Colombé-la-Fosse / コロンベ=ラ=フォセ

コロンベ=ラ=フォセは、コート・デ・バールバール・シュル・オウボワ地区でオーブ川の水源域に広がる小さな村です。栽培面積の約6割をピノ・ノワールが占め、骨格のしっかりした赤系果実の力強いシャンパンが生まれます。家族経営の生産者が多く、知る人ぞ知る素朴な味わいに出会えます。

基本情報

地域圏(Région)Grand Est
県(Département)Aube
区(Arrondissement)Bar-sur-Aube
郵便番号 : 10200
面積 : 9.31 km2
隣接するクリュ(Coomune)
Voigny, Saulcy, Arrentières, Engente, Colombé-le-Sec, Thors, Maisons-lès-Soulaines,

「Colombé-la-Fosse」のぶどう畑

テロワールCôte des Bar
- Bar-sur-Aubois
格付け80% Autre Cru [?]
栽培面積108.5 ha
- Chardonnay17 ha (15.7%)
- Pinot Noir68.7 ha (63.3%)
- Pinot Meunier22.2 ha (20.5%)
- その他0.6 ha (0.6%)

特徴

コロンベ=ラ=フォセのシャンパンは、ピノ・ノワールが骨格とコンプレクシティを与え、ピノ・ムニエが丸みと清涼感を、シャルドネが繊細さを補う構成です。赤系果実のニュアンスがしっかりと感じられる、コート・デ・バールらしい飲みごたえのあるスタイルが特徴です。手摘み収穫を採用する生産者も多く、丁寧な区画管理がブドウの質を支えています。骨太な味わいは、ジビエや煮込み料理などしっかりとした食事と合わせたい一本を探している飲み手にこそ似合います。

テロワール

コロンベ=ラ=フォセのブドウ畑は、村を東西に横断する帯状の区画に密集して広がっています。斜面の向きは一様ではありませんが、南向き斜面の比率が高く、日照を確保しやすい立地です。土壌はポートランディアン期の石灰岩・泥灰土を基盤としており、同じコート・デ・バールでもバール・シュル・セーヌ地区のキンメリジャン土壌とは異なる地質的個性を持ちます。気候はロレーヌ・ラングル高原・モルヴァン気候区に属し、年間平均気温10.4℃、冬は平均1.5℃まで冷え込み、秋から冬にかけて霧が発生しやすい土地柄です。村にはラ・ブレス川の源流があり、隣接するアンジャント方面へと水が流れ出していきます。こうした冷涼な気候と石灰質土壌の組み合わせが、ブドウの酸を保ちながらしっかりとした骨格を持つ果実を育て、力強さの土台を作り出しています。

詳細

コロンベ=ラ=フォセは、コート・デ・バール地区のバール・シュル・オウボワ・サブエリアに位置する小村です。オーブ川の右岸に開けたコミューンで、ブドウ畑はコロンベ=ル=セックアランティエールの畑と地続きに広がっています。北東にソルシー、東および南にコロンベ=ル=セック、南西にヴォワニー、西にアランティエール、北西にアンジャントと、複数の小村に囲まれた立地です。村内にはラ・ブレス川(全長12km)の水源があり、下流のアイユヴィルでオーブ川に合流します。コミューン全体の面積は931haで、行政上はオーブ県バール=シュル=オーブ郡区に属します。

テロワールの特徴

ブドウ畑は村の周囲に密集し、東西に走る帯状の区画に展開しています。斜面の向きは一様ではありませんが南向きの割合が高く、日照に恵まれた区画が多いのが特徴です。土壌の基盤はポートランディアン期の石灰岩・泥灰土で、隣接するバール・シュル・セーヌ地区のキンメリジャン土壌とは異なる地質を持ちます。気候はケッペン分類でCfb(温暖海洋性気候)に区分され、より細かくは「海洋性気候が変容した気候」とされるロレーヌ・ラングル高原・モルヴァン気候区に属します。年間平均気温は10.4℃、年間降水量は894mm(1971〜2000年平均)、より新しい観測(1991〜2020年)では1,495mmと記録されています。冬は平均1.5℃まで冷え込み、秋冬には霧が多く発生する土地柄です。こうした冷涼な気候条件と石灰質土壌の組み合わせが、ブドウの酸を保持しながら骨格のしっかりした果実を育てる土台となっています。

主要生産者

Germar Bretonは、コロンベ=ラ=フォセを含む4つの村に合計7haの畑を所有するレコルタン・マニピュランです。社名はLaurent Bretonといい、複数村にまたがる畑の組み合わせから多様な原料を確保しているのが特徴です。

A. Viot & Filsは8haの畑を持つレコルタン・マニピュランで、シャルドネピノ・ムニエピノ・ノワールをほぼ均等に栽培しています。ヴィンテージ・キュヴェも手がけ、ヴィニュロン・アンデパンダンに加盟。長期熟成後に出荷する方針を取っており、瓶内での時間をかけた熟成にこだわりを持つ生産者です。

  • Robert Cudel(旧称Robert Cudel & Fils)は10.5haの畑を所有し、年間約9万本を生産するレコルタン・マニピュランです。
  • Alain Leboeufは7haを栽培するレコルタン・マニピュランで、ヴィンテージシャンパンも展開しています。
  • Jean Courtillierは4.8haの畑を持つ生産者で、トップキュヴェ「Glossy」はシャルドネ70%、ピノ・ノワール20%、ピノ・ムニエ10%という独自の品種構成で造られています。

歴史

コロンベ=ラ=フォセの住民は男性形でConivans、女性形でConivanesと呼ばれます。人口は19世紀中頃には550人を超えていましたが、その後一貫して減少を続け、2023年時点では162人にまで減少しています。ブドウ畑の面積は1997年時点で101haでしたが、2013年までに108.5haへと拡大しました。村のランドマークとしては、サン=ルーヴァン教会や墓地の十字架が知られています。

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「Colombé-la-Fosse」を拠点とするシャンパン銘柄

参考情報