Pargny-lès-Reims / パルニー=レ=ランス
基本情報
| 地域圏(Région) | Grand Est |
| 県(Département) | Marne |
| 区(Arrondissement) | Reims |
| 郵便番号 : | 51390 |
| 面積 : | 3.62 km2 |
| 隣接するクリュ(Coomune) | |
| Ormes, Les Mesneux, Jouy-lès-Reims, Coulommes-la-Montagne, Bouilly, Saint-Euphraise-et-Clairizet, |
「Pargny-lès-Reims」のぶどう畑
| テロワール | Montagne de Reims - Petite Montagne de Reims |
| 格付け | 90% Premier Cru [?] |
| 栽培面積 | 76.9 ha |
| - Chardonnay | 4.7 ha (6.1%) |
| - Pinot Noir | 14.6 ha (19%) |
| - Pinot Meunier | 57.5 ha (74.8%) |
| - その他 | 0.1 ha (0.1%) |
特徴
テロワール
詳細
パルニー=レ=ランスはランス市街から西南西へ約15kmに位置する小村で、コミューン面積362ha、人口約418人。プティット・モンターニュ・ド・ランスの中核を成すプルミエ・クリュ村の一つとしてエシェル・デ・クリュ90%の評価を受ける。北側にクロム=ラ=モンターニュ(プルミエ・クリュ)、東にオルム、北東寄りにレ=メヌー(プルミエ・クリュ)、南南東にジュイ=レ=ランス(プルミエ・クリュ)、南西にブイイとサン=タフエーズ=エ=クレリゼが隣接する。プルミエ・クリュ村が周囲を固める地区の中にあって、パルニーはその西端に近い静かな農村の風情を保っている。
テロワール
畑は北東向きの傾斜地に展開し、標高はおおむね120〜160mの範囲に収まる。土壌はシルトと粘土の混合層で構成され、下層には白亜紀の石灰岩が続く。グランド・モンターニュ・ド・ランスの東斜面がチョーク(白亜)の比率が高く水はけに優れるのに対し、パルニーを含むプティット・モンターニュでは表土の粘土質比率がやや高く、保水性が増す。この特性がピノ・ムニエの生育を後押しし、同品種が全体の76.7%(57.50ha)を占めるという極端な構成比につながっている。
村内には単一畑として「レ・クロ(Les Clos)」が知られる。村役場北側のD26道路東側に広がる区画で、囲い壁を持たないクロである。また「クロ・デ・ショーラン(Clos des Chaulins)」は0.68haの生垣に囲まれた区画で、かつてメド(Médot)ブランドのノン・ヴィンテージ用葡萄を供給していたが、2002年のロンバール社によるメドー買収後に廃止された。
主要生産者
ジャコウィアック・ロンドー(RC)は村を代表するグロワーの一つで、自社畑6haから年間約5万本を生産する。キュヴェ・VV(ヴィエイユ・ヴィーニュ)はシャルドネ40%・ピノ・ノワール40%・ピノ・ムニエ20%という、この村では珍しいバランスの取れたブレンド。キュヴェ・ドールは13年以上の瓶内熟成を経てリリースされる希少なキュヴェだ。家名はポーランド人将校一家に由来し、第二次世界大戦後にこの地に定住した歴史を持つ独自のルーツがある。
フレデリック・ティボーはラ・メーヌ・ブランシュ(La Maine Blanche)という樽発酵のシャルドネ100%(ブラン・ド・ブラン)を手がけるほか、コルクの代わりに縄止め栓を使ったキュヴェ・VVを仕込む個性派グロワーとして知られる。
- フレデリック・ティボー(RC):樽発酵ブラン・ド・ブランや縄止め栓キュヴェを手がけるグロワー。
- ジャコウィアック・ロンドー(RC):6ha・年産5万本。キュヴェ・VVおよびキュヴェ・ドールを生産。ポーランド系移民の歴史を持つ家族経営。
かつてこの村にはロンバール&メドーがプレス設備を置き、メドーブランドのシャンパン用葡萄を買い付けていた。2002年のロンバール社によるメドー買収後、製造拠点はエペルネに移され、村内の施設は閉鎖された。現在はジュイ=レ=ランスと共同運営するコオペラティーヴ・ジュイ=パルニーがニコラ・フィアット(コーペラティヴ・ド・マニピュラシオン)の傘下で稼働している。
歴史
パルニー=レ=ランスの名は中世の文書にも登場し、ランス大聖堂領の農業地帯として長くワイン生産に従事してきた。プティット・モンターニュ・ド・ランスという小地区はグランド・モンターニュほど知名度が高くないが、ランス市街への近さと安定したプルミエ・クリュ格付けにより、20世紀を通じてネゴシアンへの葡萄供給地として重要な役割を担った。近年は自家醸造を選ぶグロワーが増え、村固有のピノ・ムニエ主体スタイルが改めて評価されつつある。
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