Louis Nicaise / ルイ・ニケーズは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Hautvillersを本拠とするRM / レコルタン・マニピュラン、いわゆる栽培醸造家の銘柄で、自社でブドウを育て、そのブドウでシャンパンを生産しています。
本サイト「シャンパンが好き! - シャンパン専門サイト」は、複数の企業と提携しており、記事内・商品一覧内のリンクを経由してご購入いただいた場合、運営者に報酬が支払われることがあります。読者の方の購入金額に追加負担は生じません。 ※運営者情報・サイトポリシーはこちら

目次

Louis Nicaise / ルイ・ニケーズ

Louis Nicaise

ルイ・ニケーズ

ルイ・ニケーズは、「シャンパーニュの揺りかご」と称されるオーヴィレール村に自社畑を構える、家族経営のレコルタン・マニピュラン(栽培から醸造まで自社で手掛ける生産者)。祖父の代からの栽培記録を礎に、区画ごとの個性を丁寧に汲み取ったシャンパーニュを届けている。

基本情報

地区Vallée de la Marne / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
- Grande Vallée de Marne / グランド・ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
村51160 Hautvillers / オーヴィレール [Premier Cru]
所在地11 PLACE DE LA REPUBLIQUE, 51160 Hautvillers (Google Maps)
公式サイト-
Mailchampagnelouisnicaise@hotmail.fr
SNS
Tel+33 (0)3 26 59 40 21, +33 (0)3 26 52 06 96(fax)
製造業者種別RM
インポーターテラヴェール株式会社
生産者表記SAS LOUIS NICAISE

商品更新情報

特徴・スタイル

ルイ・ニケーズが目指すのは、区画ごとの個性を丁寧に映し出す、透明感のあるシャンパーニュだ。小型の発酵槽を用いて可能な限り区画を分けて仕込み、先代から受け継いだ水平式プレスを手動で操作することで、優しい搾汁を実現している。 村の森から伐採したオークで自家製の樽をつくり、一部のキュヴェの発酵・熟成に使う試みも特徴的だ。塩気を帯びた果実味と、細やかで長く続く泡立ちが持ち味で、低ドサージュのスタイルが素材の輪郭をくっきりと浮かび上がらせる。

歴史・ブランドストーリー

ルイ・ニケーズの歩みは、20世紀初頭にオーヴィレール村で始まった葡萄栽培にまで遡ると伝えられる。2001年に「シャンパーニュ・ルイ・ニケーズ」として法人化され、2005年には3代目が経営の舵を取った。 2010年、先代夫妻は持分を2人の息子へ贈与し、世代交代への布石を打つ。転機が訪れたのは2012年。醸造学校で栽培・醸造を学んだ4代目が経営を継承すると同時に、その夫が栽培・醸造責任者として合流した。夫はワイン生産者の家系出身ではないが、著名生産者ジャック・セロスで栽培・醸造の経験を積み、マイィ=シャンパーニュ村のグラン・クリュ協同組合でデゴルジュマン責任者を務めた実績を持つ。 夫婦二人三脚の体制のもと、4代目の祖父が残した葡萄栽培の記録が優良区画を見極める指針として今も生き続けている。醸造学校時代からの親友であるベレッシュ・エ・フィスやラエルト・フレールの当主とも交流を続け、若手実力派として注目を集める存在に成長した。

詳細

本拠を置くオーヴィレール村は「シャンパーニュの揺りかご」と呼ばれ、ドン・ペリニョンが1668年から没するまで醸造を担当した修道院が所在する地としても知られる。この歴史あるプルミエ・クリュ村に、ルイ・ニケーズは約9.3haの自社畑を構える。ドン・ペリニョンゆかりの地で育まれる葡萄には、シャンパーニュの歴史そのものが宿っているといえるだろう。

区画は1ha未満の小さな単位が中心で、同じ斜面でも露出する土壌はさまざまだ。砂質で熱がこもりやすい区画にはピノ・ノワールを、石灰質を多く含む区画にはシャルドネを植え、畑ごとの個性に応じた品種選びを徹底している。水はけの良い石灰質土壌は、繊細でミネラル感のある果実を育みやすいとされ、シャルドネの持ち味を引き出す土台となっている。とりわけ斜面上部、森に近い厚い粘土層(下層は石灰岩盤)の一帯は最良のピノ・ムニエ適地と位置づけ、現在も継続的に植栽を進めている。粘土質は保水力に優れ、ピノ・ムニエ特有の丸みを帯びた果実味を後押しする。

なお、村の丘の中心区画は現在その大部分を大手著名メゾンが所有し、看板キュヴェの一つに用いられているとされる。これはルイ・ニケーズ自身の所有畑ではなく、村全体のテロワールの奥行きを物語る背景として付言しておきたい。栽培にあたってはビオロジックに着想を得た手法を採り入れている。

栽培・醸造の指揮を執るのは、4代目当主の夫である。ワイン生産者の家系の出ではないが、著名生産者ジャック・セロスのもとで栽培と醸造を学び、その後マイィ=シャンパーニュ村のグラン・クリュ協同組合でデゴルジュマン責任者を務めた経験を持つ。外部で培った視点と技術を携えて2012年に合流し、以来、伝統と革新のバランスを探る二人三脚の体制で栽培・醸造に取り組んでいる。

4代目の祖父が生前に書き残した葡萄栽培の記録は、区画ごとの特徴や収量の推移を伝える貴重な資料として今も大切に受け継がれている。この記録をもとに、家族は優良区画を見極め、次世代へ引き継ぐべき区画への植栽を計画的に進めている。

基本データ
項目データ
自社畑面積約9.3ha
法人設立2001年
現経営体制確立2012年(4代目就任)
受賞歴フランス独立生産者コンクール銀賞(2015〜2017年、複数回受賞)

醸造方針

醸造では発酵槽を小型化し、可能な限り区画ごとに分けて仕込むことで、それぞれの畑が持つ個性を最終的なブレンドに反映させている。搾汁には先代から受け継いだ水平式プレスを使用し、プレス方式は手動に切り替えることで、より繊細な搾汁を実現した。

また、オーヴィレール村の森から伐採したオークを用いて自家製の樽を仕立て、一部キュヴェの発酵・熟成に活用している点も特徴的だ。デゴルジュマン後は伝統的な手法にならい、コルク栓を麻紐で一本ずつ手作業で結ぶ仕上げを守り続けている。

設備投資には先代からの技術を尊重しつつも独自の工夫を重ね、細部にまでこだわる姿勢が随所に表れている。

受賞・評価

フランス独立生産者コンクールでは2015年から2017年にかけて銀賞を複数回受賞しており、家族経営ならではの丁寧な造りが着実に評価を集めている。醸造学校時代からの親友であるベレッシュ・エ・フィスやラエルト・フレールの当主とともに、近年台頭する若手実力派生産者の一角として紹介される機会も増えている。

こうした評価は、代々受け継がれてきた栽培の知見と、外部から加わった新しい技術が組み合わさって生まれたものだ。伝統の継承と革新への挑戦を両立させる姿勢こそが、若手世代のなかでもひときわ注目を集める理由となっている。

公式サイトを持たず多くを語らないメゾンだが、丁寧な仕事ぶりはボトルの中に静かに息づいている。

受賞という結果以上に、日々の丁寧な仕事の積み重ねこそがルイ・ニケーズの評価を支えており、今後の展開にも期待が集まっている。

詳細を閉じる

キュヴェ一覧

ブリュット・レゼルヴ Brut Réserve

Brut Réserve / ブリュット・レゼルヴ

ドザージュ:Brut
最安値 ¥7,216 〜(750ml) ショップ:ワインセラーパリ16区
楽天市場調べ・2026/09/27時点/価格は変動します
PR
楽天市場で買う
この商品の他の取扱い(4件)
古武士屋 在庫あり 750ml ¥7,227 楽天
酒宝庫 MASHIMO 在庫あり 750ml ¥7,516 楽天
WINE NATION 楽天市場店 在庫あり 750ml ¥7,516 楽天
トスカニー イタリアワイン専門店 在庫あり 750ml ¥8,041 楽天
ムニエ・デ・モワンヌ・ミレジメ Menuniers de Moines Millésime

Menuniers de Moines Millésime / ムニエ・デ・モワンヌ・ミレジメ

ブラン・ド・ノワール ピノ・ムニエ 100%
最安値 ¥11,000 〜(750ml) ショップ:酒宝庫 MASHIMO
楽天市場調べ・2026/09/27時点/価格は変動します
PR
楽天市場で買う
この商品の他の取扱い(2件)
WINE NATION 楽天市場店 在庫あり 750ml ¥11,000 楽天
トスカニー イタリアワイン専門店 在庫あり 750ml ¥11,759 楽天

画像集