Brugny-Vaudancourt / ブリュニー=ヴォダンクール
基本情報
| 地域圏(Région) | Grand Est |
| 県(Département) | Marne |
| 区(Arrondissement) | Épernay |
| 郵便番号 : | 51530 |
| 面積 : | 19.87 km2 |
| 隣接するクリュ(Coomune) | |
| Vinay, Saint-Martin-d'Ablois, Chavot-Courcourt, Montmort-Lucy, Morangis, Le Baizil, |
「Brugny-Vaudancourt」のぶどう畑
| テロワール | Vallée de la Marne - Côteaux Sud d'Epernay |
| 格付け | 86% Autre Cru [?] |
| 栽培面積 | 77.1 ha |
| - Chardonnay | 19.7 ha (25.6%) |
| - Pinot Noir | 2.6 ha (3.4%) |
| - Pinot Meunier | 54.8 ha (71.1%) |
| - その他 | 0 ha (0%) |
特徴
テロワール
詳細
ブリュニー=ヴォダンクールは、エペルネの南西、D951号線沿いに位置し、コート・ド・セザンヌ方面へ続く道の途中にあるコミューンです。Brugny(地図上では通常コミューン名と同じく表記される中心集落)、Vaudancourt、Les Limons、La Grange Le Comteの4集落で構成され、行政上はマルヌ県エペルネ郡エペルネ=2区に属します(INSEEコード51093)。コミューン全体の面積は1,987ha、標高は180m、2023年時点の人口は433人です。周辺コミューンとの位置関係は、北にヴィネー、北東にシャヴォ=クールクール、南にモランジ、北西にサン=マルタン=ダブロワが広がり、いずれもヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区内のコトー・シュッド・デペルネサブゾーンに属しています。
テロワールの特徴
ブドウ畑はコミューン北東部、主にヴォダンクール集落周辺に集中し、マルヌ川支流のル・キュブリ川が刻んだ谷の右岸沿いの斜面に位置します。斜面は西向き・北向き・東向きと多様な方位を持ち、隣接するサン=マルタン=ダブロワ、ヴィネー、シャヴォ=クールクールの畑と連続しています。コトー・シュッド・デペルネ地区全体の地質はパッチワーク状で多様性に富み、低い斜面にはコート・デ・ブランの近接を示すチョーク(白亜)が見られ、そこにスパルナシアン粘土(Argiles sparnacienne)が混在します。ブリュニー=ヴォダンクールではこの粘土質・石灰質の比率が高く、これがピノ・ムニエの支配的な栽培を促す要因となっています。シャンパーニュ・ヴォルローによると、粘土石灰質土壌は適度な保水性を持ち、太陽熱を保持してブドウの完熟を助けるとされています。この地区の最大の個性は、マルヌ渓谷らしいピノ・ムニエ由来の骨格と、コート・デ・ブランのチョーク由来のミネラル感を兼ね備えた多様なスタイルが生まれる点にあります。ピエリーのグロワー、 J-M Sélèqueはこの地区について「コトー・シュッドはシャンパーニュで最も優れたテロワールの一つになりうる」と評価しています。
主要生産者
Étienne Oudart(Le Manoir des Arômes)は、ブリュニー、ヴィネー、エソーム=シュル=マルヌにまたがる8.9haの畑を所有し、ヴィネーを拠点とするコオペラティブの会員でもあるレコルタン・クーペラトゥールです。トップキュヴェ「Cuvée Juliana Millésimée」は2006年ヴィンテージでシャルドネ40%、ピノ・ノワール40%、ピノ・ムニエ20%という独自の品種構成を採用しており、村内では比較的規模の大きい栽培家として知られています。
- Edmond Bourdelat — レコルタン・マニピュラン。トップキュヴェ「Magnifi Sens」は2006年ヴィンテージでシャルドネ65%、ピノ・ムニエ35%のブレンドです。
- Gabriel Fresne — 6コミューンにまたがる4.2haを所有するレコルタン・マニピュラン。ピノ・ムニエ80%、シャルドネ15%、ピノ・ノワール5%という構成で、トップキュヴェは「Cuvée Gabriel Millésime」。
- Benoit Hugot — ブリュニー、ヴィネー、ムッシー、ピエリー、オービレールに畑を持つレコルタン・マニピュラン。蔵には古い醸造器具を集めた小さなミュージアムが併設されています。
- Henry Bourdelat — ブリュニー、ショイイ、キュイ、エペルネ、シャヴォ、ムッシーなど複数村に畑を持つレコルタン・マニピュラン。トップキュヴェは「Cuvée Millésime」。
- Lahaye-Berthelot — 3haを所有し、年産25,000〜30,000本規模のレコルタン・マニピュラン。上位キュヴェ「Cuvée Préstige」はベースワインの50%を1年間樽熟成させてから仕込まれます。
歴史・由来
コトー・シュッド・デペルネ地区では1996年、11のコミューンが共同でプロモーション協会を設立しました。現在は13村が参加し、ピノ・ムニエとシャルドネを前面に押し出した産地アイデンティティの発信を続けています。ブリュニー=ヴォダンクールは、この協会の発足当初からのメンバーの一つです。村の南には現在もシャトー・ド・ブリュニー=ヴォダンクール(Château de Brugny-Vaudancourt)が残っており、地域の歴史を今に伝えています。
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