サロン[2007]

Salon Brut Blanc de Blancs 2007 / サロン ブリュット・ブラン・ド・ブラン 2007はフランス北東部のシャンパーニュ地方で生産される発泡性のワイン、シャンパンです。生産者はSalon/サロン(NM:ネゴシアン・マニピュラン)です。

【泡：白：辛口】【フランス：シャンパーニュ】 【品種：シャルドネ100％】 【容量：750ml】【アルコール度数：12％】SALON サロン 　 卓越したヴィンテージにのみ造られる 究極のブラン・ド・ブラン !! 　　　至高のシャンパーニュ ≪サロン≫は 　　　毛皮商として成功し、美食家として知られたウジェーヌ・エメ・サロン氏 　　　により1914年に創立されました。 　　 　　　サロン社で生産されるシャンパーニュの原料は、 　　　優良なシャルドネの産地として知られる「コート・デ・ブラン」の 　　　グラン・クリュ100％格付けの最上質のシャルドネ種のみ。 　　　良い年の単一の生産年のブドウのみでシャンパーニュを造るため、 　　　1世紀におよぶ歴史のなかで、わずか30強のヴィンテージしか 　　　リリースされていません。 　　　さらに、生産量も年間わずかに4万本ほどで、 　　　ヴィンテージ表示するシャンパーニュに定められる瓶熟期間の 　　　約3倍にあたる10年前後と極めて長い熟成を行なっています。 　　　15ha畑のブドウのうち「サロン」になり得なかったブドウは、 　　　セカンドワイン的存在の「ドゥラモット」になります。 　　　収穫されたブドウはソフトな圧搾により得られる、キュヴェと呼ばれる 　　　一番絞りの果汁のみを使用します。イノックスでの低温によるアルコール 　　　発酵の後、樽は一切かけず、加えてマロ・ラクティック醗酵もおこさず、 　　　ワインは瓶内で時を過ごします。 　　　この瓶熟の期間が非常に長いのがサロンの特徴のひとつで、 　　　この過程で徐々に酸を和らげ、さらにうまみが醸成されるのです。 　　　リリース前に行うデゴルジュマンでは、1リットルあたり5グラムと 　　　通常のブリュットの3分の1ほどのドザージュとなっています。 　　　ブラン・ド・ブランというと軽やかですっきりしたタイプのシャンパーニュ 　　　を思い浮かべますが、サロンは全くといっていいほど異なります。 　　　ソフトな口当たりながら、熟成に由来する風味、テロワールからくる 　　　ミネラルなどが複雑さを醸し出し、深みとふくよかさに満ちた、まさに 　　　サロンならではの世界が広がります。 　　　さらにそれぞれのミレジムの個性が彩りを添え、加えて余韻の長さも 　　　尋常ならざるものがあります。 　　　多くのシャンパーニュはリリースされてすぐを飲み頃としていますが、 　　　サロンにこの常識は通用しません。 　　　モンラッシェを始めとするブルゴーニュのグラン・クリュと同じように 　　　じっくりと熟成を重ねることができる、というより熟成させてこそ、その 　　　高いポテンシャルが開花します。リリースされてから20年以上の瓶熟 　　　も可能で、30年、40年と成長するミレジムも見られます。 　　　繊細な泡立ち、果実味、酸味のたぐい稀なバランス、豊かなボディを 　　　備えた後味の長いシャンパーニュは、しばしば【幻】という形容詞が 　　　されるほど希少な存在となっています。

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