ボランジェ・ヴィエイユ・ヴィーニュフランセーズ[1999]木箱入り（泡・白）

Bollinger Vieilles Vignes Françaises / ボランジェ ヴィエイユ・ヴィーニュ・フランセーズはフランス北東部のシャンパーニュ地方で生産される発泡性のワイン、シャンパンです。生産者はBollinger/ボランジェ(NM:ネゴシアン・マニピュラン)です。

が生んだ一本！フランス・ワインの評価本『クラスマン2008』で、最高峰の3ツ星を受けたシャンパンの造り手は、僅か4つ。『クリュッグ』、『サロン』、『エグリ・ウーリエ』、そして、今回ご紹介する『ボランジェ』だけが、最高峰と認められたのです。そのボランジェに、とてもとても、特別な1本があるのを、ご存知ですか？その名を、『ヴィエイユ・ヴィーニュ・フランセーズ』と言います。19世紀末、シャンパーニュ地方の畑は、ブドウを根から侵食し、ブドウの生命を止めてしまう害虫、フィロキセラによって壊滅状態になりました。この病気は、世界のワイン産地ほとんど全てに広がり、今やフランスでも、アメリカ種のブドウの台木に接木された樹を植えるのが、常識になってます。が、その時、奇跡的にフィロキセラに侵されず、その後、接木も行われず、昔ながらの取り木方式で栽培が行われ、シャンパーニュ地方の失われた風景を今に残す畑があります。そう、その奇跡的に接木なしで存続するブドウ樹のある畑のブドウのみを使用し、生み出されるのが、ボランジェの宝とも言うべき、この『ヴィエイユ・ヴィーニュ・フランセーズ』なのです。アイ村の『ショード・テール』（0．6エーカー）、『クロ・サン・ジャック』（0．5エーカー）、ブージィの『クロワ・ルージュ』（0．3エーカー）という、併せてもわずか0．6ha（1．5エーカー）に満たないグラン・クリュの3つの区画で収穫されるブドウだけを使用し、大事に造られます。醸造にも、並々ならぬ拘りを見せ、全てにおいて『特別』な存在、ヴィエイユ・ヴィーニュ・フランセーズ。遂に、新ヴィンテージ、1999年が到着です！1999年の全生産量は4930本。世界のトップ・レストランに寝かされ、世に知られるワイン・コレクターが秘蔵ストックにする数を引いてしまうと、一般の小売市場に流通する数は、ほんの僅か…(;^^)なので、リリース間もない今が、一番のチャンスなのです！全てにおいて特別な『奇跡』が生んだ1本、ヴィーニュ・フランセーズの1999年、遂に入荷しました！ 【詳細情報】 ●4000キロのブドウから得られる、2550リットルのブドウ果汁のうち、最初の2050リットルの最も純度の高い果汁のみを使用。●ピノ・ノワール100％●一次発酵は全てオーク樽という、現在のシャンパーニュ地方では珍しく贅沢な造り。●厳しいセレクションが行えるよう、小容量(205リットル、220リットル、410リットル）の樽を使用。●5年以上使用した古樽のみを用い、樽からの樽香やタンニンは出さず、アロマに複雑味が増し、熟成のポテンシャルを高める。●ボトリングしてから、カーヴで二次発酵と熟成が行われます。ボトルはコルクで栓をしますが、コルクを使うことで、通常の王冠に比べ酸化を防ぐことができます。これによりフレッシュ感が保たれ、ブーケやはっきりしたアロマが残されます。●最低でもカーヴで6年間熟成。●手作業でデゴルジュマンを行い、少量のドザージュを行います（7〜9g/リットル）。その後、少なくとも3ヶ月間休ませます。これは門出のリキュールをよくなじませ、そしてデゴルジュマン後のワインを休ませるためです。【1999年栽培状況】●1998年秋の多雨により土壌に水分が蓄積されていたため、特に発芽から結実までの生長が早く進みました。●冬は穏かで雨がちでした。●春にはひどい霜もなく、開花期は3品種ともほぼ同時期で6月10日〜13日でした。●乾燥した夏の後の9月半ばからの雨が、既に重くなっていた数多いブドウの実を更に重くしました。●ブドウはしっかり成熟し、9月14日〜29日に収穫が行われました。収穫の時期になっても葉が青々としていました。●ボランジェの平均潜在アルコール度数は10度に達し、酸は6．14g/リットルでした。●1999年の収穫は1970年や1983年を思い出させるもので、クオリティーもとても楽しみな年です。（輸入元様資料より抜粋）

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