Pouillon / プイヨン
基本情報
| 地域圏(Région) | Grand Est |
| 県(Département) | Marne |
| 区(Arrondissement) | Reims |
| 郵便番号 : | 51220 |
| 面積 : | 2.78 km2 |
| 隣接するクリュ(Coomune) | |
| Hermonville, Thil, Saint-Thierry, Merfy, Villers-Franqueux, Chenay, |
「Pouillon」のぶどう畑
| テロワール | Montagne de Reims - Massif de Saint-Thierry |
| 格付け | 84% Autre Cru [?] |
| 栽培面積 | 52.2 ha |
| - Chardonnay | 9.2 ha (17.6%) |
| - Pinot Noir | 6.8 ha (13%) |
| - Pinot Meunier | 36.1 ha (69.2%) |
| - その他 | 0.1 ha (0.2%) |
特徴
テロワール
詳細
プイヨンはランスの北西、マッシフ・ド・サン・ティエリーに属するコミューンで、シャンパーニュ・アペラシオンの中でも最北エリアに位置する。ヴェズル川右岸の丘陵地帯に広がる村で、総面積は278ha、人口は529人(2023年)、標高は約150m。行政上はマルヌ県・グラン・テスト地域圏に属する。周辺コミューンとは、北にヴィレ=フランキュー、東にティル、南東にサン=ティエリー、南南西にメルフィ、西にシュネイ、北西にエルモンヴィルという位置関係にあり、これらの村々と畑が連続して一つの産地圏を形成している。
テロワールの面では、マッシフ・ド・サン・ティエリー全体が砂・マール・粘土を主体とする土壌で構成され、シャンパーニュ中央部の白亜質土壌とは一線を画す個性を持つ。プイヨンの畑は村の周囲と北側に分布し、ティルやヴィレ=フランキューの畑と地続きになっている。地形は主に緩やかな南向き斜面で、北方の冷涼な気候下でも十分な日照量を確保できる。なかでも村内には砂の割合が特異的に高い区画があり、生産者からは砂質粘土の比率の大きさが他地区との違いを生む要因として語られている。この気候特性により、温暖な地域では主力となりにくい晩芽のピノ・ムニエが好適とされ、地区全体の栽培比率は約55%に達する。
主要生産者
ブールデル・ガロワは、David Bourdaire氏が中心となって営む生産者で、プイヨン・ティル・ヴィレ=フランキュー・エルモンヴィルにまたがる8haを有機農法で栽培する。栽培比率はピノ・ムニエ85%、シャルドネ10%、ピノ・ノワール5%で、平均樹齢は43年、一部のシャルドネは1923年植樹という古樹を含む。同家は1951年に祖父が地区の協同組合を創設した歴史を持つが、2001年にコープを離れて元詰めへ転換し、全アイテムをドサージュ0g/Lで仕上げる方針を貫いている。
フィリップ・ドゥーリーは、ヴィニュロン・アンデパンダン会員のレコルタン・マニピュラン(RM)で、ヴィンテージのブラン・ド・ブラン「キュヴェ・エミリエンヌ」を看板キュヴェとする。コープに依存せず自社元詰めを志向する、プイヨンの小規模生産者を代表する一軒である。
- ガフロン・マソノ(RM):旧称はGawron-Massonnotで、2009年に協同組合から離れて独立。2ha規模の栽培を行うヴィニュロン・アンデパンダン会員。
- キュイエ・ペ・エ・フィス:ヴィンテージ・シャンパーニュを含むラインナップを持つ生産者で、プイヨン産ピノ・ムニエを核としたスタイルを展開する。
- シャルル・ヘストン:地区の中核協同組合が展開するブランドで、ブランド名はシャルルストンに由来する。ラタフィアも手がける。
地区の核となるのが協同組合「コーペラティヴ・ヴィニコル・レ・シス・コトー」で、1951年の設立以来、プイヨン、ヴィレ=フランキュー、ティル、サン=ティエリー、メルフィ、ブリモンの各村から130名超の会員を集め、約154haの畑を管理している。プレスと醸造はプイヨン本部で、セラーリングとデゴルジュマンは2006年から稼働するヴィレ=フランキューの施設で行われる。地区生産者の多くが元はこの組合に所属しており、プイヨンの生産構造を理解するうえで欠かせない存在となっている。
歴史
マッシフ・ド・サン・ティエリーという地区名はサン=ティエリー村に由来し、かつて修道院が葡萄栽培を担っていたことで知られる。プイヨンでは1951年、David Bourdaire氏の祖父が地区の協同組合「レ・シス・コトー」を創設し、これが後に130名超・約154haを抱える地区中核組合へと成長した。2001年にブールデル・ガロワが、2009年にガフロン・マソノがそれぞれコープを離れて独立生産者へと転じ、自社元詰めの動きが地区に広がっていった。1997年時点の栽培面積は50haで、現在の52.20haとほぼ同水準を保っている。
詳細を閉じる「Pouillon」を拠点とするシャンパン銘柄
Bourdaire Galloisブールデル・ガロワRM
Bourdaire Massonnotボーデル・マソノRM
Gawron Massonnotガフロン・マソノRC
Philippe Douryフィリップ・ドゥーリーRC
Cuillier Pere & Filsキュイエ・ペ・エ・フィスCM
Charles Hestonシャルル・ヘストンRC
Eric Milet Govinエリック・ミレ・ゴヴィンRC
Georges Simonジョルジュ・シモンRC
Janot Marchwickyジャノ・マークウィッキーRC
Philippe Massonnotフィリップ・マソノRC
Adrien Simonアドリアン・シモンRC
Billet Miletビル・ミレRC
Jonot Marchwickiジョノ・マーチヴィッキRM
Lizeux Hyvernaudリズー・ハイヴェルノーRC
Cedric Massonnotセドリック・マッソンノRC
Collard Mercierコラール・メルシエ