Mareuil-le-Port / マレイユ=ル=ポール
基本情報
| 地域圏(Région) | Grand Est |
| 県(Département) | Marne |
| 区(Arrondissement) | Épernay |
| 郵便番号 : | 51700 |
| 面積 : | 8.96 km2 |
| Coomune内の主要な地区 | |
| Cerseuil, | |
| 隣接するクリュ(Coomune) | |
| Troissy, Châtillon-sur-Marne, Vandières, Nesle-le-Repons, Œuilly, Leuvrigny, Festigny, |
「Mareuil-le-Port」のぶどう畑
| テロワール | Vallée de la Marne - Vallée de la Marne Rive Gauche |
| 格付け | 84% Autre Cru [?] |
| 栽培面積 | 396.4 ha |
| - Chardonnay | 57.7 ha (14.6%) |
| - Pinot Noir | 36.4 ha (9.2%) |
| - Pinot Meunier | 302 ha (76.2%) |
| - その他 | 0.3 ha (0.1%) |
特徴
テロワール
詳細
マレイユ=ル=ポールはエペルネから西へ約16 km、ドルマンから東へ約9 kmのマルヌ川左岸に位置する。ヴァレ・ド・ラ・マルヌ・リヴ・ゴーシュの一村として、川を挟んだ右岸のシャティオン=シュル=マルヌやヴァンディエールと対を成す。
コミューンは3つの集落から構成される。人口最大のPort-à-Binson(標高65〜100 m)はマルヌ川沿いの物流拠点として発展した集落で、現在も川沿いのサイロ跡がその歴史を伝える。村の中心Mareuil-le-Port本村(標高70〜80 m)は行政・生活の核であり、南西の丘の中腹に位置するCerseuil(標高100〜135 m)は協同組合La Gravelleを擁する高台集落だ。コミューン全体の面積は896 haで、東にウイィ、南東にルヴリニー、南にフェスティニー、南西にネル=ル=ルポン、西にトロワシーが隣接する。
テロワール詳細
コミューン南西部を走るフラゴ川の側谷がマレイユ=ル=ポールの地形的個性を決定づけている。この渓谷の両岸には多方位の斜面が展開し、一つのコミューン内に多様な日照・排水条件をもたらす。主要なリュー・ディは以下のとおり:
- Brisefer: Cerseuil北部の緩やかな南西向き斜面。シャルドネを主体とし、高台のチョーク質土壌がミネラル感を育む。
- Côte en Bosses: Port-à-Binson南西の丘の麓。ピノ・ムニエ、ピノ・ノワール、シャルドネの古木が混植されており、複数品種の個性が複雑に絡み合う区画。
- Maisoncelle: Port-à-Binson中央南の北東向き斜面。ピノ・ノワール主体。
- Les Genevraux: 緩い北向き。ピノ・ムニエを主体とし、左岸らしい柔らかいスタイルを代表する区画。
- Les Misy: Port-à-Binson東端。古木のピノ・ムニエが植わり、グラン・クリュ村リュードを本拠とするBérêche & Fils(ベレシュ)がブレンド素材として契約買い付けを行っている。
主要生産者
マレイユ=ル=ポールを代表するドメーヌがDehours(デウール、ネゴシアン・マニピュラン)だ。1996年にJérôme Dehours(ジェローム・デウール)が家業を買い戻して以来、マレイユ=ル=ポールを中心にウイィ、トロワシーにわたる計14 haを管理し、全キュヴェを樽発酵で仕立てている。Brisefer(シャルドネ)、Côte en Bosses(古木混植)、Maisoncelle(ピノ・ノワール)、Les Genevraux(ピノ・ムニエ)の4種の単一畑シリーズに加え、コトー・シャンプノワ(赤La Croix Joly・白Les Rieux)も生産。年産は約80,000本に上る。ヴァレ・ド・ラ・マルヌ左岸の実力派として、国内外のインポーターから高い評価を得ている。
もう一軒注目すべきはGilles Mansard(ジョエル・マンサール家と同族、レコルタン・マニピュラン)で、24 ha保有のうち古木区画のみを厳選した1.7 haをブランドに使用し、全キュヴェを樽熟成で仕上げる。妥協のない少量生産スタイルが評価を集めている。
- コント・ド・ランタージュ: コミューンを代表するメゾンの一つ。
- アシル・プランシェ: 地元密着の小規模生産者。
- ソンベール・ルカール(RM、9.14 ha): 複数コミューンに畑を持つグロワー。チョーク質土壌由来のシャルドネ+ムニエによるPrestigeキュヴェが特徴。
- Harlin Père & Fils(RM、9 ha超): マレイユ=ル=ポール、エペルネ、トゥール=シュル=マルヌに畑を持ち、観光テイスティングも実施する家族経営のRM。
- Coopérative Vinicole la Gravelle: Cerseuil村内に拠点を置く協同組合。地域のグロワーから集荷し、ムニエ主体キュヴェを生産する。
歴史・由来
マレイユ=ル=ポールの最初の文献記録は12世紀にまで遡る。Port-à-BinsonとルヴリニーのあいだにあるFerme de Misy(ミジー農場)では新石器時代および中世の遺構が出土しており、この地が長い農耕の歴史を持つことを示している。
近代においては「Port-à-Binson – Châtillon」と称する鉄道駅がマルヌ川沿いのサイロ付近に設けられ、ワインや農産物の輸送拠点として機能した。1918年の砲撃を経た後も駅舎建物は現存し、1923年2月18日には同駅でパリ=ストラスブール急行と貨物列車の衝突事故が発生した記録が残る。現在の村名が示す「ポール(Port)」は、かつてマルヌ川の渡し場・荷揚げ場として栄えた歴史的役割に由来している。
詳細を閉じる「Mareuil-le-Port」を拠点とするシャンパン銘柄
Comte de Lantageコント・ド・ランタージュNM
DehoursデウールNM
Achille Princierアシル・プランシェRC
Sombert Lecartソンベール・ルカールRM
Joel Mansardジョエル・マンサールNM
G. RemyG.レミーRM
Mathelinマトゥラン
Remy Pariselレミー・パリセルRM
Denis Bailletデニス・バイエRM
Élise Francoise Crochetエリーズ・フランソーワーズ・クロシェRM
Denis Marxドゥニ・マルクスRM
Harlin Pere & Filsハーリン・ペール・エ・フィスRM
Comte de Brisferコム・ド・ブリフェRC
Copin Chevalierコパン・シュヴァリエRM
Cordoin Didierlaurentコルドン・デイデイエローランRM
Daniel Liebartダニエル・リバールRM
Delouvin Chayouxドロヴァン・シャヨーRM
Didier Liebartディディエ・リバールRM
Francis Jobertフランシス・ジョベールRC
G. Debargue & FilsG.ドバルニュ・エ・フィスRC
Gilles Guayジル・ゲイRC
Guilbert Bernard & Filsギュベール・ベルナール・エ・フィスRC
J. Piot & FilsJ.ピオ・エ・フィスRC
Jean Christophe Gratiauxジャン・クリストフ・グラシオRC
Joel Rousseauジョエル・ルソーRM
Lecart Bousseletルカール・ボソレRM
Lucien Conartリュシアン・コナールRC
Mulette Corbonマレット・カーボンRM
Tony Canotトニー・カノRM
Tournant Crepinトゥルナン・クレパンRC
Van Gysel Liebartヴァン・ギセル・リバールRC
Johnny Lemaireジョニー・ルメールRM
Liebart Visneuxリーバール=ヴィスヌーRM
Gilles Mansardジル・マンサール
M&S JobertM&S・ジョベールRM
Olivier Orbanオリヴィエ・オルバン