Thil / ティル
基本情報
| 地域圏(Région) | Grand Est |
| 県(Département) | Marne |
| 区(Arrondissement) | Reims |
| 郵便番号 : | 51220 |
| 面積 : | 2.11 km2 |
| 隣接するクリュ(Coomune) | |
| Loivre, Saint-Thierry, Courcy, Pouillon, Villers-Franqueux, |
「Thil」のぶどう畑
| テロワール | Montagne de Reims - Massif de Saint-Thierry |
| 格付け | 87% Autre Cru [?] |
| 栽培面積 | 49.1 ha |
| - Chardonnay | 14.2 ha (28.9%) |
| - Pinot Noir | 7.3 ha (14.9%) |
| - Pinot Meunier | 27.6 ha (56.2%) |
| - その他 | 0 ha (0%) |
特徴
テロワール
詳細
ティルはランスの北西、シャンパーニュ地方の北西端に近いマルヌ県に位置するコミューンで、総面積211 ha、人口約300人の小村。マッシフ・ド・サン・ティエリーを構成する15村のひとつであり、クールシー=エルモンヴィルとともに「コミュノーテ・ド・コミューン・デ・2・コトー」を形成している。南にはサン=ティエリー、西にはプイヨン、北西にはヴィレ=フランキューが接し、東・北東側はシャンパーニュAOC圏外のコミューンに囲まれる辺縁的な立地にある。
テロワール詳細
ブドウ畑は村周囲に広がり、プイヨンの畑と地続きで連続している。地形はほぼ平坦で傾斜は非常に緩やか。モンターニュ・ド・ランスの急斜面群とは対照的に、冷気が滞留しやすい地勢がピノ・ムニエの特性を引き出す。土壌は粘土質成分を含み、保水性が高い。この条件がムニエ優位の品種構成(約57%)を長年にわたって支えており、マッシフ・ド・サン・ティエリー全体のピノ・ムニエ比率(54.8%)とも符合する。
主要生産者
Labbé(ラベ)は1976年創業のRM(レコルタン・マニピュラン)で、ティルに7.67 haの畑を所有。ピノ・ノワール38%、ピノ・ムニエ33%、シャルドネ29%の構成で、1980年より自社ブランドでのシャンパン生産を開始した。現在は父・息子2人の3名それぞれの名義でシャンパンをリリースするという珍しいスタイルをとっており、年間約45,000本を生産している。
- クリスチャン・ジョノ・エ・フィス(RC): ティル、プイヨン、サン=ティエリーに計5.5 haを所有する地元密着型の生産者。
- パスカル・ラベ(RM): Labbéファミリーの父名義ブランド。
- アルノー・ラベ(RM): Labbéファミリーの息子名義ブランド。
- ヴァンサン・ラベ(RM): Labbéファミリーのもう一人の息子名義ブランド。
- フィリップ・ノイゼット(RM): 3 haを所有し、ヴィンテージ・シャンパンを含む多彩なラインナップを展開。
- ジョノ・フレール(RC): ティルを拠点とするグロワー生産者。
- ヴァン・ド・ウェスティン(RC): Olivier Van de Woestyneとして活動するRM。
- ヴェッセリー・ペール・エ・フィス(RC): 親子経営の小規模生産者。
歴史
ティルのブドウ栽培は第一次世界大戦後に大きく衰退し、1960年頃には畑の面積が約12 haにまで縮小した。その後、品質への再評価と生産者たちの努力によって徐々に回復が進み、1989年には46 ha、1997年には47 haに達した。現在は49.10 ha(CIVC 2019年集計)と最大規模近くまで復活を遂げており、マッシフ・ド・サン・ティエリーの中でも積極的な栽培が続くコミューンのひとつとなっている。
詳細を閉じる







