ポメリーを有するヴランケン・ポメリー・モノポールが2008年度(1~12月)の業績を一部発表。全世界的に不況に陥った厳しい環境の中で、売上増を記録しているそうです。
以下、フランス食の広場メールマガジンより一部抜粋
ヴランケン・ポメリー・モノポール:厳しい環境下でも売上増
Vranken-Pommery Monopole :Poursuite du developpement malgre un environnement difficile
シャンパーニュのヴランケン・ポメリー・モノポールがこのほど発表した2008年度(1~12月)の売上高は、2億8,580万ユーロ(約343億円)で、前年より0.3%減だが、同じ為替ベースで比較すると0.3%増となった。また主力のシャンパーニュ部門の売上は、2億6,820万(約322億円)で、前年より1.0%増、同じ為替ベースで比較すると1.2%増となった。ポメリーの販売が4%以上伸張した。また市場別では、ベルギーやオランダ、スイス向け輸出の伸びが、イギリス向け輸出量の減少を補った。日本向けの輸出も増加を続けている。
社長のポール・ヴランケン氏は、「2008年の厳しい環境を考えると、シャンパーニュ部門の売上が1%増と拡大を続けられたことを誇りに思います。08年に得た強固な基盤の上に、09、10年の実績を積み上げられると確信しています」などと述べた。なお、2008年度の利益などの総決算は3月に発表される。
(La journee vinicole,1/25;Cerclefinance.com,1/22;Vranken-Pommery Monopole プレスリリース,1/22)
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