Janvry / ジャンヴリー
基本情報
| 地域圏(Région) | Grand Est |
| 県(Département) | Marne |
| 区(Arrondissement) | Reims |
| 郵便番号 : | 51390 |
| 面積 : | 1.94 km2 |
| 隣接するクリュ(Coomune) | |
| Germigny, Méry-Prémecy, Gueux, Rosnay, |
「Janvry」のぶどう畑
| テロワール | Montagne de Reims - Vallée de la Vesle |
| 格付け | 85% Autre Cru [?] |
| 栽培面積 | 35 ha |
| - Chardonnay | 4.7 ha (13.4%) |
| - Pinot Noir | 3.4 ha (9.7%) |
| - Pinot Meunier | 26.9 ha (76.9%) |
| - その他 | 0 ha (0%) |
特徴
テロワール
詳細
ジャンヴリーはモンターニュ・ド・ランスのなかでもヴァレ・ド・ラ・ヴェスル地区に分類される小村で、ランスの西約15kmに位置する。A4高速道路とアルドル川に挟まれた丘陵頂部に集落が広がり、コミューン総面積は194ヘクタール、人口は約137人(2012年)という静かな農村だ。隣接するジェルミニー、ロネとはごく近い距離にあり、3村を一帯として「モン・ド・ランス」と称することもある。東にはギュー、南南西にはメリ=プレムシーが隣接する。
栽培面積は35haで、そのうち26.9ha(約77%)をピノ・ムニエが占める。シャルドネは4.7ha(13%強)、ピノ・ノワールは3.4ha(約10%)にとどまり、モンターニュ・ド・ランスの中でも際立ってムニエ比率が高い村のひとつだ。畑は村の四方に広がり斜面の向きが一定しないため、南向きや東向きの好適斜面に集中するグラン・クリュ村とは地形的な性格が異なる。粘土質の土壌はムニエの生育に適しており、1950年代以降に本格的なブドウ栽培が始まって以降、この品種構成がほぼ固定化されてきた。村内には単一区画として「レ・オー・デュ・シャピトル(Les Hauts du Chapitre)」が知られており、「シャピトル(教会参事会)の高地」を意味する名の通り、歴史的な教会との結びつきを感じさせる。
ジャンヴリーの生産構造で最も重要な存在がコオペラティブ・ヴィニコル・GJR(Coopérative Vinicole de Germigny, Janvry, Rosnay)だ。1961年にジャンヴリーの生産者7名・計17haで設立されたこの協同組合は、現在では157名の組合員を擁し、マルヌ県内約40村・117.68haをカバーする地域の核となっている。GJRは複数のブランドでシャンパンを出荷しており、代表的なものとしてプレスティージュ・デ・サクレとCH・ド・ローシュがある。CH. de L'AUCHEは1975年から使用されているブランドで、ピノ・ムニエ主体のラインアップを展開。頂点に立つ「ラ・キュヴェ・デュ・シャピトル」はピノ・ムニエ100%のノンヴィンテージで、品種の個性をそのまま味わえる一本だ。プレスティージュ・デ・サクレはより幅広いレンジを持ち、ピノ・ノワールとシャルドネ各50%のヴィンテージ「キュヴェ・プリヴィレージュ」、ロゼの「キュヴェ・グルナ」、オーク熟成のピノ・ムニエ30%+シャルドネ70%「ラ・キュヴェ・ボワゼ」などを展開する。GJRはそのほか、Charles de Courcelle、Hubert de Lossey、Philippe de Morney、さらにMA(マルク・ダシュトゥール)ブランドのChampagne Marquis de Sadeにもボトルを供給している。
個人生産者ではBeauchamp(レコルタン・マニピュラン)が注目される。ヴィニュロン・アンデパンダン会員で、マッシフ・ド・サン・ティエリー、モンターニュ・ド・ランス、アイ周辺、マルヌ渓谷、アルドル渓谷など各地に計6haを管理する。ジャンヴリー産のレ・オー・デュ・シャピトル区画からピノ・ノワールとシャルドネをブレンドした「エリアーヌ・レ・オー・デュ・シャピトル」が旗艦キュヴェで、村のムニエ一辺倒ではない多様性を体現する存在だ。
- ポンサール(ポンサール・デラガルド): コオペラティブ系列の個人ブランドとして知られる。
- ボーシャン: 前述のBeauchamp。
- ランブロ: モンターニュ・ド・ランス、ヴァレ・ド・ラルドル、ジャンヴリー周辺に畑を持つ。旧名René Lamblot。
- ジャッキー・マーティン: ジャンヴリーとクルセル=サピクールに計1.87haを所有、年間最大12,000本を生産する小規模生産者。
- クレモン・ヴィクトル、ドラガルド・エ・フィス、ジャン・ボニファス: 村内の小規模グロワー。
村の歴史においてブドウ栽培は比較的新しい営みだ。1950年代以前は栽培規模が限定的で、その後に拡大して現在の35haに達した。1997年時点でもすでに35haであり、その後の規模変化はほとんどなく、安定した産地として定着している。1961年の協同組合GJR設立が村のシャンパン生産の転換点となり、小村ながらも地域の広域生産拠点として機能する今日の姿を形作った。村の教会はエグリーズ・サン=レミ(Église Saint-Remi)で、現在はグラン・レムス都市圏共同体(Communauté urbaine du Grand Reims)に属し、アロンディスマン・ド・ランスの管轄下にある。
詳細を閉じる「Janvry」を拠点とするシャンパン銘柄
Prestige des Sacresプレスティージュ・デ・サクレCM
CH. de L'AUCHECH・ド・ローシュRM
PonsartポンサールRM
BeauchampボーシャンRC
LamblotランブロRC
Jacky Martinジャッキー・マーティンRC
Ponsart Delagardeポンサール・デラガルドMA
Clement Victorクレモン・ヴィクトルRC
Delagarde & Filsドラガルド・エ・フィスRM
Jean Bonifaceジャン・ボニファスRM
Serge Armandセルジュ・アルマンRM
Yves Massonイヴ・マソンRC
Armand Blinアルマン・ブランRC
Theodore Martinテオドール・マーティンNM
A.lamblotA.ランブロ