Germigny / ジェルミニー
基本情報
| 地域圏(Région) | Grand Est |
| 県(Département) | Marne |
| 区(Arrondissement) | Reims |
| 郵便番号 : | 51390 |
| 面積 : | 2.39 km2 |
| 隣接するクリュ(Coomune) | |
| Méry-Prémecy, Treslon, Bouleuse, Janvry, Rosnay, |
「Germigny」のぶどう畑
| テロワール | Montagne de Reims - Vallée de la Vesle |
| 格付け | 85% Autre Cru [?] |
| 栽培面積 | 31.9 ha |
| - Chardonnay | 3 ha (9.4%) |
| - Pinot Noir | 3.6 ha (11.3%) |
| - Pinot Meunier | 25.2 ha (79%) |
| - その他 | 0.1 ha (0.3%) |
特徴
テロワール
詳細
ジェルミニーはモンターニュ・ド・ランスのヴァレ・ド・ラ・ヴェスルエリアに属する小村で、ランスから西へ約14kmの丘陵地帯に位置する。ジャンヴリーと数百メートルしか離れておらず、両村の畑は実質的に連続しているが、それぞれ独立したコミューンとして管理されている。北東にはロネ、南にはメリ=プレムシー、南西にはブルーズ、西にはトルスロンが隣接する。行政区分上はグラン・エスト地域圏マルヌ県に属し、農業地域区分ではタルドノワ(Tardenois)に含まれる。人口は約188人(2023年)の静かな農村である。
格付けはオートル・クリュで、エシェル・デ・クリュは白・黒ともに85%。総栽培面積は約31.9haで、そのうちピノ・ムニエが約25.2ha(約79%)を占める。シャルドネは約3.0ha、ピノ・ノワールは約3.6haにとどまる。この品種構成の偏りはモンターニュ・ド・ランスのなかでも際立っており、村のシャンパン造りの方向性を根本的に規定している。斜面は東〜南東向きで傾斜は緩やか、比較的涼しい安定した気候条件がピノ・ムニエの繊細な果実味を引き出す環境を整えている。
この村のシャンパン生産において中心的な役割を担うのが、1961年に地元ヴィニュロンが共同設立した協同組合「Champagne CH. de L'AUCHE(シャンパーニュ シャトー・ド・ローシュ)」だ。組合はジャンヴリー村のローシュ(L'Auche)の地に構え、ジャンヴリー・ジェルミニー・ロネの3村のヴィニュロン計60名が参加。管理する畑は計115haに及び、プルミエ・クリュを含む40クリュにまたがる。創設当時に共同購入したドラ(Dollat)プレスが今も現役で稼働するという歴史を持ち、ブラン・ド・ノワールを得意とする。アペラシオン規定を超えた長期熟成を実践するなど、スタイルへのこだわりが際立つ造り手である。代表キュヴェはピノ・ムニエ85%・ピノ・ノワール15%の構成で、フルーティで丸みのある飲み口が特徴とされる。
ジェルミニーの歴史的記録としては、1801年の文書にコミューン名が「ジェルミニー=アン=ラ=モンターニュ(Germigny-en-la-Montagne)」として登場している。現在の村名はその後に簡略化されたものだ。協同組合の設立(1960年代初頭)は、この地域の零細ヴィニュロンたちが個々の経営資源を共有してシャンパーニュ醸造に挑んだ歴史的な転換点であり、今日の村のワイン文化の礎を形成している。
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