Boursault / ブルソー
基本情報
| 地域圏(Région) | Grand Est |
| 県(Département) | Marne |
| 区(Arrondissement) | Épernay |
| 郵便番号 : | 51480 |
| 面積 : | 16.45 km2 |
| 隣接するクリュ(Coomune) | |
| Épernay, Venteuil, Damery, Œuilly, Vauciennes, Saint-Martin-d'Ablois, Cœur-de-la-Vallée, |
「Boursault」のぶどう畑
| テロワール | Vallée de la Marne - Vallée de la Marne Rive Gauche |
| 格付け | 84% Autre Cru [?] |
| 栽培面積 | 252.5 ha |
| - Chardonnay | 30.1 ha (11.9%) |
| - Pinot Noir | 53.1 ha (21%) |
| - Pinot Meunier | 169.3 ha (67%) |
| - その他 | 0 ha (0%) |
特徴
テロワール
詳細
ブルソーはヴァレ・ド・ラ・マルヌの南部、マルヌ川の左岸(南側)に位置するコミューンで、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ・リヴ・ゴーシュ地区に属します。村域は約1,645ヘクタールと広く、標高は65〜245m(平均185m)と起伏に富みます。行政上はエペルネの郡(アロンディスマン)に含まれ、村の内部には東側のヴィルモンジョワ、西側のヴィルサンという二つの集落を擁します。右岸のダムリーやヴァントゥイユ、左岸で隣り合うヴォシエンヌ、ウイィ、サン=マルタン=ダブロワ、さらにクール=ド=ラ=ヴァレーに囲まれた、川沿いの丘陵地帯です。
テロワール
ブルソーのぶどう畑は、主に北向きの緩やかな斜面に開けています。斜面の上部から下部にかけて区画が連なり、標高差によって日照や水はけの条件がこまやかに変化します。冷涼で日射の穏やかな北向き斜面は、晩熟で寒さに耐えるピノ・ムニエに適した環境で、作付けの約7割をムニエが占める理由がここにあります。シャルドネは1割強にとどまりますが、高台の好条件の区画では、ほどよい成熟と心地よいフレッシュさを両立した実が得られます。代表的なリュー・ディには、ウイィ境界近くのレ・クロ・デ・ボルド、城に隣接するクロ・デュ・シャトー・ド・ブルソー、ヴィルサン北西のラ・クトリなどがあり、それぞれ斜面の向きや傾斜の違いが個性ある原酒を生み出します。
主要生産者・メゾン
ブルソーには100を超える栽培家がひしめき、大小さまざまな造り手が腕を競っています。なかでも村を象徴するのがシャトー・ド・ブルソーです。19世紀半ばにヴーヴ・クリコ一族が築いた古城に1927年以降に拠点を置くネゴシアン・マニピュラン(NM)で、城に隣接する自社畑クロ・デュ・シャトー・ド・ブルソーを擁し、「シャトー」を名に冠する数少ないシャンパン生産者として知られます。
J.&ジャック・ベラ(NM)は、ブルソーとウイィの斜面に約12ヘクタールを所有する有力なメゾンです。シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエをおよそ40対30対30の比率で栽培し、「Les Crayons」(シャルドネ)、「Les Loges」(ピノ・ノワール)、「Villesaint」(ピノ・ムニエ)など、品種ごとに造り分けたキュヴェを手がけています。
このほかにも、土地に根ざした小規模な造り手が個性を競い合っています。
- クロード・ミシェツ(レコルタン・マニピュラン/RM):ブルソーを中心に4ヘクタール強を耕作。ブランド「ラ・ヴィルスニエール」では全量をオーク樽で発酵させ、ラ・クトリの区画から白「Les Cuteries」を産み出します。2020年には全面的に有機栽培へ移行しました。
- エルベ・ル・ガレ(RM):約4ヘクタールの畑がすべて壁に囲まれたクロの中にある、ヴィニュロン・アンデパンダン会員の造り手。
- パトリス・ルメール:リュー・ディ「ラ・テール・ジョーヌ」でブラン・ド・ブランを手がけ、一部にオーク樽発酵を取り入れています。
- オーレリアン・ルメール、ルメール・ラスレ:村に根を張る家族経営の生産者。
さらに、村には協同組合も置かれ、地元の栽培家の一部がぶどうを持ち寄って醸造にあたっています。
歴史・由来
村域には、16世紀にブルソー男爵家の砦が築かれていたと伝わります。村の名を広く知らしめたのは、丘の上にそびえるシャトー・ド・ブルソーです。1842〜1848年ごろ、シャンパーニュの歴史を変えた女性として名高いヴーヴ・クリコ=ポンサルダン(バルブ=ニコル・クリコ=ポンサルダン)の主導で、ネオ・ルネサンス様式の壮麗な邸宅として建てられました。孫娘マリー=クレマンティーヌの1839年の結婚を機に、建設が決まったと伝えられます。
1866年にヴーヴ・クリコが世を去ると、城は曾孫娘でユゼス公爵夫人となったアンヌ・ド・ロシュシュアール=モルトマールに受け継がれ、1913年に売却されました。二度の世界大戦中には軍の野戦病院として使われ、1927年からは現在の生産者シャトー・ド・ブルソー(ヴーヴ・クリコ家とは資本のつながりはありません)が、約11ヘクタールの公園に囲まれたこの城を拠点としています。なお、同名のチーズ「ブルソー」はこの村とは無関係で、別の地方で生まれたブランドチーズです。
詳細を閉じる「Boursault」を拠点とするシャンパン銘柄
Aurelien Lemaireオーレリアン・ルメールRM
Lemaire Rasseletルメール・ラスレNM
J. & Jacques BeratJ.&ジャック・ベラNM
Chateau de Boursaultシャトー・ド・ブルソーNM
Jean Pierre Hussonジャン・ピエール・ユソンRM
Herve Le Gallaisエルベ・ル・ガレRC
Claude Michezクロード・ミシェツRM
Patrice Lemaireパトリス・ルメールRC
Alain Davidアラン・ダヴィットRM
Berat Schenkベラ・シェンクRM
Claude Lemaireクロード・ルメールRM
Dominique Beratドミニク・ベラRM
Foin Moigneauファン・モワノーRM
Husson Jolietユソン・ジョリエRC
Jean Claude Jolietジャン・クロード・ジョリエRC
Jean Pierre Leteジャン・ピエール・レテRM
Lucien Dagonet & Filsリュシアン・ダゴニュ・エ・フィスRM
Michel Lavalミシェル・ラヴァルRM
Quencez Talbotカンセス・タルボRC
Rousseau Pere & Filsルソー・ペール・エ・フィスNM
Stephane & Filsステファン・エ・フィスRM
Aurore & Florian Lavalオーロール&フロリアン・ラヴァルRM
La Villeseniereラ・ヴィルサニエール