Cuvee DE L'AN 2000 J・ラサール 750ml

J. Lassalle Cuvée De L'An 2000 / Ｊ．ラサール キュヴェ・ド・2000はフランス北東部のシャンパーニュ地方で生産される発泡性のワイン、シャンパンです。生産者はJ. Lassalle/Ｊ．ラサール(RM:レコルタン・マニピュラン)です。

シャルドネ・40％、ピノ・ムニエ・30％、ピノ・ノワール・30％、6年熟成したキュヴェを 浮き彫りボトルに詰めたJ・ラサールの限定品です。 8℃前後で抜栓、木目細かい泡、本の少しオレンジ色を感じる明るく薄い黄色、白い花、百合、 ニセアカシア、ジャスミン、グレープフルーツ、リンゴ、ビターオレンジ、桃、パイナップル、 夏みかんの皮の砂糖煮、オレンジピール、陳皮、リンゴの砂糖煮、生クリーム、ナッツ、蜂蜜、 レモンバーム（メリッサ）、オレガノ、タイム、タラゴン、ローズマリー、フェンネルシード、 バニラビーンズ、腐葉土、ヨード、石英形のミネラル、とても珍しい物で、J・ラサールでは 今までに飲んだことがないタイプなので、飲む内に輪郭が分かると良いのだが。現在シャンパン では、シャルドネ100％が結構多くなっているようだし、ピノ・ノワール100％の造りも結構ある。 これのように3種類をブレンドするのが、元々のスタイルなのだろう。そのせいか、ほんの少し 見えるオレンジ色に黒葡萄の片鱗を感じる。木目細かくしっかりとした泡と共に、若々しさだけ でなく、複雑さも加えた花とフルーツのアロマが軽やかさと重厚さを共に感じる。フレッシュと 砂糖煮の混じるフルーツ、特にリンゴと柑橘系に重なり合った美味さは熟成からくるものだろう。 複雑で厚みがあり、どっしりとしたコク・ボディは特筆物だ。でも舌に絡むような熟成感と甘み はなく、キレと離れが良く、軽やかで見事なドライフィニッシュだ。時間と共に、ナッツ、蜂蜜 などが香り立ち、良い熟成を再認識させてくれる。更に、様々なハーブが複雑さを加え、腐葉土、 ヨード、石英形のミネラルなどミネラル系のニュアンスが凛とした酒質を支えている。グラスの中 で時間を重ねても、一向に崩れる気配を見せず、複雑さを増した香りが次々に別な姿を見せている。 余程、酸がしっかりしているのだろう。このような熟成されているが、若々しさも保っているもの に出会うと、ますますシャンパンに嵌ってしまいどんどん口が肥えてしまうのが怖い。H19.06.21

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  J.ラサール J．LassalleJラサールは1942年にジュール・ラサール氏によって設立された小規模なシャンパン・ ハウスです。 ジュール・ラサール氏の死後、誰もがこのシャンパン・ハウスの品質が落ちると考えましたが、1982年からは娘のシャンタル・デゥセール・ラサールと彼女の母親が伝統的な醸造方法を守りながら、このシャンパンハウスの品質を守り続け、現在では有名シャンパンメーカーにも全くひけをとらない名声を得ています。 Jラサールはぶどうの生産から醸造、販売までを全て行うレコルタン・マニピュラン(RM)と呼ばれる生産者の一つでもあります。所有する畑はプルミエ・クリュとグラン・クリュのみで生産されるシャンパーニュの約70％が昔からの個人顧客に販売をされており、市場に出回る数量は非常に少なくなっています。ラサールで栽培している葡萄はシャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエの3種類。特にラサールの所在するランスでは伝統的にピノ・ムニエが有名で、多くの大手シャンパン・メーカーがこの地方のピノ・ムニエを購入しています。 ワイン評論家 ロバート・M・パーカー氏の『ワイン・バイヤーズ・ガイド』ではクリュッグ、ボランジェと並ぶ5つ星の評価を受けている 数少ないシャンパンハウスのひとつで、ワイン・スペクテーター誌では、Non Vintage部門でCUVEE PREFERENCE BRUTが唯一、KRUGと同点の93点で 最高点の評価を受けています。   ■もう一つの五つ星生産者ピエール・ジモネSALE中■

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