidon Bary
リドン・バリ
RCRigot Bonin
リゴ・ボニン
RMThomas Hatte & Fils
トマ・ハット・エ・フィス
RCVauthier Yannick
ヴォーティエ・ヤニック
Mi & Fa
ミ・エ・ファ
M.G. Heucq
M.G.・ユック
Sophie Bouche
ソフィー・ブゥシェ
Vincent Delaunois
ヴァンサン・ドゥローノワ
RMMarc
マルク
RMJean Marc Bouche
ジャン・マルク・ブゥシェ
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参考情報