ジャック・ラセーニュ エクストラ・ブリュット・ロゼ　キュヴェ・ロゼ・ド・モングー[NV]【正規輸入】

Jacques Lassaigne Rosé de Montgueux / ジャック・ラセーニュ ロゼ・ド・モングーはフランス北東部のシャンパーニュ地方で生産される発泡性のワイン、シャンパンです。生産者はJacques Lassaigne/ジャック・ラセーニュ(NM:ネゴシアン・マニピュラン)です。

■ Extra Brut Rose Cuvee　Rose de Montgueux （エクストラ・ブリュット・ロゼ　キュヴェ・ロゼ・ド・モングー） このロゼに使用されていたモングーで栽培されていたピノ・ノワールは、現在全てシャルドネに植え替えられており、殆ど在庫が無い、ラセーニュの幻キュヴェとなっております。 【使用品種】シャルドネ85％、ピノ・ノワール15％ 【ブレンドヴィンテージ】2004年100％（ミレジムは名乗っていません） 【ドサージュ】4グラム（このキュヴェがドサージュを行った最後のものです） 【醸造】ステンレスタンク85％、木樽13％、MLF、無濾過 【瓶内熟成】最低18ヶ月間 【タイプ】ロゼシャンパーニュ・辛口 通常ロゼシャンパーニュは、黒葡萄をアピールする事が多いのですが、エマニュエルさんは、『私は飲んだら、ちょっとコクのあるブラン・ド・ブランを飲んでいるロゼを造りたかった』とコメントしてくれた、軽やかかつミネラルの骨格を持つ、特別なロゼです。ジャック・ラセーヌは、シャンパーニュ地方の最南端、ブルゴーニュのシャブリに近いモングー村（Montgueux）の生産者。シャンパーニュのエペルネーから南に約80kmのところにあるトロワイエの町に近いここは、周囲は広大な農地で、その中にポツンとモングーの丘がある、一見葡萄栽培を行っているようには見えない地です。ちなみにトロワイエは、日本とゆかりのある場所で、明治時代に政府の命を受けてぶどう栽培の研修に来た3人の日本人青年が訪ねた地として知られます。フィロキセラ前の当時は、エペルネからこの一帯まで一面ぶどう畑が広がっており、ここで「本場のワイン作り」を学びました。そのモングーですが、白亜紀の石灰土壌がせり上がった地質を持ち、最高のシャルドネの産地。ラセーニュの畑は、丘の上の抜群の日当たりと、吹き抜ける風によるミクロクリマがあり、昔から素晴らしいシャルドネが栽培されています。白亜質の強い土地が続き村全体で186haある畑の85％はシャルドネが植えられており、「第2のコート・デ・ブラン」と呼ばれる栽培地です。フランスのワインが世界的に注目され始めて間もない頃の1964年、現在の責任者エマニュエル・ラセーニュ氏の父ジャックさんが、生まれ故郷であるこの村の恵まれた立地条件を持つ土地に惹かれ、「ここなら素晴らしいワインができるはず」と兄弟4人でゼロから始めます。斜面に広がる優れた畑を少しずつ購入し拡張しながら、ぶどうの苗木を自分達の手で植えていき、その時も、白亜質の土壌から、シャルドネに向く事に気が付き、今現在、エマニュエル・ラセーニュさんに継承されています。ちなみにエマニュエルさんは、少量植えられていたピノ・ノワールを全て抜き、シャルドネオンリーの栽培に転化しています。 ■素晴らしいテロワールをそのまま味わいに引き出すため、殆ど農薬などは使用しない栽培方法 自然に優しい「昔ながらの栽培」を引き継いで丁寧な栽培をしています。手間暇かかる畑作業は、父とエマニュエル兄弟の他に従業員一人を雇って4人で作業をしています。傾斜も結構厳しい所ですので、栽培は大変だと思いますが、丘の上に立つと、本当に周りは何もなく、この丘が得意な地形なのが判ります。 ←カーヴ内から見ることが出来る、白亜質土壌の地層。モングーは30センチも掘れば、この土壌に行きつくそうです。 ■ 醸造方法 ぶどうに由来するデリケートな芳香成分を失わないように、次の点に注意して作業をしています。 【1】醸造・熟成中はポンプを極力使わない作業をする。 【2】亜硫酸を極力使わない醸造。一般的なシャンパン作りでは醸造中のいろいろな過程で亜硫酸を加えるが、そのせいでぶどう本来の香りを無くし、頭痛がするシャンパンになるのです。できるだけ使用を抑えたシャンパン造りを心がけています。 【3】原酒作りは、ノンコラージュ、ノンフィルター。 【4】原酒のブレンドは収穫年のワインを主体（60〜70％）にして、前年のリザーヴワインを30〜40％混ぜています。 【5】現在、全てのキュヴェが補糖ゼロ、ドサージュゼロを行う。

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