ローズ・ド・ジャンヌ　レ・ユルシュール　ピノ・ノワールNV（泡・白）

Roses de Jeanne Les Ursules / ローズ・ド・ジャンヌ レ・ウルシュルはフランス北東部のシャンパーニュ地方で生産される発泡性のワイン、シャンパンです。生産者はRoses de Jeanne/ローズ・ド・ジャンヌ(RM:レコルタン・マニピュラン)です。

…正直、これが私の、素直な感想です。前回の入荷は、たしか5年ほど前。その後、中々チャンスが来ず、長らく入荷していませんでしたが、『BRUTUS誌』をはじめ、現地の『ワイン評価本』など、彼の事が紹介される度に、再びご紹介出来る機会を伺っていました。そして今回、とうとう久々に、そのチャンスが到来！『ローズ・ド・ジャンヌ』の造り手、セドリック・ブシャール氏は、シャンパン造りを家業とする家系に生まれますが、自らの手によるシャンパン造りに拘り、『ローズ・ド・ジャンヌ』として独立。現在は、家業のシャンパンも手掛けているようですが、それぞれ名を分け、リリースも別にしているようです。『ローズ・ド・ジャンヌ』は、総面積僅か0．9ヘクタール。なのに、圧倒的な収量の低さが特徴的で、平均26hlという低さ。一本の樹になる、ブドウの房を極限まで減らし、通常は12房程度、グランメゾンのプレスティージものでも8房程度のところを、5房と極端に減らし、ブドウの凝縮感、力を高め、圧倒的な個性を放つシャンパンを手掛けています。元々少ない所有面積で、この低収量、徹底した選果を行い、一番絞りのみを使用、ステンレス・タンクで仕込み、補糖なしで、最後に加えるリキュールデクスペディションも僅か0．7mgと、徹底的にブドウの質を追求し、それを際立たせて生み出される彼のシャンパン。ガス圧は低めで、その事が更に、『ワイン』としての質を際立たせています。ここまで拘る彼。ほぼ全てを1人でこなしながらも、この生産量の少なさにして、区画ごとに仕込み、複数のキュベをリリースしているので、ひとつのキュベの生産量は少ないのです…。そんなセドリック氏のシャンパンが、ロバート・パーカー氏が主宰する『ワイン・アドボケイト誌』180号でも… ◆ロバート・パーカー氏の評価 『爆発的で万華鏡のようなセドリック・ブシャールのシャンパンは、今日、シャンパーニュで最も人々を引きつけるワインであり、ただただ、私は今回試飲した数々に言葉を失い、畏敬に頭を揺さぶられるようだった。読者は、彼のシャンパンを味わう為に何でもすべきだ。』 とまで言わせるほどの強烈な印象を与え、紹介された5アイテムが、『93〜97点』という、高得点を獲得！ジャック・セロスの弟子達と共に、新世代を担う1人として注目を浴びる、セドリック・ブシャール。2000年初りリースにしてこの快挙です。写真で見るセドリック氏の、芸術家のような雰囲気を備えるオーラにも、彼の才能を感じずにいられません。ローズ・ド・ジャンヌ、待ちわびた待望の再入荷です！

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