シャンパーニュ　コラン・ギューム　ブリュット NV

Collin Guillaume Brut / コラン・ギョーム ブリュットはフランス北東部のシャンパーニュ地方で生産される発泡性のワイン、シャンパンです。生産者はCollin Guillaume/コラン・ギョーム()です。

シャンパーニュ コラン・ギューム　ブリュットChampane Collin-Guillaume Brut,Blanc産地フランス/シャンパーニュ/モンターニュ・ド・ランス容量750mlアルコール分12％前後タイプ白(泡)・辛口品種シャルドネ45%、ピノ・ムニエ43%、ピノ・ノワール12%シャルドネ（45%）、ピノ・ムニエ（43%）、ピノ・ノワール（12%）のアッサンブラージュ。シャンパーニュの美点の多様性が見事に表現されたスタンダード・キュヴェ。美しく明るい黄色のローブ、滑らかな口当たり、若い梨とフレッシュ・ミントの香りが官能的。アペリティフとして、もちろん食中酒としても最高。まろやかなフィニッシュと心地よさがこの上ない。単一年の収穫ブドウ（65%）で醸した原酒をステンレス・タンクで発酵。リザーヴ・ワイン（46%）をブレンドした後、引き続きステンレス・タンクでマロラクティック発酵と6ヶ月の熟成を行う。瓶内熟成期間は最低18ヶ月。ドザージュは8グラム。〜シャンパーニュ・コラン＝ギョーム〜名門プレスティージュ・シャンパーニュのブドウ樹の原点！世界に君臨する天才苗木家シャンパーニュ・コラン＝ギョームシャンパーニュ・コラン＝ギョームの歴史は1850年頃モンターニュ・ド・ランス地区のリュドでブドウ栽培を生業としていたジュパン＝コラン一族によって始まった。創業は1864年。6世代続くRC（レコルタン・コーペラティヴ＝ブドウ栽培家の協同組合）だ。ジュパン家のマルセルは霜からブドウ樹を守るための研究に従事。1873年にアイの農業共進会によって表彰されたことも示すように、その功績は高く評価されている。当時、リュドで馬を使った当時としては最新のブドウ栽培が初めて試みられ、次第に改良を重ね、定着したことが記録に残っている。現当主ディディエの祖父ロランは1945年にリュド協同組合創設時の創設者の1人であり、父ルイはリュド協同組合の主宰を21年間務めた。コラン家は代々ブドウ栽培に情熱を傾け、ワインの品質を飛躍的に向上させることでシャンパーニュの発展に積極的に尽力した。そして、ディディエは苗木家アンリ＝グザヴィエ・ギョームの姉ドミニクと結婚、夫婦でヴィトリー＝ル・フランソワ Vitry-Le-Francoisのテロワールでドメーヌの発展に努めている。また、義父であり高い評価を受けた苗木家アンリ・ギョームが所有していたオーブの土地も受け継ぎ、畑を広げていった。 徹底したリュット・レゾネ現在、ディディエとドミニク・コラン＝ギョームは、8haに及ぶ4つのコミューンでピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、そして、シャルドネを栽培している。また、アルバンヌとプティ・メリエなどの古代品種を、保護する目的で大切に栽培している。早くから固有のテロワールという遺産を保護する必要性に着眼していたディディエは、ブドウ樹の病気のモデリングと気候データや丘陵の定常観測を行い、24年以上前からリュット・レゾネを取り入れ、農薬・化学肥料の使用を極力控えた栽培を徹底している。また、ブドウ樹と樹皮のメンテナンス、畝と畝のあいだに草を生やし、ブドウ樹と共存させる自然農法を実践することによって土壌の保護・補完を行い、テロワールの独自性を高める生態系への配慮も欠かさない。 古代品種保存と穂木の提供穂木として使用する枝の収穫シャンパーニュのブドウ品種といえば、シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエの3品種が思い浮かぶ。しかし、シャンパーニュに使用できる品種は、この3種類だけではない。この他にも、アルバンヌ(Arbanne)、プティ・メリエ(Petit Meslier)、フロモントー(Fromonteau)、アンフュメ Enfume)といった古代品種、そして、ピノ・ブラン(Pinot Blanc)も使用することが可能であった。事実、18世紀のシャンパーニュは古代品種4種とシャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエをアッサンブラージュした、正にアッサンブラージュの妙をたくみに表現したものであったことが知られている。しかし、歴史の流れのなかで、これらの品種はシャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエに凌駕され、現在ではシャンパーニュではおろか、フランスでも絶滅しつつある希少な品種となってしまった。この希少な古代品種のなかで絶滅しつつある品種を未来に残したいという思いから、コラン＝ギョームではアルバンヌ、プティ・メリエの栽培を続け、その穂木をピノ・ノワールとともに彼の義兄であるアンリ＝グザヴィエ・ギョームが経営するペピニエール・ギョーム社に提供している。 世界一の苗木家 アンリ＝グザヴィエ・ギョームブドウの苗木の生産において、現在フランス第1位、世界第3位の会社、ペピニエール・ギョーム社の技術部門取締役兼ヴィニョーブル・ギョーム社社長。ギョーム家の苗木の質は超一流のワイン生産者によって広く認知されており、DRCは25年来の顧客。また，シャンパーニュのジャック・セロスとは12年前から、また十数年前にクリュッグが“クロ・デュ・メニル”の一部をクローン121と95の穂木に植え替えた際には、ペピニエール・ギョームが接ぎ木を担当した。

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