【ピエール・ジェルベ】レゼルヴ・ブリュット[NV](スパークリングワイン)[750ml][フランス][シャンパーニュ][シャンパン][辛口]

Pierre Gerbais Réserve / ピエール・ジェルベ レゼルヴはフランス北東部のシャンパーニュ地方で生産される発泡性のワイン、シャンパンです。生産者はPierre Gerbais/ピエール・ジェルベ(RM:レコルタン・マニピュラン)です。

ボディ ライト フル 味わい 辛口 甘口 タイプ キレ コク PIERRE GERBAIS Réserve Brut 生産国 　フランス　シャンパーニュ 容量 　750ml 生産地 　コート・デ・バール ヴィンテージ 　— 種類 　スパークリングワイン アルコール度数 　12% シャンパーニュ南部の産地コート・デ・バール地区の中心地で5つの谷が交わる交差点、セル・シュール・ウルス村に4世代に渡り続く家族経営ドメーヌ。 醸造はステンレスタンクとバリックを併用しながら品種、区画毎に細かく行い、「この大地は未来の子供達からの借り物である」という想いから1996年からAMPELOSという認証の下、自然環境に優しく持続可能なワイン造りをいち早く実践しています。 シャンパーニュとブルゴーニュの融合を図る"若手新世代生産者" シャルドネのフィネスとピノ・ノワールの力強さにピノ・ブランが他では見られないエキゾチックな特徴を与えている。 ピノ・ノワール50％、シャルドネ25％、ピノ・ブラン25％。 30ヶ月間の瓶熟成。 ぶどう品種 (セパージュ) ピノ・ノワール50％、シャルドネ25％、ピノ・ブラン25％現在ドメーヌでは世代交代のまっ最中で23歳オーレリアン・ジェルベが中心となり、父と共にドメーヌ運営を取り仕切っており、若者らしく様々な改革を大胆に進めています。 「シャンパーニュになる前の段階のワイン造りをしっかりと学びたかった」という理由から、アヴィズの醸造学校ではなくブルゴーニュ・ボーヌの醸造学校で学んでおり、グロ・フレール・エ・スール、アルヌー・ラショー、ジャン・グリヴォーという一流ドメーヌの跡継ぎと、同時期の仲間として学びました。 互いに影響を受け合っており、「ブルゴーニュ・スタイルのテロワールが現れた自然体なシャンパーニュを造りたい」、と熱く語っています。コート・デ・バールというブルゴーニュとシャンパーニュの中間地にて双方の良さが自然と融合したセンスの良さを感じさせる今後注目の若きヴィニュロンで。 一般的にはピノ・ノワールの多い地域の中、ジェルベでは伝統的に白葡萄の比率が高く、特記すべきはピノ・ブランを4.5ha植えており、最終のブレンドに大きな個性をもたらしています。 キンメリジ階に粘土石灰質の土壌に歴史古いドメーヌらしく斜面好立地に18.5haを有し平均樹齢は30年を越え、中には100年の樹もあります。 古木のピノ・ブランとノンドゼのブラン・ド・ノワール、セル・シュール・ウルスの新星ピエール・ジェルベ 2018/05/16 　シャンパーニュに使われる品種は7種だ。主要なシャルドネ、ピノ・ノワール、ムニエのほかに、ピノ・ブラン、アルバンヌ、ピノ・グリ、プティ・メリエの4種がある。1919年に法が定められ、27年に修正された際の規定は、「ピノの多様な品種とアルバンヌ、プティ・メリエ」となっている。ピノの多様な品種はピノ・ノワールだけでなく、シャルドネ、ムニエ、ピノ・ブラン、ピノ・グリを含む。主要3品種の栽培面積は97%を占め、残りの3%にマイナー4品種が植えられている。 　4品種の中で、コート・デ・バール地区で目にする機会が多いのがピノ・ブランだ。最も重要な生産者が、セル・シュール・ウルスにいるローズ・ド・ジャンヌとピエール・ジェルベ（Pierre Gerbais）。セドリック・ブシャールの造るピノ・ブラン100%の「ラ・ボロレ」（La　Boloree）とオーレリアン・ジェルベの造る「ロリジナル」（L'Originale）は探してでも飲むべきワインだ。2人は年齢も家も近く、親密に交流している。 　セル・シュール・ウルスにピノ・ブランが植えられてきたのは、その地勢と関係している。セーヌ川が流れ、4つのヴァレーに囲まれるこの村は湿度が高く、昔から霜害にあいやすかった。そのため、生育の遅いピノ・ブランを植えるのが広まった。 　オーレリアンもセドリックも、ブルゴーニュの影響を受けている。セル・シュール・ウルスからシャブリは30分、ディジョンは60分と近い。醸造学校は、アヴィーズもボーヌも1時間半の距離にある。オーレリアンは、ボーヌの学校で5年間にわたり学ぶ方を選んだ。ニュージーランドのヌイドルフで研修もした。 　「私の精神的な父親は、サン・トーバンのオリヴィエ・ラミー（ユベール・ラミー）だ。29歳のおない年のシャルル・ラショー（パスカル・ラショー）が一番の親友だ。シャルルがラルー・ビーズ・ルロワを見習って、ブドウ樹の枝先を切らずに伸ばす栽培法をしているが、それも試している。自分はシャンパーニュ人というよりはブルゴーニュ人だと思っている」 　祖父の時代に0.4haだった畑は、2009年に継承した4代目オーレリアンの代で18haにまで拡大した。キンメリジャン土壌に、わずかなポートランディアン土壌が含まれる。サステイナブル農法のアンペロス（Ampelos）の認証を受けている。ヴィルマールやジョフロワも認証を受けている団体だ。 　最も重要なキュヴェは、ピノ・ブラン100%のオリジナルだ。「ピエール・ジェルベ　ロリジナル　エクストラ・ブリュット」（Pierre Gerbais　L'Originale　Extra　Brut）は、南向き斜面の樹齢60年から80年の2つの区画の2014年から。ステンレスタンクで醸造。黄桃、パイナップル、タマリンド、熟した果実の押し出しが強いが、パレットはデリケート、生き生きしていて、リフレッシュさせられる。繊細さとチョーキーなミネラル感のあるライトボディだが、エネルギーが詰まっている。ピノ・ノワールの骨格とシャルドネの酸の両方を備える不思議な味わい。ハチミツとハーブのタッチがあるフィニッシュ。ドザージュは3、4g/L。92点。 　「ここのピノ・ブランのクローンはブルゴーニュのシトー修道院周辺から来たといわれる。ブドウの房も実も小さい。アンリ・グージュのグージュ・クローンのように、ピノ・ノワールは突然変異する。生産量は少ないが、ピノ・ブランはセル・シュール・ウルスの象徴であり、我々の家族にとっても大切なブドウ」 　オーレリアンは興が乗って古いボトルもア・ラ・ヴォレでデゴルジュしてくれた。「ピエール・ジェルベ　ロリジナル　エクストラ・ブリュット」（Pierre Gerbais　L'Originale　Extra　Brut）は2007年のブドウから造られ、デゴルジュマンは2011年。黄色のキューイ、パパイヤ、シナモン、トロリとした口当たりで、肉厚。ピノ・ノワールと同様に、ストラクチャーを保ちながら、エレガントに進化している。古木のせいもあって、エキスが凝縮している。「キンメリジャン土壌のピノ・ブランはシャブリのように熟成するんだ」とオーレリアン。93点。 　ベーシックなキュヴェ「ピエール・ジェルベ　グレイン・ド・セル　エクストラ・ブリュット」（Pierre Gerbais　Grains de Celles　Extra　Brut）はピノ・ノワール50%、シャルドネとピノ・ブラン各25%。2014年をベースに5%のリザーブワインをブレンド。瓶内熟成は30か月。洋ナシ、オレンジ、ブリオッシュ、果実の力はあり、横に広がる。丸いパレット、フィニッシュはおおらか。アプローチャブル。ドザージュは3g/L。89点。 　コート・デ・バールのシャルドネの可能性を示すのが「ピエール・ジェルベ　ロズモズ　エクストラ・ブリュット」（Pierre Gerbais　L’Osmose　Extra　Brut）。南向きと北向きの樹齢50年以上の区画から。力強く、厚みのある果実が詰まっていて、レモンカード、ペイストリー、フレッシュ感と塩気がボディを引き締めながら、豊かさと深みがある。ストラクチャーはしっかりしているが、緊張感は失っていない。バランスがとれている。ステンレスタンクで熟成。92点。 　驚かされたのが亜硫酸もドザージュもゼロのブラン・ド・ノワール「ピエール・ジェルベ　ロダス　ブリュット・ナチュール」（Pierre Gerbais　L'Audace Brut Nature）。樹齢70年の北向き斜面リューディ「サン・マリー」（Sainte-Marie）から完熟を待って摘む。濃厚で、凝縮していて、トロミが豊か、クリーミィなテクスチャー。野バラ、マンゴ、うまみあふれるパレット、多層的な果実が折り重なり、深みがある。シームレスな緊張感に縁どられ、心地よいほろ苦みを帯びたフィニッシュが口中で長く反響する。樽を使わないエグリ・ウーリエのたたずまい。驚くべきお買い得。94点。 　ブルゴーニュ的なワインらしさを備えるシャンパーニュばかりだが、樽は使わずに、ステンレスタンクで醸造する点はセドリック・ブシャールと共通する。今後が楽しみな新星だ。 　輸入元は豊通食料。

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