Blesmes / ブレーム
基本情報
| 地域圏(Région) | Hauts-de-France |
| 県(Département) | Aisne |
| 区(Arrondissement) | Château-Thierry |
| 郵便番号 : | 02400 |
| 面積 : | 9.70 km2 |
| 隣接するクリュ(Coomune) | |
| Brasles, Chierry, Gland, Nesles-la-Montagne, Fossoy, Courboin, Saint-Eugène, |
「Blesmes」のぶどう畑
| テロワール | Vallée de la Marne - Vallée de la Marne Ouest |
| 格付け | 80% Autre Cru [?] |
| 栽培面積 | 15 ha |
| - Chardonnay | 1.4 ha (9.3%) |
| - Pinot Noir | 0 ha (0%) |
| - Pinot Meunier | 13.6 ha (90.7%) |
| - その他 | 0 ha (0%) |
特徴
テロワール
詳細
ブレームはAisne県シャトー・ティエリー郡に属し、マルヌ川左岸(南側)に位置するコミューン。シャトー=ティエリの町から東へ約3.5km、ヴァレ・ド・ラ・マルヌの最西端エリアであるヴァレ・ド・ラ・マルヌ・ウエストを構成する38村のひとつだ。コミューン全体の面積は970haに及び、標高は67〜229mの幅を持つ。マルヌ川本流のほか、Chierry川・Moret川といった支流が村内を流れ、セーヌ-ノルマンディー水系に属する。東にフォソワ、西にシエリ・ブラスル、南西にネル=ラ=モンターニュが隣接する。
テロワール
ブドウ畑は村の東側にひとまとまりのブロックとして広がり、北向きの緩やかな斜面に沿って展開する。北向きという条件は日照量を抑制し、果実の成熟を穏やかに進める。その結果、酸がしっかりと保たれたまま収穫を迎えることが多く、ピノ・ムニエの持つ柔軟な果実感と相まって、軽快で飲み疲れないシャンパンのキャラクターを形成する。現在の総栽培面積は15haで、シャルドネが1.40ha、ムニエが13.60haと、ムニエが面積の91%を占める。1997年時点では52haあった畑が現在の水準まで大幅に縮小しており、村内の畑所有者(exploitants)は29人を数えるものの、実際にシャンパーニュを醸造・申告している生産者は3名にとどまる。
主要生産者
ブレームと関わりを持つ生産者として注目されるのがChampagne Vollereaux(シャンパーニュ・ヴォルロー)だ。1805年創業の歴史あるファミリーメゾンで、本拠はコトー・シュッド・デペルネのピエリーに置く。エペルネ周辺の複数の村に合計約100エーカーのブドウ畑を所有しており、その一画にブレームの畑が含まれる。メゾン全体の品種構成はシャルドネ50%・ピノ・ノワール30%・ピノ・ムニエ20%とシャルドネ主体だが、ブレームの畑はムニエの割合が高く、アッサンブラージュにおいて果実の柔軟さを添える役割を担う。
また、ランスを本拠とする大手ネゴシアン・マニピュランであるG. H. Martelも、ブレームに醸造施設を置いていることが確認されている。
歴史
ブレームはマルヌ川沿いという地の利から、古くより農業・交通の要所として機能してきた。村内には1863〜1865年に建設されたDhuis水道橋(Aqueduc de la Dhuis)が通り、パリ東部やヴァル・ドゥ・ロップ(ディズニーランド・パリを含む地域)への飲料水供給を担う歴史的建造物として現在も機能している。 第一次世界大戦では、1914年9月のマルヌ会戦(第一次)においてブレームは激しい戦闘に巻き込まれ、壊滅的な被害を受けた。パリへのドイツ軍進撃を食い止めた決定的な会戦であり、村はその最前線のひとつとなった。ブドウ畑の大幅な縮小は、こうした歴史的背景と戦後の農村構造の変化とも無関係ではない。
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