目次
Legrand-Latour
ルグラン・ラトゥール
基本情報
| 地区 | Vallée de la Marne / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ - Vallée de la Marne Rive Droite / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ・リヴ・ドロワ |
| 村 | 51480 Fleury-la-Rivière / フルーリー=ラ=リヴィエール |
| 所在地 | 39 Rue du Bourg de Vesle, 51480 Fleury-la-Rivière (Google Maps) |
| 公式サイト | https://www.geologie-oenologie.fr/ |
| info@geologie-oenologie.fr | |
| SNS | @champagne.legrand.latour |
| Tel | +33 (0)3 26 58 36 43 |
| 設立 | 2007 |
| 製造業者種別 | RM |
| インポーター | 株式会社ラシーヌ |
| 生産者表記 | SARL LEGRAND-LATOUR EARL LEGRAND-LATOUR |
商品更新情報
2026-09-24 18:28:09 エオセーヌの商品情報を更新しました。
2026-09-24 17:52:02 イプレジアンの商品情報を更新しました。
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
フルーリー=ラ=リヴィエールは、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ・リヴ・ドロワに位置するオートル・クリュの村だ。ルグラン・ラトゥールはこの地を中心に、ヴァンディエール、ヴェルヌイユ、ウイィへと広がる合計4haの自社畑を持ち、シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエの3品種を育てている。当主ティボー・ルグランは2012年に除草剤の使用をやめ、2016年にビオディナミへの完全転換を決断し、2019年にはエコセール・デメテールの認証を取得した。
栽培のベースにあるのは「地上の生命は地下の生命を映す鏡である」という哲学だ。トラクターを使わない土壌管理を徹底し、畑の随所に植樹してエコシステムを強化するほか、植物と動物が共生できる環境づくりを進め、機械の使用も最小限にとどめている。剪定枝はあえて切り落とさず、伸びた枝を編み込んで樹冠の上に這わせる独自の手法を採用しており、株を傷つけないための工夫だという。畝間には在来の草や、窒素を固定する低木クローバーをあえて生やし、土壌そのものの力を引き出している。
このメゾンを特徴づけているのが「ジオ・エノロジー(géo-œnologie)」という考え方だ。キュヴェは地質層ごとにアッサンブラージュされ、ブドウ樹が汲み取った土壌の個性がそのまま名前に反映される。ヴェルヌイユ村の粘土質壌土や砂質土壌に由来する「エオセーヌ(Éocène)」、ヴァンディエール村とヴェルヌイユ村にまたがる泥灰岩・粘土・砂岩土壌からなる「イプレジアン(Yprésien)」、化石貝殻を豊富に含む石灰質の砂の堆積層に由来しヴァンディエール村で産する「リュテシアン(Lutétien)」など、地質時代の名を冠したキュヴェが揃う。
| 自社畑面積 | 4ha |
|---|---|
| 栽培認証 | エコセール・デメテール(2019年取得) |
| 熟成期間 | 瓶詰め後30〜40か月 |
| 貯蔵洞窟の深さ | 約300m |
醸造方針
醸造は樽内で野生酵母による自然な発酵に委ね、添加物は基本的に使用しない方針を貫く。硫黄も必要最小限にとどめ、醪の移動にはポンプを使わずすべて重力によって行うことで、ブドウへの負荷を極力減らしている。
二次発酵の誘発方法にも独自のこだわりがある。従来は冷凍したブドウ果汁を添加する手法が中心だったが、2020年ヴィンテージ以降は凍結させていないフレッシュな果汁のみを用いる手法へと切り替え、糖添加によって生じていたアルコール度数の上昇(従来は約1.5%相当)を回避している。瓶詰め後はコルク栓のまま、化石の眠る家族所有の洞窟で30〜40か月をかけてゆっくりと熟成させ、ルミアージュとデゴルジュマンもすべて手作業(ア・ラ・ヴォレ)で行っている。
化石の洞窟「La Cave aux Coquillages」
父パトリス・ルグランは、畑で貝の化石を数多く発見したことをきっかけに、2004年から趣味として発掘を始めた。情熱は次第に高じ、数マイルにわたり深さ約300mに達する洞窟を手掘りで作り上げ、現在は化石博物館「La Cave aux Coquillages」として公開している。2017年には、ティボーの求めに応じてダムリー産のタフォー(多孔質石灰岩)にシャンパーニュ貯蔵用のカーヴを新たに掘り足し、化石とシャンパーニュが同じ地下で共存する空間が誕生した。
新たな挑戦
ルグラン・ラトゥールでは、伝統的な手法に加えて新たな試みも続けている。2019年からは、息子の誕生とデメテール認証取得を記念して名付けられたペルペチュエル・リザーブ「Jude」の仕込みを開始。ヴィンテージを重ねるごとに層を厚くしていくソレラ方式に近い手法で、複数年の果実味を一本に重ね合わせている。さらに、フードル「Sol」で熟成させる新キュヴェ「Campagnan」も準備が進んでおり、家族の物語と土地の記憶を刻み続けるドメーヌとしての歩みは、これからも続いていく。こうした挑戦の数々は、ひとつの畑から生まれる多様な表情を追求する、ドメーヌの探究心の表れだ。
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Yprésien / イプレジアン
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