ブルーノ・パイヤールN．P．U1990

Bruno Paillard N.P.U - Nec Plus Ultra Millésimé / ブルーノ・パイヤール N.P.U - ネック・プラス・ウルトラ・ミレジメはフランス北東部のシャンパーニュ地方で生産される発泡性のワイン、シャンパンです。生産者はBruno Paillard/ブルーノ・パイヤール(NM:ネゴシアン・マニピュラン)です。

〜』と言う、言葉は、時としてあまりに容易に使われている事があります。ですが、この、『ブルーノ・パイヤールN．P．U1990』は、その言葉に相応しく、あらゆる過程において、最高のものを与えられ、選ばれて造られました。 【最高とは？】 類い稀なN．P．U！！戦後誕生した、唯一のシャンパン・メゾンである『ブルーノ・パイヤール』は、その名で世に送り出される製品の品質において、『絶対の厳選されたもの、そして洗練されているもの』が基本となっており、なによりもまず、テロワールの持つ特徴を、躍動させる事を念頭に置いています。『ブルーノ・パイヤールN．P．U1990』( Nec Plus Ultra )は、設立当初より、追求されて来た、メゾンの、野心を示すものとも言えます。そう、その野心とは、『最大限に偉大なシャンパンを提供する』と言う事ですっ！！まず、自然のみがもたらす事の出来る、『偉大な年』が訪れるのを辛抱強く待つ必要がありました。1990年は、88、89年に続く、『栄光の3年』と言われる、最後の年であり、その中でも、常軌を逸する年でした。温暖な冬の後、4月初旬は、強い霜に覆われ（霜の時期があまり遅くなると、折角付いた芽が、全てやられてしまいます）、5月の猛暑、6月の大量の雨（成長を促す雨は、とても有効です）、8月の記録的に長い日照時間、規則的な降水量（ブドウの成長に理想の状態）、によって、完全に衛生的な状態を作り出すことが出来ました。そう、1990年は、葡萄栽培にとって、とても重要であり、私達にはコントロールする事の出来ない、自然のみが知る、『気候』に大変恵まれた年であったのです。この年の、葡萄栽培に置いて、素晴らしく理想的な気候は、高い糖度、通常以上の酸味、豊かな収穫をもたらしました。9、10月は、穏やかな気候であった為、ゆっくりと成熟に達し、より豊かで、複雑な味わいのブドウに育ち、霜がかかったブドウ畑でも収穫が可能でした。ブドウの状態が、ハッキリしてくると、その夢のような出来事は始まりましたっ！！シャンパーニュ地方の、321ある畑の中で、たった17個所しかない、グラン・クリュの中で、この1990N．P．Uが使用している葡萄は、その中から、更に選ばれた、7つのグラン・クリュの中で、そこから、更に、厳選されたブドウだけが選ばれ、その他のブルーノ・パイヤールの製品同様、『一番搾り』の果汁だけが使われています。そして、その搾り汁は、小さなオーク樽の中で発酵し、9ヶ月間、そこで熟成されます。そうして出来上がった、62の樽のアッサンブラージュ（＝ブレンドの意味。この時は、シャルドネと、ピノ・ノワールが50％づつでした）は1991年の7月に行われました。そして、『N．P．U1990』として将来、世に送り出される為、17，755本が瓶詰めされましたっ！！二次発酵は、瓶詰め後、10．5度に保たれている、涼しいセラーの中で始まります。8年間の熟成の後、1999年3月、デゴルジュマン(＝澱抜き)された最初の5040本に、1／17755から5040／17755まで番号が付けられました。ドサージュは、厳密に、最低限に抑えられており（これもこのメゾンの特徴）このように仕上げられたボトルは、市場にリリースされる前、熟成させる為に1年間セラーに戻されました。そして、『究極のシャンパン、ブルーノ・パイヤールN．P．U1990』の登場ですっ！！極めて複雑であるので、このワインはあまりに低温すぎると抑圧されてしまうでしょう。冷蔵庫に入れることは厳禁です。軽く冷やす程度が望ましいでしょう。アペリティフに最適ですが食後にも良いし、特別な機会であれば食事中でも良いでしょう。（甘いもの、スパイスの効いたものには注意を！）この卓越したN．P．Uを生み出す為に、10年間の月日がかかりました。お飲みになる前に、どうぞ、その泡、音、香りを十分楽しんで、その後、その全てのニュアンスと豊かさを堪能する為に、最後に、ゆっくりと口に含んで下さい。（輸入元様から頂いた資料より抜粋、一部補足） 10年かかってやっとその姿を現した『ブルーノ・パイヤールN．P．U．1990』。ある意味、造り手達が、『自分達の求める究極が、どこまで突き詰めていけるか？』を知る為に造った、と言えるかも知れません。17755本分の1、何番がお手元に届くかは分かりませんが、どの1本も、全てブルーノ・パイヤールの傑作である事に変わりはありません。アメリカで、150ドルというから、この値段はかなりお買い得ではないでしょうか？ 【ワイン・スペクテイター誌のコメント】 驚異的なブーケである。アジア系のの香辛料、バラ、レモンなどの香りがリンゴや、パン、あぶったナッツの香りの中にふんだんに感じられる。非常に新鮮でバランスが良く、後味に残るショウガのニュアンスや、ミネラルの感じが印象的です。ワイン・スペクテイター誌評価　95点飲み頃予想　今〜2010年 ※気候、ブドウ、造り…。全てに最高を目指して生み出されたシャンパンです！！

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