La vendange a pris fin en Champagne(C.I.V.C.)
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10月22日に圧搾センターが公式に閉まる。普通は2週間を超えないが今年は3週間という異例の長い収穫期間だった。
今夏は、降雨量が地域によりまちまちであったため、ぶどうの成熟度も一律ではなく、収穫開始日がばらばらであった。
シャルドネの最も早い地域は9月7日に、ピノ・ノワールの最も遅い地区は9月25日に収穫が始まり、雨の少ない、日照に比較的恵まれた収穫であった。
7月の暑さとそれに続く雨がちで冷涼な8月という天候の格差は、とくにぶどうの成熟の妨げとはならなかったが、わずかでも灰色ベト病の疑いのあるものは収穫時に取り除かれた。
どの地区も、ヘクタールあたりの最大許可収穫量13,000キロに達した。
糖度は平均10%と良好、一方総酸は硫酸換算で約7グラム/Lである。
2006年ヴィンテージについての、より厳密な評価は来春のヴァン・クレール(注:アッサンブラージュ向けのベースワイン)のテイスティングを待たねばならないが、質的にも量的にも恵まれた今年の収穫は8月末で前年比7%増とコンスタントに増加を続けている需要に十分応えるものとなろう。輸出の伸びは11.3%、フランス国内の伸びは3.8%である。
(シャンパーニュ地方ワイン生産同業委員会(C.I.V.C.)、10/5プレスリリース)