Ville-en-Tardenois / ヴィル=アン=タルドゥノワ
基本情報
| 地域圏(Région) | Grand Est |
| 県(Département) | Marne |
| 区(Arrondissement) | Reims |
| 郵便番号 : | 51170 |
| 面積 : | 11.20 km2 |
| 隣接するクリュ(Coomune) | |
| Lhéry, Jonquery, Sarcy, Poilly, Romigny, Champlat-et-Boujacourt, Chambrecy, |
「Ville-en-Tardenois」のぶどう畑
| テロワール | Montagne de Reims - Vallée de l'Ardre |
| 格付け | 82% Autre Cru [?] |
| 栽培面積 | 5.9 ha |
| - Chardonnay | 1.2 ha (20.3%) |
| - Pinot Noir | 0 ha (0%) |
| - Pinot Meunier | 4.7 ha (79.7%) |
| - その他 | 0 ha (0%) |
特徴
テロワール
詳細
ヴィル=アン=タルドゥノワは、マルヌ県北西部、モンターニュ・ド・ランスの西端に広がるヴァレ・ド・ラルドル地区に属するオートル・クリュ村である。行政上はランス大都市圏(CU du Grand Reims)に含まれ、タルドゥノワ(Tardenois)と呼ばれる農業地域に位置する。村は丘の頂部付近に立地し、そこを源とする小川ルイソー・ド・ラ・ブランドゥイユ沿いに集落が広がる。この小川はサルシー村の下流でアルドル川に合流する。周囲はレリー、シャンブレシー、ロミニー、ポワリーといった村々に囲まれ、いずれも畑が複数の村にまたがって細かく分散する、この地区特有の景観を共有する。村域の標高は最低121mから最高239mに及ぶ。
テロワール
ヴァレ・ド・ラルドル一帯の地質は、粘土石灰岩質(argilo-calcaire)と粘土泥灰岩質(argilo-marneux)の土壌が広がる点に特徴がある。畑は緩やかから中程度の傾斜をもつ斜面畑(コトー)に開かれ、約20のコミューンにわたって小区画が散在するモルスレ(細分化)型の構成をとる。この地区は春の遅霜が発生しやすく、晩霜に比較的強いピノ・ムニエが選ばれてきた結果、ヴァレ・ド・ラルドル全体でも作付けの約75%をピノ・ムニエが占める。ヴィル=アン=タルドゥノワの畑もこの傾向を色濃く反映し、全5.90haのうち約4.70haがピノ・ムニエ、約1.20haがシャルドネで、ピノ・ノワールの栽培は行われていない。
生産者
ヴィル=アン=タルドゥノワの栽培面積は約5.90haと小さく、村内に醸造拠点を構える独立生産者は確認されていない(2014年の調査時点)。栽培者はブドウをネゴシアンや近隣の造り手へ供給する形が中心とみられ、当村のブドウは複数の村を組み合わせたアッサンブラージュの素材として用いられている。実際、北方のラ・ヌヴィル=オー=ラリ(La Neuville-aux-Larris)に拠点を置くChampagne Lasseauxも当村に約50アールの畑をもち、村外の造り手が小区画を所有するこうした姿は、畑が細かく分散するヴァレ・ド・ラルドルの性格をよく表している。
当村と縁の深い造り手として、Champagne Prévost-Hannoteaux(Catherine et David Mimin)が挙げられる。プルミエ・クリュ村サシー(Sacy)に醸造拠点を置く生産者で、当主David Miminはヴィル=アン=タルドゥノワの栽培者(Viticulteur)として村の公式情報に名を連ねる。ブラン・ド・ノワールの「Au Cœur du Village」(プルミエ・クリュ)などのキュヴェを手がけ、当村のピノ・ムニエ主体の畑は、こうした複数村をまたぐアッサンブラージュの一部に活かされているとみられる。
歴史
村域には先史時代から人が暮らし、新石器時代やケルト、ガロ・ローマ、中世初期の遺物が発掘されている。百年戦争では村が焼き討ちに遭った記録も残る。第一次世界大戦では村は全壊(détruit)と認定され、1920年にクロワ・ド・ゲール(Croix de guerre 1914-1918)を受章した。戦後の復興にあたっては、パリ近郊のサン=マンデ市が「戦時代母(marraine de guerre)」として支援を寄せた。村のランドマークであるサン=ローラン教会は1919年に歴史的建造物に指定され、最古の部分は12〜13世紀に遡るロマネスク様式を伝える。
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