目次
Roses de Jeanne
ローズ・ド・ジャンヌ別名:ローズ・ド・ジェンヌ
基本情報
| 地区 | Côte des Bar / コート・デ・バール - Barséquanais / バルセカネ |
| 村 | 10110 Celles-sur-Ource / セル=シュル=ウルス |
| 所在地 | 13 rue du Vivier, 10110 Celles-sur-Ource (Google Maps) |
| 公式サイト | https://champagne-rosesdejeanne.fr/ |
| SNS | @rosesdejeanne |
| Tel | +33 (0)3 25 29 69 78 |
| 設立 | 2000 |
| 製造業者種別 | RM |
| インポーター | 日仏商事株式会社 |
| 生産者表記 | CÉDRIC BOUCHARD |
代表キュヴェ
オーブ県セル・シュール・ウールス村にある面積わずか0.9haの「レ・ウルシュル」区画から生まれるブラン・ド・ノワール。白い花や赤いリンゴのクリスプなアロマに、ハチミツ、ウェットストーン、ミントのニュアンスが重なり、時間とともにドライフラワー、レモンコンフィ、マジパンといった複雑な層が現れます。ピロウのようにやわらかくも精密な質感、レーシーな酸、そして卓越した集中力が一体となり、長く続くフィニッシュへと導きます。セドリック・ブシャールが手がけるキュヴェの中でも最も力強さと熟成感を備えたスタイルと評され、ワイン・アドヴォケイト誌では97点という最高評価を獲得したヴィンテージも存在します。
商品更新情報
2026-10-11 21:20:24 コート・ド・ヴァル・ヴィレーヌの商品情報を更新しました。
2026-10-11 18:05:25 コート・ド・ヴァル・ヴィレーヌの商品情報を更新しました。
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
自社畑は約3haで、セル=シュル=ウルスとその周辺に点在する5つの区画から成ります。出発点となったレ・ウルシュルは村を流れるウルス川の左岸にあり、北へわずかに傾く0.97haの畑に1974年植樹のピノ・ノワールが植わります。隣村ポリジーにあるコート・ド・ヴァル・ヴィレーヌは南向きで、こちらも1974年植樹のピノ・ノワールが約1.5ha。ル・クリュ・ダンフェールはセル=シュル=ウルス村内の森に囲まれた急斜面で、西から北西を向き、1990年から91年にかけて父と叔父がレ・ウルシュルの優れた株を選んで植えたマサル・セレクションが育っています。
品種の面で異彩を放つのがラ・ボロレとラ・オート・ランブレです。ラ・ボロレはセル=シュル=ウルスとランドゥルヴィルの間、南向き斜面の上部にあり、1960年に植えられた希少なピノ・ブラン(ピノ・ブラン・ヴレ)が残ります。土壌はポルトランディアン石灰岩の上に60cmの砂質粘土が重なる構成で、コート・デ・バールでは珍しいものです。ラ・オート・ランブレは約0.12haの南向きの小区画で、キンメリジャンの泥灰質土壌に、ムルソーの生産者から取り寄せた5つのクローンのシャルドネが2002年に植えられました。
栽培では10年以上にわたって農薬や化学薬品を使わず、有機肥料のみを用いています。ただし有機やビオディナミの正式な認証は取得しておらず、当主自身は「オーガニックとビオディナミの間」と表現します。収量は意図的に平均約26hl/haまで抑えられ、収穫はすべて手摘みです。この約3haを管理するのは、当主と妻、右腕を務める義弟、そして常勤2名という少人数の体制で、収穫期のみ約40名を季節雇用します。
区画の顔ぶれは固定されたものではありません。2007年に植えたプレスルとコート・ド・ベシャランは、2020年ヴィンテージを最後に生産を終え、代わりにラ・ボロレとル・クリュ・ダンフェールの保有区画が広げられました。ラ・ボロレは2024年に残る区画を取得して0.63haとなっています。さらに2014年からは、オーブ県とコート・ドール県の境に位置するモレム(Molesme)で新たな開墾が進んでいます。この土地はレ・リセの南方に広がり、シトー会修道院によるブドウ栽培発祥の地の一つとされます。ただしシャンパーニュAOCの対象外にあたり、産物は樽で熟成させる非発泡の赤ワインです。
| 栽培面積 | 約3ha(2020年の区画再編後) |
|---|---|
| 栽培面積(2020年以前) | 約3.7ha |
| 区画数 | 5区画 |
| 平均収量 | 約26hl/ha |
| リキュール・ド・ティラージュ | 15g/L |
| 瓶内圧力 | 約3.75気圧 |
| 瓶内熟成 | 3年(1区画のみ1年) |
| ドサージュ | 0g/L |
| 新規開墾地(シャンパーニュAOC対象外) | 3ha中 約1.4ha植樹 |
醸造方針
アッサンブラージュを行わないという原則は、醸造の工程全体にも及んでいます。圧搾は一番搾りの果汁のみを用い、タイユ以降は使いません。発酵はステンレスタンクで土着酵母によって行われ、マロラクティック発酵も経ます。樽は用いず、圧搾時にごく少量の亜硫酸(SO2)を加える以外、清澄も濾過も澱引きも行いません。
瓶内二次発酵では、リキュール・ド・ティラージュを15g/Lに調整し、12℃で3ヶ月かけてゆっくりとプリーズ・ド・ムースを進めます。その結果、瓶内圧力は約3.75気圧と、一般的なシャンパーニュのおよそ6気圧に比べて低く設計されています。瓶内熟成はコート・ド・ヴァル・ヴィレーヌのみ1年、それ以外の区画は3年。デゴルジュマン後の糖分添加は行わず、全キュヴェがゼロ・ドサージュで仕上げられます。
評価
メゾン全体への評価としては、2005年にレヴュー・デュ・ヴァン・ド・フランス(RVF)誌の最優秀若手シャンパーニュ生産者に、2008年にはゴ・エ・ミヨ誌の最優秀シャンパーニュ生産者に選ばれています。その一方で当主は公の場やコンクールへの露出を避ける姿勢で知られ、業界誌からは「最も寡黙な生産者の一人」と評されてきました。
詳細を閉じるキュヴェ一覧
Les Ursules / レ・ウルシュル
単一区画・単一品種が語る、コート・デ・バールの極小テロワール。ゼロ・ドサージュが解き放つ、ピノ・ノワールの純粋な力と凝縮美。
La Bolorée / ラ・ボロレ
ピノ・ブラン100%、0.2haの単一区画から生まれる究極のピュアさと鉱物的骨格
Haute Lamble / オート・ランブレ
0.1haの極小畑から生まれる、透明感と熟度が交差する奇跡のブラン・ド・ブラン。
Côte de Val Vilaine / コート・ド・ヴァル・ヴィレーヌ
単一区画・単一品種・単一ヴィンテージ。コート・デ・バールの孤高のブラン・ド・ノワール。
Côte de Bechalin / コート・ド・ベシャラン
父から受け継いだ0.73haの単一区画。ゼロ・ドサージュが解き放つ、キンメリジャンの純粋なミネラルと凝縮したピノ・ノワールの魂。
Le Creux d'Enfer Rosé de Saignée / ル・クリュ・ダンフェール・ロゼ・ド・セニエ
極小区画0.032haから生まれる、セニエ方式の純粋無垢なロゼ。