目次
ブリュット・ミレジメBrut Réserve
ブリュット・レゼルヴBlanc de Blancs Les Noches Blanches
ブラン・ド・ブラン・レ・ノッシュ・ブランシュNoir Premier Cru
ノワール・プルミエ・クリュExtra Brut Millésime
エクストラ・ブリュット・ミレジメBrut Rosé
ブリュット・ロゼLouis par Laure Millésime
ルイ・パル・ロール・ミレジメBlanc de Blancs
ブラン・ド・ブランMenuniers de Moines Millésime
ムニエ・デ・モワンヌ・ミレジメ 細かい目次を開く 細かい目次を閉じる
Louis Nicaise
ルイ・ニケーズ
基本情報
| 地区 | Vallée de la Marne / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ - Grande Vallée de Marne / グランド・ヴァレ・ド・ラ・マルヌ |
| 村 | 51160 Hautvillers / オーヴィレール [Premier Cru] |
| 所在地 | 11 PLACE DE LA REPUBLIQUE, 51160 Hautvillers (Google Maps) |
| 公式サイト | - |
| champagnelouisnicaise@hotmail.fr | |
| SNS | champagnelouisnicaise |
| Tel | +33 (0)3 26 59 40 21, +33 (0)3 26 52 06 96(fax) |
| 製造業者種別 | RM |
| インポーター | テラヴェール株式会社 |
| 生産者表記 | SAS LOUIS NICAISE |
商品更新情報
2026-09-26 02:26:24 ムニエ・デ・モワンヌ・ミレジメの商品情報を更新しました。
2026-09-25 05:56:23 ブラン・ド・ブランの商品情報を更新しました。
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
本拠を置くオーヴィレール村は「シャンパーニュの揺りかご」と呼ばれ、ドン・ペリニョンが1668年から没するまで醸造を担当した修道院が所在する地としても知られる。この歴史あるプルミエ・クリュ村に、ルイ・ニケーズは約9.3haの自社畑を構える。ドン・ペリニョンゆかりの地で育まれる葡萄には、シャンパーニュの歴史そのものが宿っているといえるだろう。
区画は1ha未満の小さな単位が中心で、同じ斜面でも露出する土壌はさまざまだ。砂質で熱がこもりやすい区画にはピノ・ノワールを、石灰質を多く含む区画にはシャルドネを植え、畑ごとの個性に応じた品種選びを徹底している。水はけの良い石灰質土壌は、繊細でミネラル感のある果実を育みやすいとされ、シャルドネの持ち味を引き出す土台となっている。とりわけ斜面上部、森に近い厚い粘土層(下層は石灰岩盤)の一帯は最良のピノ・ムニエ適地と位置づけ、現在も継続的に植栽を進めている。粘土質は保水力に優れ、ピノ・ムニエ特有の丸みを帯びた果実味を後押しする。
なお、村の丘の中心区画は現在その大部分を大手著名メゾンが所有し、看板キュヴェの一つに用いられているとされる。これはルイ・ニケーズ自身の所有畑ではなく、村全体のテロワールの奥行きを物語る背景として付言しておきたい。栽培にあたってはビオロジックに着想を得た手法を採り入れている。
栽培・醸造の指揮を執るのは、4代目当主の夫である。ワイン生産者の家系の出ではないが、著名生産者ジャック・セロスのもとで栽培と醸造を学び、その後マイィ=シャンパーニュ村のグラン・クリュ協同組合でデゴルジュマン責任者を務めた経験を持つ。外部で培った視点と技術を携えて2012年に合流し、以来、伝統と革新のバランスを探る二人三脚の体制で栽培・醸造に取り組んでいる。
4代目の祖父が生前に書き残した葡萄栽培の記録は、区画ごとの特徴や収量の推移を伝える貴重な資料として今も大切に受け継がれている。この記録をもとに、家族は優良区画を見極め、次世代へ引き継ぐべき区画への植栽を計画的に進めている。
| 項目 | データ |
|---|---|
| 自社畑面積 | 約9.3ha |
| 法人設立 | 2001年 |
| 現経営体制確立 | 2012年(4代目就任) |
| 受賞歴 | フランス独立生産者コンクール銀賞(2015〜2017年、複数回受賞) |
醸造方針
醸造では発酵槽を小型化し、可能な限り区画ごとに分けて仕込むことで、それぞれの畑が持つ個性を最終的なブレンドに反映させている。搾汁には先代から受け継いだ水平式プレスを使用し、プレス方式は手動に切り替えることで、より繊細な搾汁を実現した。
また、オーヴィレール村の森から伐採したオークを用いて自家製の樽を仕立て、一部キュヴェの発酵・熟成に活用している点も特徴的だ。デゴルジュマン後は伝統的な手法にならい、コルク栓を麻紐で一本ずつ手作業で結ぶ仕上げを守り続けている。
設備投資には先代からの技術を尊重しつつも独自の工夫を重ね、細部にまでこだわる姿勢が随所に表れている。
受賞・評価
フランス独立生産者コンクールでは2015年から2017年にかけて銀賞を複数回受賞しており、家族経営ならではの丁寧な造りが着実に評価を集めている。醸造学校時代からの親友であるベレッシュ・エ・フィスやラエルト・フレールの当主とともに、近年台頭する若手実力派生産者の一角として紹介される機会も増えている。
こうした評価は、代々受け継がれてきた栽培の知見と、外部から加わった新しい技術が組み合わさって生まれたものだ。伝統の継承と革新への挑戦を両立させる姿勢こそが、若手世代のなかでもひときわ注目を集める理由となっている。
公式サイトを持たず多くを語らないメゾンだが、丁寧な仕事ぶりはボトルの中に静かに息づいている。
受賞という結果以上に、日々の丁寧な仕事の積み重ねこそがルイ・ニケーズの評価を支えており、今後の展開にも期待が集まっている。
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