Étréchy / エトレシー
エトレシーは、コート・デ・ブラン最南端のヴァル・デュ・プティ・モランに属するプルミエ・クリュの小村。総栽培面積わずか9.60 haのすべてをシャルドネが占め、純粋な白ブドウ産地として格付けを持つ希少な存在です。
基本情報
| 地域圏(Région) | Grand Est |
| 県(Département) | Marne |
| 区(Arrondissement) | Épernay |
| 郵便番号 : | 51130 |
| 面積 : | 6.64 km2 |
| 隣接するクリュ(Coomune) | |
| Soulières, Givry-lès-Loisy, Val-des-Marais, Vert-Toulon, Bergères-lès-Vertus, Blancs-Coteaux, |
「Étréchy」のぶどう畑
| テロワール | Val du Petit Morin |
| 格付け | 90% Premier Cru [?] |
| 栽培面積 | 9.6 ha |
| - Chardonnay | 9.6 ha (100%) |
| - Pinot Noir | 0 ha (0%) |
| - Pinot Meunier | 0 ha (0%) |
| - その他 | 0 ha (0%) |
特徴
エシェル・デ・クリュが存続していた時代、エトレシーは白90%・黒87%という格付けを持ち、2010年の制度廃止後は統一して90%として扱われている。総面積664 haのコミューンに対して栽培面積はわずか9.60 ha、村の大半は農地や森林であり、ぶどう畑は限られた一角に集中する。シャルドネ100%のテロワールから生まれるシャンパンは、白亜質土壌由来の鋭い酸と柑橘系の果実味が特徴で、コート・デ・ブランの典型的なミネラル感を持つ。ただし東向きの主要斜面ではなく丘の裏側に位置するため、畑ごとの個性は比較的地味で、ブレンド素材としての役割を担うことが多い。希少な小産地を探求するマニア向けの産地といえる。
テロワール
エトレシーは、コート・デ・ブラン丘陵の西側(裏面)に位置するため、隣接する東向き斜面の村々とは異なる日照条件を持つ。ぶどう畑は小さな森の下に形成されており、畑の正確な区画の特定が難しいとされるほど、地形が複雑に入り組んでいる。コミューン総面積は664 haに及ぶが、そのうち栽培面積はわずか9.60 haにとどまり、村の大半は農地や森林が占める。土壌はコート・デ・ブラン南部に典型的な石灰岩・白亜質で構成されており、水はけのよい痩せた土がシャルドネの根を深く伸ばすことを促す。全栽培面積をシャルドネが独占する構成は、スリエールやジヴリ=レ=ロワジーといった近隣村と共通するヴァル・デュ・プティ・モランの特徴だが、東向きの主要斜面と比べると日照はやや抑制的で、引き締まった酸味が一層際立ちやすい。
「Étréchy」を拠点とするシャンパン銘柄
参考情報
fr.wikipedia.org, en.wikipedia.org, maisons-champagne.com, winetomas.wordpress.com, Google Maps, OpenStreetMap,
