ブラン・ド・ブラン　エキストラ・ブリュット『ヴァージョン・オリジナル』[NV]ジャック・セロス≪26 JUILLET 2010≫

Jacques Selosse Version Original Grand Cru Blanc de Blancs Extra Brut / ジャック・セロス ヴァージョン・オリジナル・グラン・クリュ・ブラン・ド・ブラン・エクストラ・ブリュットはフランス北東部のシャンパーニュ地方で生産される発泡性のワイン、シャンパンです。生産者はJacques Selosse/ジャック・セロス(RM:レコルタン・マニピュラン)です。

≪デゴルジュマン　2010年7月26日≫　ジャック・セロスの原料ワインの味わいを楽しめるドサージュ無しの辛口シャンパン。　　アヴィズ、クラマン、オジェ3箇所で造られたワインのブレンドだが、ヴァージョン・オリジナルはクラマンの比率が高く、そのため厚味があり複雑な味わいの原料ワインの持ち味が生きている。　平均年間生産量　300ケース　代々ブドウ栽培農家としてアヴィズ村に拠点を置き、1949年に自社のシャンパーニュ生産を開始したセロス家。その後、ボーヌでワイン造りを学んだアンセルム氏が当主となり、ブルゴーニュの白ワイン造りと同様な「樽発酵」を取り入れつつ、1991年からはビオディナミ農法に切り替える等、伝統的農（製）法が根付くシャンパーニュの土地に新技術を持ち込みました。　テロワールの個性を引き出す術をよく熟知し、畑・ブドウの木との関係を自然に融合させているジャック・セロスのシャンパーニュは、世界中から熱狂的とも言える支持を集めています。　今回ご紹介するのは、かつて「エクストラ・ブリュット」と呼ばれていた「ヴァージョン・オリジナル」。こちらはドサージュを行っていない、ごく引き締まった味わいの一本で、アヴィズ、クラマン、オジェの3つの村で造られたキュヴェのブレンドとなっています。しかしながら、この「ヴァージョン・オリジナル」ではクラマン村産のキュヴェ比率が高いため、ボディに厚味があり、より複雑な味わいという性格が顕著にあらわれているということです。

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