ぶどう収穫開始

シャンパーニュ地方は現在、最も早いところで9月12日からの収穫に備えている。33,000ヘクタールの畑から手摘みでぶどうを収穫するために必要な数十万人の季節労働者が集められている。


良好な夏の天候と栽培者の注意のおかげでぶどうは雨量の問題もなく、ウドンコ病やベト病の初期症状も、早期に解決した。果房は例年よりも軽く、密集度は低いが、優れて健全である。
経済と農業という視点では、シャンパーニュの大手メゾンとヴィニュロンは収穫前に1ヘクタールあたりの収穫高を13,600キロとすることで合意した。(そのうち1,200キロはリザーブワイン用)。特に優れたぶどうを持つ作り手はリザーブワインを多く得ることができるだろう。
今年前半には輸出量の減少がわずかに見られたが(アメリカ、スイス)、昨年9月からの12ヶ月を見ると輸出は2.2%の増加である。またロシア、中国、インドといった新興国の消費は驚異的な進捗をつづけている。
(シャンパーニュ地方ワイン生産同業委員会,9/2付けプレスリリース)
via franceshoku.com