Domaine Guy Larmandier Grand Cru Cramant Blanc de Blanc Brut 750ml

Guy Larmandier Grand Cru Cramant Blanc de Blancs / ギィ・ラルマンディエ グラン・クリュ・クラマン・ブラン・ド・ブランはフランス北東部のシャンパーニュ地方で生産される発泡性のワイン、シャンパンです。生産者はGuy Larmandier/ギィ・ラルマンディエ(RM:レコルタン・マニピュラン)です。

ドメーヌ・ギィ・ラルマンディエ グラン・クリュ・クラマン・ブラン・ド・ブラン 9℃前後で抜栓、明るく薄い黄色、木目細かい泡、白い花、百合、ニセアカシア、 グレープフルーツ、林檎、果物の砂糖煮、花梨、ビターオレンジ、ライム、バター、 蜂蜜、ナッツ、オレガノ、タイム、ローズマリー、タラゴン、フェンネルシード、 アニスシード、腐葉土、ヨード、石英系のミネラル、薄い色合いと木目細かい泡を 持ち、綺麗な花と熟した果物の感じが綺麗に広がってくる。華やかでフルーティー だが、以前に比べ果物の砂糖煮や蜂蜜などが綺麗に現れ、爽やかな中に果実の甘さ やどっしりとしたコクを感じる。以前からじっくりと味わえるシャンパンだったが、 今のこれは見事な熟成を成し遂げたようだ。きっちりとした輪郭を持ち軽やかだが、 様々なハーブとミネラル系のニュアンスからは、複雑で心地良い苦みや味わい深く 飲み応えのあるアフターを感じる。より美味さが増したようだ。当然、一部トップ キュヴェに求められるような濃く、強く、こってりとした甘さには至っていないが、 諄さやきつさは感じられず、1万円クラスのものに匹敵するレヴェルで、最高の バランスを熟成により手に入れたようだ。

H19.05.26 と同時にテースティングしました。当然素晴らしいピノ・ノワールの出来る グラン・クリュ、アンボネイ村のエリック・ロデズとシャルドネの栽培しか許されていない グラン・クリュ、ル・メニル・シュール・オジェという全く違ったタイプのシャンパーニュの 飲み比べです。あまり同時にテイスティングする意味もないのだが。ほんとうはただ飲みたい だけなのです。前回アンボネイ村のアンリ・ビリオのキュヴェ・トラディションは、とても僕 の好みのタイプで本当に美味しかった。甘いミルキーのような長い余韻が印象的でした。 だから今回のエリック・ロデズも楽しみです。またギィ・ラルマンディエもサロンのような タイプではないのかとわくわく楽しみです。 9〜10℃で抜栓、淡いイエロー、レモン、青いリンゴ、グレープフルーツ、トースト、白い花、 ナッツ、ハーブ、蜜の香りも、とても極め細かく柔らかい泡が1本の煙のように立ち上がって います。酸のキレが心地良く、爽やかで飲み易くアフターも素晴らしい。以前とても感動したラルマンディエ・ベルニエのノン・ドゼ （ノン・ドサージュ）に似ているような感じです。名前から して同じラルマンディエ、親戚関係かもしれません。30分ほど置いて温度が高くなると、黒糖、バター、花梨が顔を覗かせる。とても複雑でじっくりと楽しむことも出来るものと確信。 一生懸命に造った葡萄から、最高のものを造ろうとする生産者の意欲が感じ取れる調和の とれた作品と言えます。このギィ・ラルマンディエのシャンパーニュは現在でもお世辞抜きに旨い。しかし同時に飲んだエリック・ロデズは、もう暫くセーラーで熟成させた方が 良いかもしれない。はっきりは言えないが、エリック・ロデズにはグラン・クリュ用のグラスを使うべきだったかもしれない。

H15.7.26

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  シャルドネの聖地、コート・デ・ブランで、最も美しい景観をたたえるクラマン村に多くの畑を所有。本拠をヴェルトゥ村に置き、ブラン・ド・ブランのお手本のようなシャンパーニュ を産み出すドメーヌ。 現在はギィ・ラルマンディエの息子、当主のフランソワ・ラルマンディエが醸造・栽培を取り 仕切る。ギィ・ラルマンディエのシャンパーニュの素晴らしさはクラマン村の精妙さに集約さ れる。クラマン村はブルゴーニュのコルトンの丘に似た形をもち、丘をぐるりと取り囲んだ東 向きの斜面がある。シャープなブラン・ド・ブランを産み出すアヴィズ村、オジェ村、ル・メニル 村といった村では表土の浅い東向き斜面であるのに対して、クラマン村はやや厚めの表土 と南向きの斜面を持つため、シャープなキレをもちながらも豊かな果実味と柔らかさを持つ 葡萄を産み出している またコート・デ・ブランの中でも最も日照に恵まれる丘のため、品質の安定感は随一である。 一方、本拠のあるヴェルトゥ村は、コート・デ・ブランの格付村の中では唯一ピノ・ノワールの 栽培が許された村で、粘土の表土が多い一部の区画から優れたピノ・ノワールを産み出す。 ギィ・ラルマンディエでも0.7haのピノ・ノワールの畑をもち、ヴェルトゥに10％ブレンドしテロワ ールのエッセンスを詰め込む。 2000年度には、ヴィナリースのコンテストでもクラマン・ブラン・ド・ブラン・ブリュットが最優秀 を獲得。村名を名乗り、テロワールを表現するのはレコルタン・マニピュランの特権だが、 彼らはクラマン、ヴェルトゥの両村において大成功を収めている。 1977年という若い元詰めの開始にもかかわらず、ブラン・ド・ブランの神髄ともいえるスタイ ルと品質で名高いドメーヌ。R.パーカー氏の高い評価によって急激に需要が高まったが、この 家族には全く浮かれたところが見られない。 2000年に父ギィ・ラルマンディエが天に召されたが、当主フランソワ・ラルマンディエが取り 仕切るドメーヌに変わりはない。  

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