Benoît Lahaye / ブノワ・ライエは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Bouzyを本拠とするRM / レコルタン・マニピュラン、いわゆる栽培醸造家の銘柄で、自社でブドウを育て、そのブドウでシャンパンを生産しています。
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目次

Benoît Lahaye / ブノワ・ライエ

Benoît Lahaye

ブノワ・ライエ

ブノワ・ライエは、グラン・クリュ格付けの村ブジーを拠点とするレコルタン・マニピュランです。1994年の除草剤停止を皮切りに有機栽培へ移行し、2000年代半ばからはビオディナミの手法も取り入れてきました。馬耕や野生酵母での醸造など、自然な造りへのこだわりで知られています。

基本情報

地区Montagne de Reims / モンターニュ・ド・ランス
- Grande Montagne de Reims / グランド・モンターニュ・ド・ランス
村51150 Bouzy / ブジー [Grand Cru]
所在地33 rue Jeanne d'Arc, 51150 Bouzy (Google Maps)
公式サイト-
Maillahaye.benoit@wanadoo.fr
SNS@lahaye.benoit
Tel+33 (0)3 26 57 03 05, +33 (0)3 26 52 79 94(fax)
設立1925
製造業者種別RM
インポーター株式会社ラシーヌ
生産者表記EARL Benoît LAHAYE

商品更新情報

特徴・スタイル

このメゾンのシャンパーニュは、力強さを感じさせながらも重さを伴わない、ワインとしての凝縮感が持ち味です。栽培から醸造まで介入を最小限に抑える姿勢を貫き、畑仕事の質をそのまま味わいへ映すことを目指しています。 ドサージュは年々控えめになる方向にありますが、無添加そのものを目指すわけではなく、あくまで果実の凝縮感とのバランスを重視した味わいづくりを志向しています。看板となる単一区画「ル・ジャルダン・ド・ラ・グロス・ピエール」は、混植された多様な品種がそのまま一本に溶け合う、このメゾンならではのキュヴェです。

歴史・ブランドストーリー

ブジー村でのドメーヌの始まりは1900年代初頭、ブノワの曾祖父がわずかな面積のブドウ畑を購入したことにさかのぼります。1925年、祖父の代に商業的なワイン生産と販売を開始し、これがメゾンとしての実質的な設立年にあたります。その2年後の1927年には、シャンパーニュで認可された品種を中心に多様な品種を混植した区画「ル・ジャルダン・ド・ラ・グロス・ピエール」を植樹しました。 1960年代後半、経営を継いだブノワの父はワイン生産者の家系の出身ではなく、農民としての意識を強く持つ人物でした。小規模な協同組合に加入し、家族総出でドメーヌを支える体制を敷きました。 1990年代前半にブノワが経営を継承すると、まもなく協同組合を離脱し、1996年以降は自社元詰めによる独立生産者(RM)として歩み始めます。2002年には醸造家エルヴェ・ジェスタンとの出会いを通じて醸造面で大きな影響を受け、以後の造りの方向性を形づくりました。2025年には息子のエティエンヌとヴァランタンが共同経営者として加わり、5代目世代がドメーヌの経営に参加しています。

詳細

自社畑は計4.8haで、ブジー3ha、アンボネイ1ha、トキシエール=ミュトリー0.6haに分かれています。中心となるのは1927年に曾祖父が植樹したブジー村の区画「ル・ジャルダン・ド・ラ・グロス・ピエール」で、シャンパーニュで認可された7品種(シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、アルバンヌ、プティ・メリエ、ピノ・ブラン、ピノ・グリ)に加え、テンチュリエやフロマントーといった珍しい品種まで混植された歴史的な一画です。

栽培は1994年の除草剤停止を皮切りに段階を踏んで有機栽培へ移行し、2003年に転換を完了、2007年にはエコセールの有機認証を取得しました。2000年代半ばからはビオディナミ的な手法も段階的に取り入れています。畝間には下草を生やして植物間の競争を促し表土の浸食を防ぐほか、合成殺虫剤に代えてフェロモン剤やバチルス系の生物農薬を使い分け、堆肥は自家製のものを用います。植栽間隔が狭くトラクター作業に不向きな老樹区画では、2010年に導入した馬「タミーズ」による畑仕事が行われています。

栽培データ
自社畑面積4.8ha
村別内訳ブジー3ha/アンボネイ1ha/トキシエール=ミュトリー0.6ha
有機認証取得2007年(エコセール)
馬耕の導入2010年
発酵樽は野生酵母のみ(205L)

醸造方針

醸造では介入を最小限にとどめる方針を貫き、205Lの樽での発酵にはすべて野生酵母を用います。ステンレスタンクでの発酵は還元香のリスクがあるため、その場合は培養酵母を使うこともあります。自社で採取した固有の酵母株を地元の研究機関と協力して培養し、瓶内二次発酵に使用する取り組みも進めており、区画ごとに異なる酵母株を用いることでテロワールの個性をより強く表現しようとしています。

マロラクティック発酵はワインごとに実施の有無を判断します。生産開始から6年間は亜硫酸で発酵を止めていましたが、酸が強くなりすぎたため、その後は自然な発酵を許容する方針へ転換しました。2008年からは亜硫酸無添加のキュヴェも手掛けており、ピエ・ド・キュヴェ(酒母)を用いて発酵を短期間で完了させ、顕微鏡で酵母や細菌の状態を確認しながら管理し、バトナージュや澱引きは行いません。

ロゼは全房のまま3日間の醸し(マセラシオン)を経て圧搾する「ロゼ・ド・マセラシオン」で仕立て、半分をアンフォラ、残り半分を樽で熟成します。コトー・シャンプノワの赤は卵形の陶製容器で醸造し、週に一度手作業でピジャージュ(櫂入れ)を行います。看板となる単一区画キュヴェは、2018年ヴィンテージよりジュラの自然派生産者から譲り受けた古いフードルで醸造・熟成しています。ドサージュは伝統的なリキュール・デクスペディション方式を用い、年々添加量を減らす方向にありますが、無添加そのものを志向するのではなく、バランスを重視して調整しています。

評価

2021年、ガイド『ゴ・エ・ミヨ』でヴィニュロン・ド・ラネ(今年の生産者)に選出されました。

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キュヴェ一覧

ブラン・ド・ノワール Blanc de Noirs

Blanc de Noirs / ブラン・ド・ノワール

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