ボランジェ ラ・コート・オー・ザンファン[2013]Bollinger LA COTE AUX ENFANTS 750ml　アイ村 赤ワイン

Bollinger Special Cuvée / ボランジェ スペシャル・キュヴェはフランス北東部のシャンパーニュ地方で生産される発泡性のワイン、シャンパンです。生産者はBollinger/ボランジェ(NM:ネゴシアン・マニピュラン)です。

映画 007 SPECTRE公開を記念してスペシャルディナーを開催 札幌ワインショップ併設レストラン　ラ・ブリックにて2015年11月に開催いたしました。 テレビ局2社の取材も入り、世界最高峰のシャンパンBOLLINGER4銘柄と、札幌ラ・ブリックが繰り出すノーブルなフルコースのお料理でエレガントな時間を堪能いたしました。 ゲストには、フランス人マルチタレントのクララ・ボダンさんが来店し、シャンパーニュの魅力と、ボランジェについて語って頂きました。 スタッフ一同、ボランジェの魅力、個性を再発見いたしました。 今回、日本における007ボランジェガラディナーは唯一、LA RIQUE札幌のみの開催となりました。 2012年スカイフォール記念007ディナー007のジェームスボンドが最も愛したメゾンとして、シャンパン好きにはたまらないブランドのボランジェです。 NVノンヴィンでのステータスとしては、クリュグを除いては、ダントツに一番でしょう。 創設者であるジャック・ボランジェによって1829年に造られ、その名を冠した名門シャンパーニュ・メゾンです。生産に必要なブドウの約70％を、シャンパーニュ造りに最良とされるグランクリュとプルミエクリュでおもに構成される160haの自社ブドウ畑から供給しています。また、オーク樽での発酵や、カーヴでの長期に渡る熟成など、伝統的な醸造法によって支えられた製品の品質の高さにより、世界的な名声を確立しており、1884年からは英国王室御用達を拝命する希少なメゾンのひとつとなっています。 現在も、設立当時から変わることなくボランジェ一族によって、生産における厳しい基準が保ち続けられ、1992年には、こうしたメゾンが長年守り続けてきた製法と基準を表す“倫理と品質”を『ボランジェ憲章』として発表しました。継承される伝統によって育まれる、一貫したスタイルとすばらしい品質を誇るシャンパーニュを造り続けています。 マダム・リリィ（自転車に乗ってます） 第二次世界大戦が勃発すると、アルデンヌの森から侵攻したドイツ軍！ あっさりとパリを占拠され、すぐに降伏してしまったフランスは、領土の半分をナチスドイツに占領されました。 毎週35万本ものシャンパンをドイツ軍のために供給するという理不尽な要求をつきつけられたのです。 すべてのボトルには「ドイツ軍用」のスタンプを押すことが義務付けられ、この時期のシャンパン・ハウスはドイツ軍専属と化しました。 対戦中のボランジェ・・・ 従業員は引き上げ、トラックや農機具を動かすガソリンが有りません。物資が欠乏していました。 有名なこの写真は、戦時中に自転車で畑を見回るマダム・リリーです。 強い意志を持って、ボランジェを守ってきました。 偉大な年にしか生産されない、アイ村のグラン・クリュで生まれたピノ・ノワールを使った超稀少なシャンパーニュ産赤ワイン。 実は、遥か昔シャンパーニュ地方では赤ワインが有名でした。 フランス宮廷において、アンリ4世のお気に入りは、シャンパーニュ、アイ村のピノ・ノワールを使用した赤ワインだったと言われています。 ラ・コート・オー・ザン・ファンが造られる畑は、20 世紀初頭に、50 人以上の所有者に分割されていましたがジャック・ボランジェが忍耐強く再編し、この一続きの土地を4 ヘクタール所有することになり、2009年からは全て有機農法でブドウが栽培されています。 2012年のシャンパーニュ地方は、収穫量は例年より少なかったものの、 結果的に健全なブドウが収穫でき、優良なヴィンテージとなりました。 驚くほどの凝縮感があり力強い味わいが特徴で 高い熟成ポテンシャルを持っています。 甘草、モレロ・チェリー、エルダーフラワーのジャムのアロマが、カカオのノートへ変化していきます。　　 フィニッシュには、モレロ・チェリーとキルシュの香り。　 果実味が爆発的に感じられ、非常にリッチで、タンニンのストラクチャーがしっかりと感じられます。 　 ボランジェのセラーマスター、マチュー・コフマン氏曰く、　 「今後5年の間に飲んで果実の風味をじっくり楽しむかあるいはセラーで熟成させてまた違った感覚を楽しむこともできます。」とのこと。　 　 良年に少量しか生産されない、貴重なシャンパーニュ地方の赤ワイン。　 ボランジェ ラ・コート・オー・ザンファン最も古典的な留め金、Agrafe Bouchon　アグラフ・ブションというタイプです。 現在、このアグラフタイプで生産されているのは、アンリ・ジロー　フィドシェーヌ、ボランジェR.Dなどだけです。 通常のソムリエナイフのナイフ部分を使っていたソムリエ職の方が、Agrafe Bouchon　アグラフ・ブションのシャンパンを開ける時に、折る事もしばしばです。　 オープナーが無い方は、太めのマイナスドライバーがお勧めです。

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