フィリポナ クロ・デ・ゴワス モノポール エクストラ・ブリュット [2008]750ml

Philipponnat Clos des Goisses / フィリポナ クロ・デ・ゴワセはフランス北東部のシャンパーニュ地方で生産される発泡性のワイン、シャンパンです。生産者はPhilipponnat/フィリポナ(NM:ネゴシアン・マニピュラン)です。

クリュッグの「クロ・デ・メニュル」と並んで、非常に希少な単一畑の「クロ・デ・ゴワス」最新2008年ヴィンテージが遂に入荷しました！ アイ村のチョーク質のグリッゲの丘に位置する単一畑『クロ・デ・ゴワス』。 ヴァレ・ド・ラ・マルヌのマルイユ・シュル・アイ村にある単一畑クロ・デ・ゴワスのブドウのみ用います。マルヌ川に面した南向きの5.5haの畑で、最大斜度45度という急斜面のため日照条件が非常に良く、風が吹き抜ける立地であることからブドウが病気にかかりにくいのです。土壌は白い岩がむき出しになった石灰質。15の区画に分けられ、別々に醸造されます。 区画ごとに収穫されたブドウは75％が樽発酵され、熟成前酸化させる事なく複雑性を身に付けます。マロラクティック発酵を行わない事で、自然な酸がテロワールの強い個性を引き出します。 マルイユ・シュル・アイ村の歴史あるメゾンの地下セラーで、一定の温度（12℃）に保ちながら約10年熟成。エクストラ・ブリュット（4.5g/L）の低いドザージュがこの卓越した区画独自の味わいやミネラルを引き立たせます。 ちなみに、『ゴワス』とは厳しい労働という意味。機械が入ることの出来ない急斜面にあるため、すべて人間の手作業によるもの。 瓶内で8年～10年寝かされてから出荷されます。 ピノ・ノワール45%、シャルドネ55%、生産本数 約20,000本 ドザージュ4.5g/L デゴルジュマン：2017年9月 【テイスティング】 輝きのある澄んだ金色。絹のような繊細でデリケートな泡。柑橘系（ベルガモット）の豊かなアロマと同時に砂糖菓子やパティスリー（ヴァニラクリーム、ブリオッシュ、アーモンド等）の要素も感じられる。アタックはフレッシュさと僅かな苦み。紅茶やレモンのニュアンス。僅かなスパイスと蜂蜜と共に、ピノ・ノワールの典型であるベルガモット香が長く続く。余韻はクリーミーで、溌剌としたミネラルが絶妙なバランスを与えている。 【2008年ヴィンテージ情報】 低い気温と多雨に悩まされたものの9月の乾いた、暖かい気候のおかげで素晴らしい品質のブドウを得ることができた2008年は早くもグレートヴィンテージの呼び声も高く、生産量が限られるクロ・デ・ゴワスは今後の入手困難な状況が予想できます。

VINOUS：98 ポイント Antonio Galloni. Tasting date: October 2017 Drinking window: 2023 - 2058 One of the highlights of this important Champagne vintage, Philipponnat's 2008 Extra Brut Clos des Goisses is fabulous. Rich, ample and yet also full of the tension that makes the Champagnes of this year so appealing, the 2008 Goisses is crystalline and incredibly pure. Clos des Goisses has a track record of aging brilliantly for decades. Even knowing that, I am surprised by how harmonious the 2008 is at this early stage in its life. Yes, there is plenty of youthful austerity, but at the same time, the 2008 is remarkably poised and has more than enough mid-palate creaminess to play off the bright, salivating acids. Don't miss it! Disgorged: April 2017. Dosage is 4.5 grams per liter. ※生産者からの要望もあり、本アイテムの日本語表記を「クロ・デ・ゴワセ」→「クロ・デ・ゴワス」に変更します。よりフランス語での発音に近づけることが目的です。 このメゾンのシャンパン全てにデゴルジュマン（澱抜き）の日付が記載されています。自らのシャンパンに対する愛情を強く感じます。Champagne Philipponnat　/　フィリポナ1522年からの歴史を誇るフィリポナフィリポナ家がシャンパーニュ地方のアイ村に定住したのは1522年といわれます。以来同家はシャンパンを造り続け、1697年にフィリポナ社を設立。1910年にはマルユイユ・シュール・アイにセラーを造り、「フィリポナ」ラベルでのシャンパーニュを世に送り出しました。また、1935年にはシャンパーニュ地方でも数少ない単独畑「クロ・デ・ゴワセ」(5.5ha)を独占所有。フィリポナの名を世界に知らしめました。現在フィリポナ社は16代社長シャルル・フィリポナ氏の指導のもと、さらなる高みを目指し運営されています。フィリポナでは新鮮さと力強さの調和を追求しています。シャルドネ100％の「グラン・ブラン」や「シュブリム」を除き、ピノ・ノワールの比率が高めになっているのはそのためです。それによりボディのある品の良い豊かな味わいが産まれます。◆デゴルジュマンの日付を明記することは高品質の証◆長い間セラーで熟成されたシャンパーニュは、出荷前にデゴルジュマン（澱引き）を行います。澱引きまでび間、ワインと澱が触れ合うことにより旨みが還元され、シャンパーニュにはより円熟した味わいがもたらされます。デゴルジュマンの日付をラベルに明記することで、その品質の高さを保証する証となり、「このボトルは最良のタイミングで熟成が終了した」ということを意味します。デゴルジュマン年月を明記するきっかけは、1980年にイタリア向け出荷で公表を得て始まり、現在では全世界に輸出するボトルに明記されています。

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