目次
ファス・ノール・ブリュットFace Nord Extra Brut
ファス・ノール・エクストラ・ブリュットFace Nord Brut Rose
ファス・ノール・ブリュット・ロゼFace Nord Millésime
ファス・ノール・ミレジムFins Lieux no.3 Mailly Grand Cru Blanc de Noirs
ファン・リュー・No.3・マイィ・グラン・クリュ・ブラン・ド・ノワールFins Lieux no.1 Verzenay Grand Cru Blanc de Noirs
ファン・リュー・No.1・ヴェルズネイ・グラン・クリュ・ブラン・ド・ノワールFins Lieux no.5 Mesnil sur Oger Grande Cru Blanc de Blanc
ファン・リュー・No.5・メニル・シュール・オジェ・グラン・クリュ・ブラン・ド・ブランFins Lieux no.6 Verzenay Grand Cru Blanc de Blancs
ファン・リュー・No.6・ヴェルズネイ・グラン・クリュ・ブラン・ド・ブランFins Lieux No. 7 Blanc de Blancs Villers Marmery 1er Cru
ファン・リュー・ニュメロ・セット・ブラン・ド・ブラン・ヴィレール・マルムリー・プルミエ・クリュBrut Selection Grand Cru
ブリュット・セレクション・グラン・クリュBrut Rose Grand Cru
ブリュット・ロゼ・グラン・クリュBrut Blanc de Blancs Grand Cru
ブリュット・ブラン・ド・ブラン・グラン・クリュBrut Millesime Grand Cru
ブリュット・ミレジメ・グラン・クリュBrut Blanc de Noir Grand Cru
ブリュット・ブラン・ド・ノワール・グラン・クリュTransparence Extra Brut
トランスパランス・エクストラ・ブリュットGourmandise Demi Sec
グルマンディ・ドゥミ・セック 細かい目次を開く 細かい目次を閉じる
Pehu Simonet
ペウ・シモネ別名:ペユ・シモネ
基本情報
| 地区 | Montagne de Reims / モンターニュ・ド・ランス - Grande Montagne de Reims / グランド・モンターニュ・ド・ランス |
| 村 | 51360 Verzenay / ヴェルズネイ [Grand Cru] |
| 所在地 | 7 rue de la gare, 51360 Verzenay (Google Maps) |
| 公式サイト | - |
| SNS | @champagne_pehusimonet |
| Tel | +33 (0)3 26 49 43 20, +33 (0)3 26 49 45 06(fax) |
| 製造業者種別 | RM |
| インポーター | 豊通食料株式会社 |
| 生産者表記 | SCEV "LES GRANDS TERROIRS", SARL PEHU-SIMONET |
商品更新情報
2026-09-25 05:23:29 ファン・リュー・No.1・ヴェルズネイ・グラン・クリュ・ブラン・ド・ノワールの商品情報を更新しました。
2026-09-24 23:05:24 ファス・ノール・ブリュットの商品情報を更新しました。
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
ペウ・シモネは1910年、モンターニュ・ド・ランス地区のグラン・クリュ「ヴェルズネイ」で家族経営のぶどう栽培農家として創業したレコルタン・マニピュラン(RM)で、自社畑のぶどうのみを用いてシャンパーニュを造る。栽培部門は「SCEV Les Grands Terroirs」という名称の農事法人が担い、一世紀以上にわたり家族の手で畑が受け継がれてきた。同じ当主のもとで、購入ぶどうを使うネゴシアン・マニピュラン(NM)ブランド「Antonin Péhu」も2000年より並行して展開しているが、看板ブランドである「ペウ・シモネ」はあくまで自社畑産のぶどうにこだわる造りを貫いている。
自社畑はヴェルズネイを中心に、同じくグラン・クリュのヴェルジィ、シルリィ、マイィ=シャンパーニュ、ル・メニル=シュル=オジェ、そしてプルミエ・クリュのヴィレ=マルムリーへと点在する。こうして複数のグラン・クリュ村に自社畑を持つことで、単一の畑に依存しない多様なテロワール表現を可能にしている。中でも看板キュヴェ「Fins Lieux」シリーズに使われる単一区画「レ・ペルトワ」(ヴェルズネイ、ピノ・ノワール)と「レ・バス・コレット」(ヴェルズネイ、シャルドネ)は、この生産者の個性を象徴する畑として知られる。品種構成はピノ・ノワールを主体とし、平均樹齢35年のぶどうから凝縮感のあるワインを生む。マイィ=シャンパーニュの1ha区画では2008年よりビオロジック栽培を実践しており、その他の区画でも環境に配慮した慣行栽培を続けている。現当主デイヴィッド・ペユはヴェルズネイ村の栽培組合会長も務め、この役職は地域の生産者から厚い信頼を集めていることの表れでもある。同メゾンはかつて大手メゾンへぶどうを供給していたとされ、原料としての品質の高さは早くから認められていた。こうした実績は今なお、畑の質の高さを物語る逸話として語り継がれている。
| 項目 | データ |
|---|---|
| 創業年 | 1910年 |
| 自社畑面積 | 7.5〜9ha(うちグラン・クリュ格付け6ha) |
| 品種構成 | ピノ・ノワール約70〜87%、シャルドネ約13〜30% |
| 平均樹齢 | 35年 |
| ビオロジック栽培面積 | 1ha(2008年〜) |
| リザーブワイン比率 | 約30%(NVブレンド時) |
| 瓶内熟成期間 | 60〜120ヶ月 |
| デゴルジュマン後熟成 | 3〜6ヶ月 |
| ドサージュ | 1.5〜8g/L |
醸造方針
マロラクティック発酵は原則として行わず、ヴェルズネイの土壌が持つミネラル感と果実の輪郭をそのまま活かす方針を貫いている。醸造・熟成にはステンレスタンクとバリック(オーク樽)を併用し、樽は主にブルゴーニュの生産者から購入した中古樽を使用することで、樽由来の香りを抑えつつ穏やかな酸化熟成を促している。こうした樽選びには、果実味を活かしながら余分な樽香を加えないという明確な意図がある。
リザーブワインはソレラ方式で管理され、NVブレンドには約30%の比率で使われることで、ヴィンテージを超えた安定感と奥行きを生み出している。瓶内熟成期間はキュヴェにより60〜120ヶ月と幅広く、デゴルジュマン後もさらに3〜6ヶ月の休息を経てから出荷される。多くのキュヴェで1.5〜8g/Lという低めのドサージュが採用されており、糖に頼らずぶどう本来の凝縮感で飲み手を惹きつけるスタイルに仕上がっている。こうした低ドサージュとマロラクティック未実施の組み合わせは、ヴェルズネイという冷涼なグラン・クリュ村の個性を最大限に引き出すための一貫した哲学であり、収穫から瓶詰めまで一貫してこの方針が貫かれている。
評価
アメリカの著名なシャンパーニュ評論家テリー・タイズは、長年にわたりペウ・シモネのキュヴェを選定・紹介してきた。2022年のテイスティングノートでは「土臭さと洗練さが同居する」「グロワー・シャンパーニュの範疇に留まりながら素朴さを免れている」と評しており、土地の個性を残しながらも磨き上げられたスタイルが専門家からも評価されていることがうかがえる。こうした評価は、大手メゾンとは一線を画す小規模生産者ならではの個性を裏づけるものといえる。
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