ヴェット・エ・ソルベセニエ・ド・ソルベ　エクストラ・ブリュット[NV](2006)

Vouette et Sorbee Saignée de Sorbée / ヴェット・エ・ソルベ セニエ・ド・ソルベはフランス北東部のシャンパーニュ地方で生産される発泡性のワイン、シャンパンです。生産者はVouette et Sorbee/ヴェット・エ・ソルベ(RM:レコルタン・マニピュラン)です。

ワインナート誌で表紙を飾ったヴェット・エ・ソルベのロゼシャンパーニュ、“セニエ・ド・ソルベ”。 ソルベの畑は果樹園と森に囲まれた斜面にあり、その他の生産者も無く、ビオディナミの環境がよく維持された、同社自慢の区画。それでも、面積が小さいため、生産される本数は極少！ ソルベのピノ・ノワールを100％使用し、セニエ方式（赤ワインを発酵初期に目指す色が付いた段階でワインを発酵槽から抜き取り、果帽と分離する方法）で仕上げた、ヴェット・エ・ソルベならではのロゼシャンパーニュ!! 【使用品種】ピノ・ノワール100％ 【タイプ】ロゼ・シャンパーニュ：ややコクのある辛口 濁りのある、ほんのり褐色を帯びた濃いルビー。ラズベリー、スパイス、ミネラル、梅、イーストなどを感じさせ、飲むと、密度の濃い重厚な旨味があり、中心には見事な酸が入り込む。長い余韻、緻密で持続性のある泡も心地よい、ソルベばらではのロゼ！ジャック・セロス、ジェローム・プレヴォー、そして、今後シャンパーニュの未来を担う造り手『ヴエット・エ・ソルベ』！ ベルトラン・ゴーテロは、あのアンセルム・セロスの下でシャンパーニュを実践から学び、2001年の初リリースから独自のシャンパーニュ像を追い求める、シャンパーニュ界の期待の新星！アンセルム(セロス)自身も『栽培と醸造の両面において、私の弟子と言えるのは。プレヴォー、ゴーテロ、そしてコランだ』とお墨付きを与えているほどの人物であり、絶対的な生産数の少なさから、ベルトラン・ゴーテロのシャンパーニュは、非常に入手困難になっています。ヴェット・エ・ソルベは、ベルトラン・ゴーテロは、オーブ県のビュクシエール・シュール・アルスという地にあるシャンパーニュメゾン。ベルトランの家系は、代々農業とブドウ栽培を家業とする家柄で、先代の父親が相続する際、兄が農業を受け継ぎ、ベルトランはブドウ畑を受け継ぎます。 父の代まで化学肥料を使用していたため、収穫量が大変多く、ブドウを協同組合に販売。1992年にベルトランが畑を継いですぐさま有機栽培に転換し、93年から除草剤の散布を中止。しかし、長年にわたる化学肥料の影響で樹勢が強く、なかなか収量を抑えることができず、理想のブドウを得るまで時間が掛かり、2001年にようやく最初のリリースを迎えます。その間、土壌分析の世界的権威であるクロード・ブルギニョンに栽培の教えを乞い、‘98年からはビオディナミを実践。99年からアンセルム・セロスのかたわらでシャンパーニュ造りを学びます。 『ジャック・セロスの弟子』と呼ばれる人は数多いのですが、その筆頭であるジェローム・プレヴォーに現在では勝るとも劣らない人気を誇るのがヴエット・エ・ソルベ。実際には、アンセルム・セロスは弟子と言う形で教える事は無く、同じ環境で仕事をする事で、さまざまな事を共有、理解し合う。そんな環境の中で、ベルトラン・ゴーテロが非常に沢山の事を学んだ1人であり、アンセルム・セロスもその熱意と実力をしっかり認める数少ない1人なのです。■ワイン造り ベルトランは、アンセルム・セロスの考え方と問題解決法から多大なヒントと影響をうけワイン造りを開始。醸造方法によって、2001年最初の（キュヴェ・フィデル）を4000本（ピノ・ノワール100％）造り出し、2002年と2003年は5000本、2004年は10000本の生産量でしたが、今後もこれ以上生産量を増やす予定はありません。畑は、総栽培面積4ha（Vouette(ヴェット)3ha　/　Sorbee(ソルベ) : 1ha）。どちらの畑もともに標高340m以上の斜面にあり、ヴエットは家のすぐ裏にある畑で、ソルベは果樹園と森に囲まれた斜面にあり、その他の生産者も無く、ビオディナミの環境がよく維持されています。平均樹齢は20年程で、収量はこの地では大変低く、わずか20〜25hl/ha。平均的なこの地の収量の半分以下と言った内容。 発酵・熟成の多くは225リットルの樽でおこなわれますが（《アルノー・アンテ》など、ブルゴーニュの造り手から譲り受けています）、シャルドネは2002年に買った400リットルの樽で発酵・熟成されます。 複雑で奥深い風味。その味わいは何処までも気品があり、優れたシャンパーニュ生産者であることは一目瞭然。その味わいを十分に引き出すには長い熟成が必要。ですが、ヴェット・エ・ソルベのシャンパーニュは価格が上昇し始めていますので是非確保を!

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