目次
Bonnet Gilmert
ボネ・ジルマール
基本情報
| 地区 | Côte des Blancs / コート・デ・ブラン |
| 村 | Blancs-Coteaux / ブラン=コトー - 51190 Oger / オジェ [Grand Cru] |
| 所在地 | 16 rue de la Côte, 51190 Oger (Google Maps) |
| 公式サイト | https://www.champagne-bonnet-gilmert.com/ |
| contact@champagne-bonnet-gilmert.com | |
| SNS | ChampagneBonnetGilmert |
| Tel | +33 (0)3 26 59 49 47, +33 (0)3 26 59 00 17(fax) |
| 設立 | 1910 |
| 製造業者種別 | NM |
| インポーター | アールアンドダブリュ株式会社 |
| 生産者表記 | SARL Champagne BONNET & Co |
| 関連銘柄 | d'Ambroise |
| 関連銘柄familygroup |
商品更新情報
2026-06-10 18:11:48 キュヴェ・ド・レゼルヴの商品情報を更新しました。
2024-10-31 20:35:28 キュヴェ・ド・レゼルヴの商品情報を更新しました。
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
自社畑で育てたシャルドネを、栽培から醸造・瓶詰めまで一貫して手がけるのがこのメゾンの基本的な立ち位置です。畑はグラン・クリュに格付けされる村オジェに集中しています。グラン・クリュとは、かつての格付け制度で最高ランクに位置づけられた村に与えられる称号で、シャンパーニュ全体でも17村しかない、いわば産地としての最上級表示です。
コート・デ・ブランは、シャンパーニュ地方の中でもシャルドネの産地として知られるエリアで、白亜質の土壌がぶどうにミネラル感と持続力のある酸を与えるとされています。オジェはこの丘陵地帯に位置するグラン・クリュ村のひとつです。外部資料によれば自社畑の面積は約7haとされ、一部の資料では隣接するル・メニル=シュル=オジェやアヴィーズにも畑を保有するとの記載がありますが、公式サイトでは明言されておらず、拠点はあくまでオジェにあると捉えるのが妥当です。
栽培された果実はすべて自社畑からシャルドネのみを用い、単一品種・単一グラン・クリュといういたってシンプルな構成のなかで、コート・デ・ブランならではの引き締まった酸とミネラル感をそのまま表現することを目指しています。多くのシャンパーニュが複数の品種・複数の村のワインをブレンドして安定した味わいに仕上げるのに対し、単一品種・単一グラン・クリュだけで一貫させる造り方は、数の少ないスタイルです。ヴィンテージによる違いをならすのではなく、その年ごとの畑の表情をそのまま映すことに重きを置いた姿勢がうかがえます。少ない品種・単一畑だからこそ映し出せる個性を追求する姿勢が、このメゾンの軸にあります。
| 自社畑面積 | 約7ha |
|---|---|
| 主要品種 | シャルドネ100% |
| 栽培法人設立 | 2008年 |
| 醸造法人設立 | 2015年 |
| 現経営世代 | 5代目 |
醸造方針
発酵は全温度管理のタンクで行い、年ごとの気候の振れを抑えながら果実由来の香りを丁寧に引き出しています。レンジの一部は樽で熟成させ、ステンレスタンクだけでは出せない厚みを加えているのも特徴です。
なかでも代表的な一本では、瓶詰めの際に樽から抜き取った分をその年の収穫でそのつど補充する、ソレラ方式に着想を得た継ぎ足しの手法を2006年から続けており、複数のヴィンテージが折り重なることで味わいに奥行きが生まれています。リザーヴ系のキュヴェは複数年にわたりセラーで熟成させたうえで出荷され、時間をかけて熟成感を育てる姿勢が貫かれています。こうした手間のかかる醸造技術を積み重ねることで、単なる爽やかさにとどまらない厚みと熟成のポテンシャルを持たせているのも、このメゾンらしい造りといえます。こうした積み重ねが、ヴィンテージが変わっても大きく揺らがない、メゾンとしての一貫した個性につながっています。
畑ではHVE(高い環境価値)認証を取得しており、栽培面でも環境への配慮を重ねています。
経営体制
経営は、畑の所有・管理を担う法人と、醸造と商業化を担う法人の二本立てで運営されています。畑を管掌する法人はカルラ・ボネが2016年から経営者兼出資者を務め、2025年9月からは醸造・商業化を担う法人の共同経営者にも就任し、両輪をまたいで舵取りを担う体制になりました。醸造・商業化を担う法人は2015年からオード・ヴォーバンが経営を続けており、畑側の共同経営者の役職は2025年前後に退いています。
もう一人の一族の出資者であるエマ・ボネも畑の法人に名を連ね、経営の実務からは離れつつも一族としての関わりを保っています。この二層構造により、栽培と醸造・販売のそれぞれに専任の責任者を置きながら、一族経営としての一体感を保つ体制が作られています。創業から続く家族名を看板に掲げながら、実務の意思決定は現世代の当主たちに委ねられており、伝統と実行力の両立を図る体制といえます。
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