ペルスヴァル・ファルジュ キュヴェ・ジャン・バティスト・プルミエ・クリュ・ブリュット 750ml

Perseval Farge Cuvée Jean-Baptiste / ペルスヴァル・ファルジュ キュヴェ・ジャン・バプティストはフランス北東部のシャンパーニュ地方で生産される発泡性のワイン、シャンパンです。生産者はPerseval Farge/ペルスヴァル・ファルジュ(RM:レコルタン・マニピュラン)です。

熟成15年、年間生産量1000本　フランソワ・フレール社製の樽を使用1995年～1998年をアッサンブラージュしたトップ・キュヴェ「ジャン・バティスト」 品種：シャルドネ55%、ピノ・ノワール30%、ピノ・ムニエ15%アッサンブラージュは1998（50%）、1997（10%）、1996（25%）、1995（15%）。シャルドネはステンレス・タンク、黒ブドウ品種はバレルで6～12ヶ月熟成。リキュールにはサトウキビを使用。 瓶内熟成期間は15年間。ピュピトルに差し手で動瓶を行う。ドザージュは7 g。2013年7月30日にデゴルジュマン。デゴルジュマン後カーヴで6～12ヶ月熟成しリリース。年間生産本数1,000本。 キュヴェの名前はドメーヌの創設者であるジャン・バティストに由来し、彼へのオマージュとして名付けられた。パイナップルやアプリコットのブーケ。複雑味があり、フレッシュでありながら熟成香がある。 『デュセール・ジェルベ2014年版』 （シャルドネ55%、ピノ・ノワール30%、ピノ・ムニエ15%）は、アーモンドやハチミツの香りに支配され、力強さと同時に気品がある。繊細でありながら骨格がしっかりとしている。美しいフィニッシュ。 『アシェット2011年版』 　2ツ星 イザベルとブノワ・ペルスヴァルは、モンターニュ・ド・ランスの1級、シャムリィに4ヘクタールを所有している。黒ブドウと白ブドウをほぼ半分ずつ使用している（シャルドネ55%、ピノ・ノワール45%、ピノ・ムニエ30%）。ドメーヌのこのキュヴェ・プレスティージュは、1995年から1998年のワインをベースとしており、内1/3はマロラクティック発酵せずにオーク樽で醸造されている。複雑味があり、フレッシュでありながら熟成香のあるシャンパーニュ。ドライ・フルーツやコンフィ、ミラベルのオー・ド・ヴィが感じられる。口中は豊かで樽香があり、余韻が長く活き活きとしている。 『アシェット2009年版』 　2ツ星 ペルスヴァル家は18世紀からモンターニュ・ド・ランスの町のシャムリィに定住している。5ヘクタールの畑を所有し、現在は耕転と草生栽培を実施。今回掲載されたキュヴェは樽香が感じられる。キュヴェ・ジャン・バティストは55%白ブドウ、45%黒ブドウ（内35%ピノ・ノワール）から造られ、1997、1996、1995、1992年のアッサンブラージュ。複雑でコンポート、燻した香りやハチミツの香り。すっきりしたアタックで食欲をそそり、非常にバランスが良い。フレッシュさが保たれている。熟成香のあるシャンパーニュが好きな人向けである。 『アシェット2007年版』 　掲載 ペルスヴァル家は2世紀前からモンターニュ・ド・ランスにある絵画のようなシャムリィ村に住み、4へクタールを所有している。シャンパーニュの3品種を使用し、1994年から1996年のアッサンブラージュからなるこのキュヴェは、半分白、半分黒のシャンパーニュ。パイナップルやアプリコットのリッチなブーケで力強いアタック。熟成したワインでアペリティフに良い。 今回の泡は全く知らない・飲んだことのない造り手のものです。 7℃前後で抜栓。明るく薄い黄色、肌理細かい泡、百合、ニセアカシア、ジャスミン、山梔子、花梨の砂糖煮、リンゴの砂糖煮、ビターオレンジ、金柑の砂糖煮、マンゴー、パイナップル、桃、洋ナシ、バター、ヘーゼルナッツ、蜂蜜、オレガノ、タイム、ローズマリー、リンデン、カモミール、フェンネルシード、デイルシード、ミント、桂皮、バニラビーンズ、煙硝、白墨、石英系のミネラル 色はVTを考えると思ったより明るいと感じた。88くらいでもっと濃い場合もあった。グラスを斜めにし、ゆっくりと注ぐ。肌理細かい泡が静かに立ち上る。グラスに鼻を近づけると熟成香と僅かに還元臭？と想える香りがある。しかし、違和感とか異臭ではない。1,995～1998のブレンド。”熟成感があって当然”という声が出席者から聞こえた。”若いワインと熟成したワインでは味と香りに違いがある。当たり前だ”とも言っておられた。それもグラスの半分くらい飲む間に薄まり、気にならなくなった。そして、時間とともに、爽やかにすら感じられるようになった。凄くピュアで綺麗な雰囲気を纏い始めた。酸が強くしっかりしている所為だろう。 そこからの香りは、様々な花（特に山梔子）、最初は色々な果物の砂糖煮系が強かったが、時間と共に、フレッシュなビターオレンジ、トロピカル・フルーツ類も出てきた。更に、バター・ヘーゼルナッツ、蜂蜜があったが、時間経過と共に焦がしたバター、ローストしたナッツに変わり、香ばしさが加わる。 とにかくしっかりとしたコク・どっしりとしたボディが素晴らしく、飲み応えのあるシャンパーニュだ。少し置くと様々なハーブが香り立ち、スパイシーな一面も見せ始めた。そして、高いミネラル感もしっかりとした酒質を支えているのだろう。 素晴らしい。まるで上質なヴィンテージ・シャンパーニュを飲んでいるようだ。ただ、この後に飲む白のヴィンテージを考えると、スタートではなく中間にするべきだったのかな。ヴィンテージを考慮して順序を決めるともっと感動したかもしれない。2014.07.03

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