Marquis de Sade / マルキ・ド・サドは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄です。
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Marquis de Sade / マルキ・ド・サド

Marquis de Sade

マルキ・ド・サド

マルキ・ド・サドは、18世紀フランスの実在人物マルキ・ド・サドの名を冠したライフスタイルブランド「メゾン・ド・サド」のシャンパーニュ。快楽主義と美食を掲げ、醸造をコート・デ・ブランの名門ミシェル・ゴネ・エ・フィスに委託し、1988年に誕生した。

基本情報

地区Other / その他の地区
Paris / パリ
所在地17 rue des petites ecuries, 75010 Paris (Google Maps)
公式サイトhttp://www.champagne-marquis-de-sade.com/
Tel+33 (0)9 81 31 52 66
設立1988
製造業者種別MA
生産者表記MICHEL GONET & FILS

商品更新情報

特徴・スタイル

マルキ・ド・サドが手がけるシャンパーニュは、快楽主義的なブランド哲学とは対照的に、繊細でしなやかな味わいを軸とする。シャルドネとピノ・ノワールを均等にブレンドしたブリュット・ディヴァンは、淡い金色にわずかな緑の照りをまとい、軽やかな泡とブリオッシュ、フルーティーな香りが立つ。口に含むと柔らかく繊細なアタックから長く続くボディへとつながり、上品な余韻を残す。 一方、ピノ・ノワール100%のブリュット・ロゼは、淡いロゼ色に細かな泡が立ち、サクランボやグロゼイユなど赤い果実の香りをまとう。しなやかで攻撃性のない口当たりに、ふくよかさとフレッシュ感が同居する。

歴史・ブランドストーリー

シャンパーニュ「マルキ・ド・サド」は1988年、快楽主義と美食を哲学に掲げるライフスタイルブランド「メゾン・ド・サド」の一事業として誕生した。創業者ユーグ・ド・サドは、18世紀の思想家マルキ・ド・サドの実際の子孫にあたる伯爵で、この事実は米国メディアの取材でも確認されている。 祖先の名と美意識を受け継ぎ、ワインを含む高級ライフスタイル商品を展開する同ブランドにおいて、シャンパーニュの醸造は自社では行わず、コート・デ・ブランの拠点アヴィーズに構えるグロワー系ネゴシアン、ミシェル・ゴネ・エ・フィスに託されている。

詳細

マルキ・ド・サドは自社畑を持たず、シャンパーニュの造り手に生産を委ねるブランド(MA)であり、キュヴェごとに異なる産地から葡萄を調達して個性を組み立てる点に栽培面の特徴がある。シャルドネとピノ・ノワールを等量でブレンドするブリュット・ディヴァンは、セザンヌ近郊のヴァンデ、オーブ県の白亜質丘陵モンギュー、同じく白亜質丘陵でより大陸性気候の強いフラヴォーという、性格の異なる3つの産地の葡萄を組み合わせる。シャルドネに適した冷涼な丘陵と、ピノ・ノワールが熟しやすい大陸性の気候帯を使い分ける発想が根底にある。

複数の産地から届く葡萄を一つのキュヴェにまとめる手法は、突出した個性を主張するより、産地ごとの持ち味を調和させることに主眼を置いている。冷涼な白亜質土壌が生むシャルドネの張りのある酸と、大陸性気候で完熟したピノ・ノワールのボリューム感を組み合わせることで、ブランドが掲げる快楽主義的な味わいの厚みを支えている。

ピノ・ノワール100%のブリュット・ロゼには、大陸性気候の礫質土壌で育ち、暑い年に収穫された葡萄を用いる。気温の高かった年の葡萄を選ぶことで、酸とのバランスを保ちながら果実の凝縮感を高める狙いがあるとみられる。醸造そのものは、コート・デ・ブランのアヴィーズを拠点とするグロワー系ネゴシアン、ミシェル・ゴネ・エ・フィスに委ねられている。

商品・生産データ
ブリュット・ディヴァン品種構成シャルドネ50%/ピノ・ノワール50%
ブリュット・ロゼ品種構成ピノ・ノワール100%
瓶内熟成期間瓶詰め後最低3年
創業年1988年

醸造方針

葡萄は手摘みで収穫し、丁寧なプレスを経てステンレス製の温度管理タンクで醸造する。瓶詰め後は最低3年にわたり瓶内で熟成させ、ルミュアージュ(澱下げ)も手作業で行う。

デゴルジュマン(澱抜き)は受注のたびに実施する方針で、出荷直前まで澱と接触させることで鮮度の高い状態での提供を重視している。在庫を長期間デゴルジュマン済みの状態で保管せず、注文が入ってから澱を抜くこの方式は、酸化のリスクを抑え、開栓時までできる限りフレッシュな状態を保つための工夫といえる。この方針は、快楽主義を掲げるブランドの美意識とも重なる。

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