Collin Guillaume / コラン・ギョームは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Silleryを本拠とするRC / ブドウ農家の銘柄で、育てたブドウを生産者協同組合にもちこみシャンパンを生産しています。
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目次

Collin Guillaume / コラン・ギョーム

Collin Guillaume

コラン・ギョーム

コラン・ギョームは、モンターニュ・ド・ランス地区の名村シルリィ(グラン・クリュ)を本拠地に、家族三代で育んだ3つの異なるテロワールの多彩な葡萄を組み合わせ、複雑味とエレガンスを両立させるシャンパーニュを生み出すレコルタン・コーポラトゥールです。

基本情報

地区Montagne de Reims / モンターニュ・ド・ランス
- Grande Montagne de Reims / グランド・モンターニュ・ド・ランス
村51500 Sillery / シルリィ [Grand Cru]
所在地3 rue de la Vesle, 51500 Sillery (Google Maps)
公式サイトhttp://www.champagnecollinguillaume.fr/
Maildcollinguillaume@free.fr
SNS
Tel+33 (0)3 26 49 16 75, +33 (0)6 08 48 14 21(fax)
製造業者種別RC
インポーター木下インターナショナル株式会社

商品更新情報

特徴・スタイル

コラン・ギョームが目指すのは、グランド・モンターニュ・ド・ランス、バルセカネ、ヴィトリャという性格の異なる3つのテロワールをひとつのシャンパーニュへと編み上げる、いわばパズルのようなアッサンブラージュです。石灰質土壌が育むピノ・ムニエとピノ・ノワールの骨格に、養分豊かな土壌のピノ・ノワールがふくよかさを重ね、南向き斜面のシャルドネやアルバンヌ、プティ・メリエが華やかな酸を添えます。伝統的な手仕事と気候データに基づく栽培管理を組み合わせ、控えめなドサージュでワイン本来の表情を際立たせる、複雑みとエレガンスを両立させたスタイルに仕上げています。

歴史・ブランドストーリー

コラン・ギョームの物語は、1850年頃、モンターニュ・ド・ランスの村リュードでジュパン=コラン家が葡萄栽培を始めたことに始まります。1873年にはアイの農業共進会で、霜害から葡萄樹を守る研究に取り組んだマルセル・ジュパンが表彰され、リュードで初めて馬耕を導入した先駆者としても知られました。 祖父ロランは1945年にリュードのワイン醸造協同組合の創設に加わり、父ルイは剪定枝を土壌に還元する栽培法を取り入れるなど、代々土地への敬意を受け継いできました。1971年、現当主ディディエ・コランが経営を継承し、以後21年にわたり協同組合の組合長も務めます。妻ドミニク・コラン=ギョームとともに、AOC地域の拡大を追い風にヴィトリ=ル=フランソワ(Vitry-le-François)や、著名な葡萄苗木生産者だった義父アンリ・ギョームゆかりのオーブ県の畑へと栽培地を広げ、今日の3テロワール体制を築き上げました。

詳細

シルリィ(グラン・クリュ)を本拠地とするコラン・ギョームは、1850年頃にモンターニュ・ド・ランスの村リュードで葡萄栽培を始めたジュパン=コラン家を祖に持ち、現在は三代目のディディエ・コランが妻ドミニクとともに経営する家族経営のレコルタン・コーポラトゥールです。1971年に経営を継いだディディエは、その後21年にわたってリュードのワイン醸造協同組合の組合長も務め、地域全体の栽培・醸造技術の向上にも力を注いできました。自社畑で育てた葡萄を主体に、瓶詰めから熟成までを自社で一貫して手がけています。AOC地域の拡大にあわせて栽培エリアを広げてきた結果、現在ではモンターニュ・ド・ランス、オーブ県のバルセカネ、ヴィトリャという性格の異なる3つのテロワールに、合計8.5haほどの自社畑を保有しています(外部資料では7〜7.5haとする記載もある)。

グランド・モンターニュ・ド・ランスの畑は、地表下80cmほどで石灰岩層が現れる粘土石灰質土壌で、ピノ・ムニエとピノ・ノワールに適した土地です。オーブ県のバルセカネは養分に富む泥灰岩(マルヌ)土壌が特徴で、ここではピノ・ノワールが力強い個性を発揮します。南向き斜面が広がるヴィトリャの石灰岩土壌では、シャルドネに加え、古来種のアルバンヌやプティ・メリエといった希少品種が育てられ、それぞれの土地が異なる表情の葡萄を生み出しています。これらの希少品種は栽培の難しさから収量がわずかですが、大切に守り継がれ、伝統的な品種構成の多様性を今に伝えています。

霜害から葡萄樹を守るための研究に取り組んだ創業家の姿勢は、今日の精密な畑管理にも通じています。栽培では、化学資材への依存を減らすヴィティキュルチュール・レゾネ(減農薬型の理性的栽培)を実践し、気候データや病害モデルを踏まえて畑を定期的に観察したうえで、必要な処置を必要な範囲にとどめています。樹皮を用いたマルチングや草生栽培によって土壌の健全性を保つとともに、父ルイの代に導入された、剪定枝を土壌に還元して樹に栄養を戻す手法も今なお息づいています。摘葉から収穫まで手作業を中心とした管理を徹底し、房の状態を見極めながら健全な果実だけを丁寧に摘み取ることで、圧搾前の原料の質を高めています。

栽培・生産データ
自社畑面積8.5ha(外部資料では7〜7.5haとする記載もある)
主要テロワール数3(グランド・モンターニュ・ド・ランス、バルセカネ、ヴィトリャ)
アルコール発酵期間約3週間
セラー熟成期間2〜5年
ラインナップ数6種

醸造方針

収穫した葡萄はピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、シャルドネの3品種を別々に圧搾し、約3週間かけてアルコール発酵を行います。品種ごとに醸造を分けることで、それぞれの果実が持つ個性を損なうことなく引き出し、アッサンブラージュの選択肢を広げています。マロラクティック発酵はこれに続けて実施され、酸をまろやかに整えます。1月からは品種・クリュ・年号ごとに試飲を重ねながらアッサンブラージュを検討し、3つのテロワールが持つ個性を最大限に活かす配合を見極めていきます。瓶詰め後はセラーで2〜5年にわたり静かに熟成させ、ルミュアージュとデゴルジュマンを経て仕上げます。ドサージュは控えめに設定し、葡萄とテロワールが本来持つ味わいを前面に出すことを大切にしています。こうして生まれるキュヴェは、単一のクリュにとどまらない奥行きのある味わいを備えています。

ラインナップ

ブリュット、ロゼ、ブラン・ド・ブラン、ミレジメのグランド・キュヴェ、ブリュット・ナチュール、デミ・セックと、幅広いスタイルを揃えています。3つのテロワールから生まれる原酒を軸に、伝統的な手法と現代的な栽培管理を組み合わせることで、シリーズ全体を通じて一貫した個性を保っています。ブラン・ド・ブランやブリュット・ナチュールのように、シャルドネや低ドサージュの個性を際立たせるキュヴェも用意されており、テロワールごとの違いを飲み比べながら楽しむこともできます。

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