フィリポナ クロ・デ・ゴワス [1999]750ml

Philipponnat Clos des Goisses / フィリポナ クロ・デ・ゴワセはフランス北東部のシャンパーニュ地方で生産される発泡性のワイン、シャンパンです。生産者はPhilipponnat/フィリポナ(NM:ネゴシアン・マニピュラン)です。

クリュッグの「クロ・デ・メニュル」と並んで、非常に希少な単一畑の「クロ・デ・ゴワス」 アイ村のチョーク質のグリッゲの丘に位置する単一畑『クロ・デ・ゴワス』。 表土が浅く痩せていることで、葡萄の根が容易に岩盤に到達できるため、ワインに比類なきミネラル≪それは最高のテロワールか生まれたワインの証≫が与えられる。 また、マルヌ川に面した南向きの急斜面にあり、この畑の平均気温だけは、シャンパーニュ地方の平均気温よりも1.5℃も高い(450km南のブルゴーニュ地方と同じ)。フィリポナがこの偉大な畑を表現する最大の目標は、このテロワールの恩恵を十分に享受したピノ・ノワールの力強さと豊潤さを完璧に表現することで、ピノのパンチ力をシャルドネがもたらす鋭い緊張感でバランスをよくすることである。そのために70%がピノ・ノワール、30%がシャルドネのブレンドとなっている。 ちなみに、『ゴワセ』とは厳しい労働という意味。機械が入ることの出来ない急斜面にあるため、すべて人間の手作業によるもの。 瓶内で8年～10年寝かされてから出荷されます。 ピノ・ノワール70%、シャルドネ30%、生産本数約20,000本 ドザージュ4.5g/L デゴルジュマン：2011年6月

ワインアドヴォケイト：95 ポイント Reviewed by Antonio Galloni Issue Date 22nd Dec 2008 Source 180, The Wine Advocate Drink Date 2011 - 2024 The 1999 Clos des Goisses flows from the glass with the essence of minerals, chalk, smoke, ash, white peaches, pears, flowers and sweet oak. This is a muscular, powerful wine that needs serious bottle age to come around, yet it possesses striking clarity and detail in its aromatics and flavors. Clos des Goisses is one of the most rewarding wines to drink when mature, and I have no doubt this will be another splendid version. This refined, sumptuous wine is not to be missed. Clos des Goisses is 70% Pinot Noir and 30% Chardonnay, and 30% of the wine was fermented in oak. This bottle was disgorged in March 2007. Anticipated maturity: 2011-2024. ※このメゾンのシャンパン全てにデゴルジュマン（澱抜き）の日付が記載されています。自らのシャンパンに対する愛情を強く感じます。Champagne Philipponnat　/　フィリポナ1522年からの歴史を誇るフィリポナフィリポナ家がシャンパーニュ地方のアイ村に定住したのは1522年といわれます。以来同家はシャンパンを造り続け、1697年にフィリポナ社を設立。1910年にはマルユイユ・シュール・アイにセラーを造り、「フィリポナ」ラベルでのシャンパーニュを世に送り出しました。また、1935年にはシャンパーニュ地方でも数少ない単独畑「クロ・デ・ゴワセ」(5.5ha)を独占所有。フィリポナの名を世界に知らしめました。現在フィリポナ社は16代社長シャルル・フィリポナ氏の指導のもと、さらなる高みを目指し運営されています。フィリポナでは新鮮さと力強さの調和を追求しています。シャルドネ100％の「グラン・ブラン」や「シュブリム」を除き、ピノ・ノワールの比率が高めになっているのはそのためです。それによりボディのある品の良い豊かな味わいが産まれます。◆デゴルジュマンの日付を明記することは高品質の証◆長い間セラーで熟成されたシャンパーニュは、出荷前にデゴルジュマン（澱引き）を行います。澱引きまでび間、ワインと澱が触れ合うことにより旨みが還元され、シャンパーニュにはより円熟した味わいがもたらされます。デゴルジュマンの日付をラベルに明記することで、その品質の高さを保証する証となり、「このボトルは最良のタイミングで熟成が終了した」ということを意味します。デゴルジュマン年月を明記するきっかけは、1980年にイタリア向け出荷で公表を得て始まり、現在では全世界に輸出するボトルに明記されています。

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