Méry-Prémecy / メリ=プレムシー
基本情報
| 地域圏(Région) | Grand Est |
| 県(Département) | Marne |
| 区(Arrondissement) | Reims |
| 郵便番号 : | 51390 |
| 面積 : | 5.11 km2 |
| 隣接するクリュ(Coomune) | |
| Germigny, Bouleuse, Janvry, Vrigny, Gueux, Coulommes-la-Montagne, Aubilly, Saint-Euphraise-et-Clairizet, |
「Méry-Prémecy」のぶどう畑
| テロワール | Montagne de Reims - Vallée de l'Ardre |
| 格付け | 82% Autre Cru [?] |
| 栽培面積 | 27 ha |
| - Chardonnay | 1.8 ha (6.7%) |
| - Pinot Noir | 8.1 ha (30%) |
| - Pinot Meunier | 17.1 ha (63.3%) |
| - その他 | 0 ha (0%) |
特徴
テロワール
詳細
メリ=プレムシーはモンターニュ・ド・ランスのサブゾーン「ヴァレ・ド・ラルドル」に属するコミューンで、マルヌ県ランス郡フィズム・モンターニュ・ド・ランス区に位置する。コミューン面積は511 ha(約5.11 km²)、人口はわずか68人(2023年)という小村だ。ランスの市街地から約15 kmの距離にあり、モンターニュ・ド・ランス地域自然公園に隣接している。村内を流れるノロン川はこの地が源流で、ポワイー村のすぐ下流でアルドル川へと合流する。東側の隣村ヴリニーとクロム=ラ=モンターニュはともにプルミエ・クリュの格付けを持ち、メリ=プレムシーがオートル・クリュにとどまるのとは対照的に、周辺エリアの格付けは高い。ヴァレ・ド・ラルドルの内陸深くに位置するこの村は、大手メゾンの買い付け網からは外れた存在として、小規模な家族経営の生産者が地道にムニエの個性を磨き続けてきた場所でもある。
ぶどう畑は総面積27 haで、村の北側に穏やかな南向き斜面が広がる。標高約140 mという立地はモンターニュ・ド・ランス頂部の典型的なテロワールで、急傾斜よりも緩やかな起伏が目立つ。品種構成はピノ・ムニエ17.1 ha(約63%)、ピノ・ノワール8.1 ha(約30%)、シャルドネ1.8 ha(約7%)と、ピノ・ムニエへの偏りが際立つ。格付けはエシェル・デ・クリュ82%のオートル・クリュで、東隣のヴリニーやクロム=ラ=モンターニュのプルミエ・クリュとは一線を画す。しかしこの低い格付けはそのままワインの品質を意味するわけではなく、ムニエ主体のテロワールとしての個性を独自に追求する余地を残している。
歴史
メリ=プレムシーはマルヌ県の古いコミューンで、フランス革命以前よりぶどう栽培が行われてきた地域に属する。モンターニュ・ド・ランス地域自然公園に隣接する自然環境豊かな村で、ノロン川の源流という地理的特性も村の歴史と景観に深く関わっている。Bertrand Chartonが示すように、1950年代から続く農家が1976年に世代交代しながら現在に至るという、ヴァレ・ド・ラルドルの小規模生産者に共通する家族経営の歴史を刻んでいる。大きな評価を受けてきた村ではないが、ムニエという品種の潜在性に早くから向き合ってきた点で、シャンパーニュの品種多様性を語る上で興味深い存在だ。
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