パイパー エイドシックがランス市内から移転

1870年以来、約140年近くランス市内に本社を構えていたパイパー エイドシックが、3月中旬に市内を離れ、市のはずれに移る。


「現在5箇所に分散している管理や製造部門を、一箇所に集中させ、効率化を図るためです」とCEOのアンヌ・シャルロット・アモリー氏。移転に伴い、生産能力も増強される。また3,000万本の在庫も一箇所に保管できるようになる。
パイパー エイドシックのワイナリーは、小さなカートで中をまわる仕掛けが人気を呼び、ランスでも第二位の訪問者数を誇っていたが、今回の移転に伴い、すでに昨年11月30日で訪問者の受け入れを終了していた。なお、この市内の跡地は売却され、その一部に高級集合住宅が建設される予定である(300戸、2009年より分譲予定)。
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