Couvignon / クヴィニヨン
基本情報
| 地域圏(Région) | Grand Est |
| 県(Département) | Aube |
| 区(Arrondissement) | Bar-sur-Aube |
| 郵便番号 : | 10200 |
| 面積 : | 13.43 km2 |
| 隣接するクリュ(Coomune) | |
| Bar-sur-Aube, Bergères, Urville, Fontaine, Baroville, Proverville, Spoy, Meurville, |
「Couvignon」のぶどう畑
| テロワール | Côte des Bar - Bar-sur-Aubois |
| 格付け | 80% Autre Cru [?] |
| 栽培面積 | 110.6 ha |
| - Chardonnay | 13 ha (11.8%) |
| - Pinot Noir | 93.4 ha (84.4%) |
| - Pinot Meunier | 4 ha (3.6%) |
| - その他 | 0.2 ha (0.2%) |
特徴
テロワール
詳細
クヴィニヨンはコート・デ・バールのバール・シュル・オウボワ地区に属するコミューンで、トロワから南東に52km、バール=シュル=オーブから南西に7kmの位置にある。村はラ・ピエール川が刻んだ谷あいに広がり、川はムールヴィルでル・ランディオン川へ合流する。コミューンの総面積は13.43km²で、中心となる本村のほか、東側に離れたハムレット「ヴァル・ペルデュ(Val Perdu)」を含む。周囲にはスポワ、プロヴェルヴィル、フォンテーヌ、バロヴィル、ベルジェール、ウルヴィルといったコミューンが接しており、バール・シュル・オウボワ地区のブドウ産地群の一角を形成している。
ブドウ畑はラ・ピエール川の両岸の斜面に展開し、北向きから南向きまで多様な傾斜面をもつ。標高は約212m。バール・シュル・オウボワ地区の内陸性気候のもとで、年間平均気温10.5℃、年間降水量875mmという環境にある。冬の寒冷と秋冬の霧が熟成を緩やかにし、斜面の排水性と川沿いの適度な湿度が果実の凝縮感を助けている。総栽培面積は110.60haで、そのうちピノ・ノワールが93.40haと大部分を占め、シャルドネ13.00ha、ピノ・ムニエ4.00haが続く。
Pratは、クヴィニヨンのピノ・ノワールを「コート・デ・バールの代表的テロワール」と位置づけ、複数のキュヴェにこの村のブドウを使用している。同社のテクニカルシートによると、クヴィニヨン産のピノ・ノワールはアーモンド、蜂蜜、アプリコットジャム、シナモンといった複雑な香りのニュアンスをもたらすとされ、コート・デ・バール特有の豊かなボディと芳香系の複雑さを体現している。
村名はラテン語の「cortis(農場・領地)」と「vigne(ブドウ)」に由来するとされ、この谷の斜面がかつてからブドウ栽培に適していたことを地名自体が示している。人間の定住の痕跡は13世紀に遡り、オジェ・ド・クヴィニヨンがシャンパーニュ伯への功績により村の土地を男爵領に昇格させた記録が残る。その後フランス革命まで複数の貴族家による統治が続いた。1851年には人口が700人に達したが、1889年以降にフィロキセラの被害がブドウ畑を直撃した。この打撃を受けた生産者たちは1911年のシャンパーニュ反乱に加わり、自分たちのテロワールをシャンパーニュのアペラシオンとして認めるよう求めた。この要求は認められ、クヴィニヨンは現在もコート・デ・バールのピノ・ノワール産地として22軒の生産者が栽培を続けている。
詳細を閉じる