目次
ル・メニル・トラディション・ミレジメLe Menil Sélection Blanc de Blanc
ル・メニル・セレクション・ブラン・ド・ブランLe Menil Sélection Blanc de Blanc Vieux dose
ル・メニル・セレクション・ブラン・ド・ブラン・ヴュー・ドゼLe Menil Réserve Blanc de Blanc Millésime
ル・メニル・レゼルヴ・ブラン・ド・ブラン・ミレジメTradition Brut Rare Millésime
トラディション・ブリュット・レア・ミレジメ 細かい目次を開く 細かい目次を閉じる
Alain Robert
アラン・ロベール
基本情報
| 地区 | Côte des Blancs / コート・デ・ブラン |
| 村 | 51190 Le Mesnil-sur-Oger / ル・メニル=シュル=オジェ [Grand Cru] |
| 所在地 | 25 av République, 51190 Le Mesnil-sur-Oger (Google Maps) |
| 公式サイト | - |
| 製造業者種別 | RM |
| 生産者表記 | ALAIN ROBERT |
商品更新情報
2026-10-02 18:35:06 ル・メニル・トラディション・ミレジメの商品情報を更新しました。
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
ル・メニル=シュル=オジェは、シャルドネの銘醸地として知られるコート・デ・ブランの中でも屈指の格を誇るグラン・クリュ村である。アラン・ロベールは、この村で17世紀から代々シャンパーニュ造りを営んできた家系で、現在も自社で保有する畑のブドウのみを使い、他の農家からの買い付けは一切行わずにシャンパーニュを仕込んでいる。使用品種はシャルドネ100%で、完熟したブドウだけを見極めながら手摘みで収穫する方針を貫いている。
現当主アラン・ロベール氏の家系は、祖父の代に村の栽培家組合を、父の代には地域の協同組合ユニオンやCRVCの設立に携わるなど、村ぐるみのワイン造りを支えてきた歴史を持つ。こうした土地との深い結びつきが、今も自社畑だけを使う一貫したスタイルの土台になっている。
生産者区分は、栽培から醸造・瓶詰めまでを自らの手で一貫して手がける「レコルタン・マニピュラン(RM)」で、認定番号はRM-24493-01。大手ネゴシアンのように広い産地から原料を集めるのではなく、村の畑を知り尽くした造り手自身が栽培から仕上げまでを担う点に、家族経営ならではの姿勢が表れている。
ラインナップは畑の由来によって明確に分かれる。「メニル」を名乗るカテゴリーはグラン・クリュ畑ル・メニル=シュル=オジェ産のブドウのみを使用し、樹齢の高い古木を中心とした区画から造られる。一方「セレクション」を名乗るカテゴリーはコート・デ・ブラン地区内の複数の村のブドウをブレンドしたもので、より軽やかで親しみやすい味わいを目指した造りとなっている。
村の畑は石灰質土壌に覆われ、水はけの良さとミネラル分の豊かさがブドウの凝縮感につながるとされる。こうした土地の個性を余すことなく表現するため、アラン・ロベールは大規模なブレンドに頼らず、村と畑の違いをそのままボトルに反映させる造りにこだわっている。
| 使用品種 | シャルドネ100% |
|---|---|
| 自社畑比率 | 100% |
| 平均樹齢(セレクション系) | 30年 |
| 平均樹齢(トラディション) | 40年以上 |
| 発酵容器(レゼルブ) | 600L(大樽) |
| 発酵容器(トラディション) | 205L(小樽) |
醸造方針
使用するのは一番搾りの果汁のみで、補糖は一切行わない。収穫したブドウをカテゴリーごとに異なる方法で仕込むのが最大の特徴で、「メニル・セレクション」はタンクで一次発酵を行い、二次発酵後は機械式のデゴルジュマンで仕上げる。手間のかかる「メニル・セレクション ヴュー・ドゼ」は通常サイズの樽と大樽を使って発酵させ、デゴルジュマンも手作業で行ったうえで、出荷までさらに数年間セラーで熟成させてから世に送り出す。
「メニル・レゼルブ」は600Lの大樽で一次発酵を行い、セレクション系よりも長期間澱とともに瓶内で寝かせてからデゴルジュマンする。特に出来の良いヴィンテージのみに造られる「メニル・トラディション」は、205Lの小さな古樽で一次発酵させ、二次発酵時の瓶詰めには酸化を防ぐため王冠ではなくコルク栓を用いる。デゴルジュマンは手作業で行い、澱と共に瓶内で長期熟成させたのちに受注を受けてから仕上げる、まさに一本単位の少量生産方式を採用している。
こうした受注後デゴルジュマンの手法は、澱抜きからボトル出荷までの期間を短く保ち、常にフレッシュな状態でワインを届けるための工夫でもある。カテゴリーごとに樽のサイズや熟成期間を変えることで、軽やかな飲み口から骨太で熟成感の際立つ味わいまで、幅のある個性を生み出している。
評価
アラン・ロベールはブラン・ド・ブランの造り手として高い評価を受けてきた。コート・デ・ブランならではのミネラル感と、瓶内での長期熟成による深みを併せ持つスタイルは、著名なワイン評論家の刊行物でも生産者評価「傑出」を得たとされるほか、米国のワイン専門メディアでも過去のヴィンテージが繰り返し取り上げられ、国際的にも認知される存在となっている。受注ごとに手作業で仕上げるスタイルを守り続けながら、家族経営の造り手としての矜持を今に伝えている。
詳細を閉じるキュヴェ一覧