Montigny-sous-Châtillon / モンティニー=ス=シャティオン
基本情報
| 地域圏(Région) | Grand Est |
| 県(Département) | Marne |
| 区(Arrondissement) | Épernay |
| 郵便番号 : | 51700 |
特徴
テロワール
詳細
モンティニー=ス=シャティオンは、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ・リヴ・ドロワに属するシャティオン=シュル=マルヌコミューンのサブコミューン(ハムレット)である。Ru de Belval 小川の東岸に位置し、シャティオン=シュル=マルヌの中心街から直近のエリアを指す。行政上は独立した格付けを持たず、シャティオン=シュル=マルヌが持つオートル・クリュステータスのもとに含まれる。
テロワールの核心は、南向きの傾斜地(コトー・シュッド)と砂質・石灰質マールが組み合わさった土壌にある。リュー・ディ「Les Grillons」や「Les Vignes de la haie benoit」はいずれも村の南斜面に展開する区画で、日照を十分に取り込みながら石灰質土台が酸の骨格を支える。シャティオン=シュル=マルヌ全体の栽培面積は239.1ヘクタール(2013年CIVC)で、品種構成はピノ・ムニエが約75.7%、ピノ・ノワールが約17.1%、シャルドネが約7.2%。モンティニーはその東側エリアに相当するが、独立した面積データは公開されていない。
主要生産者
モンティニーを代表する造り手として、Charlier & Fils(レコルタン・マニピュラン)が挙げられる。1892年創業という長い歴史を持ち、15ヘクタールの畑ではムニエ69%・シャルドネ20%・ピノ・ノワール11%を栽培する。最大の特徴は全キュヴェをフードル・ドゥ・シェーヌ(大樽)で熟成する醸造スタイルで、これはシャンパーニュ全体でも希少な手法である。代表キュヴェ「Bacchus」(ミレジメ)や「Meunier Addict」は村のテロワールをストレートに体現し、クラブ・トレゾール・ドゥ・シャンパーニュの会員としてスペシャル・クラブも生産する。
Konrat は、モンティニーの高台に先祖代々の畑を持つ4代目家族経営のグロワーである。砂石灰・粘土石灰質の土壌が7ヘクタール以上にわたる畑は、コナール家の祖先が初めてハムレットにプレス機と重力式ワインセラーを建設したことに端を発する。エコロジカルなアプローチとガストロノミー志向のシャンパンを旨とし、土地の個性を誠実に伝えるスタイルを守り続けている。
また、コート・デ・ブランを本拠とするAndré Robertが、モンティニーの南斜面2区画(Les Grillons、Les Vignes de la haie benoit)を所有し、ブラン・ド・ノワール「Les Vignes de Montigny」を生産している。ピノ・ノワール50%/ムニエ50%で構成されたこのキュヴェはチェリー、バイオレット、アーシーなニュアンスを持つ中〜フルボディで、著名なワイン評論家から94点の評価を得た実績を持つ。さらにDehours(RM)はモンティニーのテロワールをブラン・ド・ムニエとして展開する「Terriscope」シリーズを手がけ、右岸ムニエの多様な表現を世に問うている。
歴史
モンティニー=ス=シャティオンが属するシャティオン=シュル=マルヌは、ローマ教皇ウルバヌス2世(在位1088〜1099年)の出身地として広く知られ、1887年建立の大型像がヴィラージュ近くの丘に立つ。モンティニーはコミューンの東側集落として、シャティオンの歴史と一体に歩んできた。Charlier & Fils が1892年に創業したことが、この小集落における組織的なシャンパン生産の起点を示している。なお、隣接するCuisles 村は1973年から2006年の間シャティオン=シュル=マルヌの一部であったが、現在は再分離されている。
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