Fontaine / フォンテーヌ
基本情報
| 地域圏(Région) | Grand Est |
| 県(Département) | Aube |
| 区(Arrondissement) | Bar-sur-Aube |
| 郵便番号 : | 10200 |
| 面積 : | 5.68 km2 |
| 隣接するクリュ(Coomune) | |
| Bar-sur-Aube, Bayel, Baroville, Couvignon, |
「Fontaine」のぶどう畑
| テロワール | Côte des Bar - Bar-sur-Aubois |
| 格付け | 80% Autre Cru [?] |
| 栽培面積 | 49.6 ha |
| - Chardonnay | 4 ha (8.1%) |
| - Pinot Noir | 40.7 ha (82.1%) |
| - Pinot Meunier | 4.9 ha (9.9%) |
| - その他 | 0 ha (0%) |
特徴
テロワール
詳細
フォンテーヌはコート・デ・バールのバール・シュル・オウボワエリアに属するオーブ(Aube)川左岸の小村で、バール=シュル=オーブの町のすぐ上流に位置する。コミューン総面積568 haのうちぶどう畑は49.6 ha、標高約170 m、人口247人(2022年)の農村集落だ。北にバール=シュル=オーブ、南にバロヴィル、西にクヴィニヨンと隣接する。なお、グランド・モンターニュ・ド・ランスにはFontaine-sur-Aÿ(フォンテーヌ=シュル=アイ)という別のコミューンが存在するが、ここで扱うフォンテーヌはオーブ県(Aube)の村であり、全くの別地である。
コート・デ・バールのバール・シュル・オウボワは、シャンパーニュのAOCに後発的に組み込まれたエリアだが、フォンテーヌはその中でもオーブ川に沿って広がる農業地帯の一角を担う。ぶどう畑は村落を取り囲むように南西と南側の2つのブロックに集まり、丘の傾斜を利用した南東向きを基本とする構造をとる。畑の標高は170 m前後で、コート・デ・バール全域のなかでも比較的穏やかな地形に属する。
品種構成はピノ・ノワールが40.70 ha(全体の約82%)と圧倒的な割合を占め、次いでピノ・ムニエ4.90 ha、シャルドネ4.00 haが続く。土壌はキンメリジャン系の石灰岩と粘土の混合で、シャブリ(ブルゴーニュ)と同じ地層に由来する。マルヌ地方のシャンパーニュと比べて粘土質の比率が高いことが特徴で、この土壌条件がピノ・ノワールの緩やかな熟成を促し、果実味に厚みをもたらす。南東向き斜面の安定した日照により、コート・デ・バール南部の中でもピノ・ノワールの熟度確保がとりわけ安定しているエリアとして知られる。
主要生産者
フォンテーヌには17の生産者が登録されているがいずれも少量生産の小規模グロワーであり、流通は地元を中心とする。情報公開は現時点では限られており、今後のグロワー発掘が期待されるエリアでもある。
格付けと歴史的背景
フォンテーヌを含むバール・シュル・オウボワの全33村は、廃止されたエシェル・デ・クリュ制度において一律80%評価(オートル・クリュ)とされていた。これはコート・デ・バールがシャンパーニュ・アペラシオンに後発的に組み込まれた際の経緯による一括処理であり、個々のテロワールの品質を精密に評価したものではない。バール・シュル・オウボワが正式にシャンパーニュAOCに加わったのは1927年のことで、マルヌの中心地とは地質・気候ともに異なる南シャンパーニュとしての独自性を持ちながらも、長くその地位を確立してきた。シャブリと同一のキンメリジャン地層に由来する土壌と南東向き斜面というフォンテーヌ固有の自然条件は、エシェル・デ・クリュの数値が示す以上のポテンシャルをこの小さな村に与えている。
詳細を閉じる

