Arconville / アルコンヴィル

アルコンヴィルはコート・デ・バールのバール・シュル・オウボワ地区に位置するオートル・クリュの村。総栽培面積59haのうち約88%をピノ・ノワールが占め、赤系果実の豊かな風味を持つピノ主体のシャンパンが生まれるコート・デ・バールらしいテロワールだ。

基本情報

地域圏(Région)Grand Est
県(Département)Aube
区(Arrondissement)Bar-sur-Aube
郵便番号 : 10200
面積 : 15.00 km2
隣接するクリュ(Coomune)
Urville, Champignol-lez-Mondeville, Ville-sous-la-Ferté, Baroville,

「Arconville」のぶどう畑

テロワールCôte des Bar
- Bar-sur-Aubois
格付け80% Autre Cru [?]
栽培面積59 ha
- Chardonnay6.1 ha (10.3%)
- Pinot Noir52.2 ha (88.5%)
- Pinot Meunier0.5 ha (0.8%)
- その他0.2 ha (0.3%)

特徴

栽培面積の約88%をピノ・ノワールが占めるアルコンヴィルのシャンパンは、コート・デ・バール全域に共通する赤系果実の豊かな風味と、しっかりとした骨格が特徴だ。標高306mの畑で育つブドウは昼夜の温度差を経て、果実の凝縮感と自然な酸を両立する。シャルドネ比率が低いため全体的にボリューム感のある仕上がりになりやすく、肉料理や熟成チーズとともに楽しみたいスタイルだ。生産者数20軒という規模を考えると流通量は限られるが、コート・デ・バールのグロワーシャンパンに興味を持ち始めた飲み手にとって探す価値のあるテロワールといえる。

テロワール

アルコンヴィルのブドウ畑は村の北西にまとまって広がり、その大部分が南東向きの斜面を形成している。標高306mという高さはバール・シュル・オウボワ地区の中でも比較的高く、冬は冷涼で平均気温1.5°C、年間降水量は904mmに達する。気候区分は「変質した海洋性気候」に属し、ロレーヌ・ラングル高原気候域の影響を受けるため、秋から冬にかけて霧が頻発する。コミューン面積15km²のうち東側と南西・北西の大部分は森林に覆われ、ブドウ畑と農地はその合間に分布する。村内を流れる複数の小河川はアウジョン川を経てオーブ川に注ぎ込む。総栽培面積59haのうちシャルドネはわずか6.10haにとどまり、ピノ・ムニエも0.50haと極めて少ない。この気候と地形の組み合わせが、ピノ・ノワールに充分な成熟と骨格をもたらす基盤となっている。

詳細

アルコンヴィルはフランス・オーブ県バール=シュール=オーブ郡に属し、シャンパーニュのサブリージョンコート・デ・バールの中でもバール・シュル・オウボワ地区に位置する村だ。トロワから南東へ約60km、ショーモンから北西へ約36kmの距離にある。北にバロヴィル、南西にシャンピニヨル=レ=モンドヴィル、西北西にウルヴィルといったシャンパーニュ認定村が隣接する。

畑は村の北西にまとまり、南東向きの斜面が中心を占める。「変質した海洋性気候」の影響を受けて秋冬に霧が多く、冬の平均気温は1.5°C、年間降水量904mm。総栽培面積59haのうちピノ・ノワールが52.20haと圧倒的な主役を担い、シャルドネ6.10ha、ピノ・ムニエ0.50haという構成だ。オートル・クリュ・エシェル・デ・クリュ評価80%(白黒同率)にもかかわらず、ピノ一辺倒の個性的なテロワールを示している。

主要生産者

ベルナール・ゴーシェ(Bernard Gaucher)はアルコンヴィルを含む2村に合計10.5haの畑を所有するレコルタン・マニピュラン(RM)で、1985年から自社醸造によるシャンパン生産を開始した地域密着型の生産者だ。なお、1962年に近隣の生産者たちが共同出資で設立したDe Barfontarc協同組合もこの地区の重要な存在で、アルコンヴィルの生産者の一部が参加している。

歴史

「レ・フルシュ」と呼ばれる地区からはローマ時代の棺桶と武器が出土しており、長い居住の歴史を物語る。中世には修道院領として変遷し、1139年にクリュニー修道院へ、1482年にはクレルヴォー修道院へ所領が移っている。また、ナポレオンの命でスイスのシンプロン峠越え道路を開通させた土木技術者ニコラ・セアール(1745〜1821)がこの村ゆかりの著名人として知られる。

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「Arconville」を拠点とするシャンパン銘柄

参考情報